Youthのチカラ コラム

VRSionUp! #2へ行って、Laval Virtualに挑戦する学生のチカラと「Vケット2」の真の魅力に触れてきました!

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その日。筆者は六本木ヒルズにおりました!

3月1日、GREE VR Studio LabはVRに関する研究をベースにしたワークショップ「VRSionUp! #2」を開催しました。

VRSionUp! #1へ行って、世界に挑戦する情熱と「アバター・ボイスチェンジ研究」の最前線を感じてきました!

2019年一発目の取材は、こちらでございます! GREE VR Studio Labは11日、VRに関する研究をベースにしたワークショップ「VRSionUp! #1」を開催しました。 今回VRonはこ ...

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前回に引き続き、VRonはこちらのワークショップにお邪魔させていただきましたよ。前回以上に今回は内容が盛り沢山! 駆け足でご紹介してまいりましょう。

なお、当日の模様はイクスアール株式会社さん協力のもと、YouTube Liveで配信されましたので、以下のアーカイブ動画をぜひご覧頂きながらどうぞ!

(2019/3/1) VRSionUp! #2
https://youtu.be/D5ZIIRQCoIc?t=1800 (メインカメラ:開始は30分00秒あたりから。頭出し済)
Live Camera
https://youtu.be/mPDz5FPnyCo?t=2785 (ライブカメラ:開始は46分25秒あたりから。頭出し済)

「VRSionUp! #2」現地レポート

「VRSionUp!」は、「VTuber関連技術のR&D促進」「異業種R&D連携強化」「業界振興・イノベーション型人材の支援発掘や育成」の3つを推進する先端研究組織「GREE VR Studio Lab」による「VRを通したイノベーションの発掘」をテーマにしたVR研究系ワークショップです。

「しらいはかせ」こと白井暁彦さん (GREE VR Studio Lab Director)が主催されていまして、今回が3回目の開催となります。それでは、開催されましたテーマ順にババーっとご紹介してまいりましょう!

「Laval Virtual 2019」予習会(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)- Embodied media)

まず、3月20日~24日(現地時間)の日程にてフランスで開催されます「VRの祭典」『Laval Virtual 2019』の「ReVolution #Research」に採択された、慶応義塾大学KMDの皆さんによる作品「PINOSE」、「TeleSight」の体験が実施されました。

TeleSight」 古川 泰地/須川 萌 所属:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科Embodied media

まずは、古川 泰地さん、須川 萌さんのお二人による「TeleSight」から。チーム「マネキンヘッズ」として出場したIVRC 2018決勝では、見事「Laval Virtual Award in IVRC2018」を受賞しています。

「TeleSight」は、VRHMDとマネキン型の現実拡張デバイスを用いたデモンストレーションです。

HMDを使ったVRコンテンツ体験における弱点の一つとして、HMDを装着していない第三者に体験を伝えられない、という観点があります。例えば複数のHMDを同期させたりすることで体験者数を増やしたり、VRで表示されている2D映像を外部ディスプレイに公開することなどはできますが、VRコンテンツそのものを同時に共有し体験できる、という点では根本的な解決手段にはなりません。

そこで「TeleSight」では、HMDを用いたVR体験で最も重要である「視界」に着目しています。

HMDをかぶった体験者が見ているコンテンツは後方にある半円状のスクリーンに投影されていて、その中央にあるマネキンがHMD体験者の視界に同期する形で可動します。

このマネキンの目の部分を、別の体験者が視線を遮るようにして隠すと、HMD体験者の視界も手のCGで覆われる、という仕組みです。今回の展示ではこの仕組を使ったVRゲームコンテンツが可動しており、二人一組でゲームを楽しめるようになっていました。

発表にて古川さんは、Laval Virtualに向けて「DCEXPOでのデモを通じて様々な意見を頂きましたが、「体験の楽しさ」についてはまだまだ改善の余地があると感じています」ということで、フランスでの本番に向けてコンテンツの改良を進めているそうです!

PINOSE」 代田兼一郎/鵜重誠/清水光二/浅田七星/青木悠 所属:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科Embodied media

続いて、IVRC 2018ではチーム「しゅわっと」として出場し、揃って「Laval Virtual Award in IVRC2018」を受賞した「PINOSE」。

「PINOSE」は世界的に有名な童話「ピノキオ」を題材にしています。ピノキオが嘘をつくと鼻がビュイーンと伸びてしまいますが、この「鼻が伸び縮みする体験」をVRコンテンツと併せて擬似的に体験できるデモンストレーションです。

HMDにはOculus Goをベースにしたシステムを使っている他……

目の前には3つのディフューザーを使用。ここから3つの香りを出すことで「伸びた鼻で嗅いでいる香り」を体験できるようになっていました。その他に振動子なども仕込まれていて、鼻が物にぶつかる、といった体験も表現していますよ。

今回展示されたバージョンでは、従来無線LANで行っていたが故に不安定だった通信を有線接続するように改造されていて、安定動作を実現したそうです。今後は現在むき出しになっている配線類を綺麗にする改良や、「鼻の重さ」や「温感」も体験できるようにコンテンツをアップデートするなどの作業をおこなっているそうですよ!

「バーチャルマーケット2」予習会

主催者:動く城のフィオ(https://twitter.com/phio_alchemist)さん

続いては、今週末(3月8日~10日)に開催が迫ってまいりました「バーチャルマーケット2」の予習会です!

