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© ENHANCE GAMES / DEVELOPED BY MONSTARS INC. AND RESONAIR ORIGINAL GAME © 2001 SEGA “PLAYSTATION” IS A REGISTERED TRADEMARK OF SONY COMPUTER ENTERTAINMENT INC. “PS4” IS A TRADEMARK OF THE SAME COMPANY.

【VRヒストリー】15年の時を経て、PSVRで蘇る。「共感覚」がテーマの異色ゲーム「Rez」

更新日:

こんにちわこんばんわ。

VRにまつわる歴史のあれこれを、筆者の体験を交えたり交えなかったりしながらつづっていく「VRヒストリー」。

今回は、こちらです。

© ENHANCE GAMES / DEVELOPED BY MONSTARS INC. AND RESONAIR
ORIGINAL GAME © 2001 SEGA
“PLAYSTATION” IS A REGISTERED TRADEMARK OF SONY COMPUTER ENTERTAINMENT INC.
“PS4” IS A TRADEMARK OF THE SAME COMPANY.

 

ザ・3D! って感じの映像ですが、決して最近のVR元年でポッと出たものではないんですよこれが!(ちょっと語気強め)

なんせ15年選手ですよこちらは! 15年!(鼻息荒く)

 

2016年10月に米Enhance Gamesがリリースした音ゲー「Rez Infinite」

こちらは2016年10月にリリースされました、PS4 / PSVR対応ソフト「Rez Infinite」というゲームのプレイ画面です。

Rez Infiniteは音楽ゲームの要素を取り入れた3Dシューティングゲーム。

不思議な空間に浮き上がった主人公をコントローラーで操作しながら、敵を標準に合わせてロックオンして、レーザーを発射して倒していくのですが、レーザー発射と敵の破壊音がリズムボックス的な音になっておりまして、連続で破壊していくとリズムになるんです。

さらにバリバリと敵を倒していくと、そのリズムにいろんなSEが加わっていって、気が付くとテクノ的なダンスミュージックを奏でているような感覚になります。

これがねー、テクノ好きにはかなりぐっと来るんですよ。やってるのはシューティングゲームなんだけど、それとは別に自分で弾けないはずの楽器を弾いてるような錯覚を覚えるくらいに体にしっくりと来るんですね。それも大好きな四つ打ちで。

 

あれ? 私、PS4もPSVRも持ってないのに(PSVRほしい)、なんかやってきました的な語り口で書いてますね。

そりゃあそうです。

だって、15年選手ですよ、15年!(机をバンバンとたたきながら)

「Rez Infinite」は2001年に発売された「Rez」のリマスター版

実はこのゲーム、もともと2001年にPS2とドリームキャストでリリースされた「Rez」(セガ)のリマスターなのです。

Rez - Wikipedia日本語版

もちろん、私のプレイ経験も、その15年前のプレステ2。

当時は一瞬のうちに気に入って、夢中になってプレイしていた記憶が今でも鮮明に残っています。ベースやバスドラムの音に合わせてコントローラーがちゃんと震えるし! とにかく音が良かった!

上記Wikipediaにも書かれていますが、参加している音楽アーティストが通好みでしてね、

(すべてリンク先はWikipedia)という、テクノ好きにはたまらないメンツだったものですから、クラブ・ミュージックが大好きな私にはドストライクなゲームでした。

あの日本人クリエーターが生んだ異色作。テーマは「共感覚」

このゲームを開発したのは日本人です。今回のリリース先であるEnhance GamesのCEOであり、「セガラリー」「スペースチャンネル5」のヒット作を持ち、音楽ユニット「元気ロケッツ」のプロデューサーとしても知られる、この方。

水口哲也さん。

2001年当時、この「Rez」は全くもって異色の作品でありました。過去、音や映像をフル活用して五感に訴えかけようとするゲームはちょこちょこっとありました(個人的には、藤井フミヤさんの「BABY UNIVERSE」も嫌いじゃなかったなー)が、このRezは、その訴えかけ方が半端じゃなかったんですよね。

なんせ、メインテーマが「共感覚」でした。

音に色があったり、はたまた文字や単語に色や音を感じたりする、「本来の感覚に別の感覚が合わさるような感覚」を共感覚(ジナスタジア)と呼びますが、水口さんがこの共感覚をゲームとして表現しようとしたのが、「Rez」だったんですね。

当時はファミ通とかメジャーなゲーム雑誌でも大きく取り上げられていました。だって、「スペースチャンネル5」で一世を風靡したセガの人気クリエイターの次回作がこれですよ?

当時はPS2がリリースされて1年経ち、PS2の高いポテンシャルを生かすような作品がぞろぞろと出始めていた時期に飛び出した水口さんの作品がこれでしたから、そりゃあもうみんなぶったまげたわけです。

(写真はRez Infinite)

月並みの言葉になりますが、当時は未来を感じましたねえ。ふわーりと浮かぶ人型の無機質な主人公と、バッキバキの四つ打ちと、3D全開な世界観が見事なまでにリミックスされて、ゲームとして昇華されていました。

PSVRにフル対応! 新ステージ追加! 音楽制作陣そのまま! で15年ぶりに復活

2015年の12月、ソニーはPlayStation(R) Experience 2015にてこのRezの復活を発表します。

制作陣(水口さん)も、上記の楽曲提供陣も全てそのままに、PS4に加えてPSVRに対応する!という、まさに「Rez」の出自を知るものとしては胸熱なニュースでございました。いやー、感動したなあ。

2か月前にリリースされた「Rez Infinite」では、新たに「Area X」というステージが設けられたそうです。一度リマスター分の全ステージをクリアしないと体験できないというその新ステージは、実際にPSVRでプレイした方に聞けば

「マジでヤバい」(遠くを見つめながら)

……筆者の友人

聞けば、PSVRだと120フレーム/秒だっていうじゃないですか!

さらに、音声も(おそらく)バイノーラル効果でグリングリンらしいじゃないですか!

友人はそのあと「テクスチャがやばい」とボソッとつぶやいたまま、また遠くを見つめておりました。どうした! 友人!

そんな遠くに行ってしまいそうなRez Infiniteのティザー動画がコチラ。

15年の時を経て、こんなどえらいもんができちゃうなんて。

凄い世の中になってしまったもんです……(友人と一緒に遠くを見つめる)

 

 

※本記事はEnhance Games様ご提供のプレスキットを使用しています。

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