「バーチャルマーケット」は、「VRChat」上にて開催されます仮想空間上の展⽰即売会。来場者が会場に展⽰された 3D アバターや 3D モデルなどを⾃由に試着、鑑賞できる他、外部サイトを利⽤して購⼊することもできちゃいます。開催を通じて「仮想現実空間を発展させ、豊かにする」ことを目標に準備がされており、今回が2回目の開催です。

今回は気鋭のクリエーターが作り上げた6つの「世界(ワールド)」が用意され、その中に合計約400のブースが設置されます。今回は主催者を務められている「動く城のフィオ(https://twitter.com/phio_alchemist)」さん、

主催法人である「VR法人HIKKY」の新津佑介 (https://twitter.com/y_sukesuke)さん、

ワールド制作やBGM制作などを担当された番匠カンナ ( https://twitter.com/Banjo_Kanna)さんが登場されまして、バーチャルマーケット2の見どころ・魅力を発表されました。

これはですねー、ぜひ実際に動画で空間やプレゼンを見ていただきたい! 2D映像の中ながらも、カンナさんが制作されたワールドは圧巻の一言でございました。ぜひこちらの動画リンク(リンク先では頭出し済)からどうぞ

すでに当日の公式配信スケジュールも発表されています。たーーーっ! メンツがすげえ!!

当日はVRonも会場へ足を運ばせていただき、取材をさせていただく予定です(9日か10日を予定しています)。VRon初のバーチャル取材となります! 今から楽しみだー!

ライトニングトーク

この後はライトニングトークが行われました。合計で9名(+白井さん)の発表がチョッパヤで行われましたが、その中からまずお一方ご紹介を。

立教池袋中学校・高等学校へ行って、若き才能達による研究の成果に驚愕しました!(前編)

1月の寒波が吹き、寒さが身に染みる本日1月25日。 我々VRon取材班は、池袋におりました! 2019年の最初を飾った外部取材となりました、グリーの白井暁彦さんが主催された「VRSionUp! #1」 ...

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先日に取材させていただきました、立教池袋中学校・高等学校にて数理研究部顧問をお勤めの内田芳宏先生が登壇、見事「ARCO」がLaval Virtualに採択されたそうです!! おめでとうございます!!

取材時に改良中だったセンサー強化・畳部分の床板強化に加え、渡航のために鉄製のパイプをアルミ製にするなどの改良を進めていらっしゃるそうです。いやー、目出度い!

GREE VR Studio Lab、Fanbeats第一弾プロジェクト「【地方在住VR学生応援】 会津・新潟・山形のVR学生に世界の舞台を感じさせたい!」が見事ゴール、VRSionUp! #2は今週末開催

GREE VR Studio Labは25日、グリー株式会社運営の「ファン同士をつなぐ」ファンコミュニティ・プラットフォーム「Fanbeats( https://fanbeats.jp/ )」において ...

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また、先日ご紹介しました「【地方在住VR学生応援】 会津・新潟・山形のVR学生に世界の舞台を感じさせたい!」プロジェクトを通じて支援を受けた、「ANYハッカソン」参加の皆さんもライトニングトークに挑みましたよ(順不同・敬称略)。

皆さんのプレゼンにつきましては、公開されておりますスライド(http://bit.ly/VRSIONUP2)、そして配信動画をぜひ御覧ください(リンク先は頭出し済)

グリーさんから様々なお知らせが! そして、次回#3は……!

最後は白井さんから様々なご紹介が行われました。いやー、どれも魅力的な内容ばっかりで!

まずはこの「VRSionUp! #2」が開催された同日の21時からREALITYで始まった新しい音楽番組「ぶいおん!!」(リンク先はWikipedia)。隔週レギュラー番組として展開されていくそうでございまして、初回ゲストはときのそらさんでした。

一部が会場で公開されましたが、かなーり音楽番組しておりまして、REALITYさんの本気ここにあり!って感じでしたねー。

また、同日に配信が始まりました、RKMUSIC「IMAGINATION vol.1」についても紹介されました(Amazonリンク(数量限定版CD) / Amazonリンク(Amazon Music))。

こちらは著名VTuberの皆さんが気鋭のサウンドメーカーによるアレンジの元、アニソンの「マスターピース」「クラシック」ともいうべき楽曲をカバーする、という、なんとも贅沢な内容のアルバムです。

もちろん、筆者は買いましたよ! 筆者個人的には、かしこまりさんの「空色デイズ」と月ノ美兎さんの「For フルーツバスケット」がオススメ。特に月ノ美兎さんがカヒミ・カリィを彷彿とさせるほどのウィスパーボイスっぶりを披露したのには驚きました……。必聴です!

同アルバムは、なんとiTunes Storeアルバムランキングで総合1位を記録。ヒプノシスマイク、あいみょん、SEKAI NO OWARI、ONE OK ROCK、欅坂46を押しのけての1位ですか!! すげーー!!

さらに、この2日後の3月3日に前回の「#1」に登場した魔王マグロナさんがREALITY初登場! というお知らせも。ハッシュタグの「#ひなまつりおじさん」がキラリと光ります。

かくして当日、なんとマグロナさんが3D化を成し遂げてREALITYに登場、見事「#ひなまつりおじさん」がトレンド入りするなど話題をかっさらってしまいました。すごっ!

そして21時、次回開催となります「VRSionUp! #3」の開催が発表、申込みが始まりましたよ。

#3は 「LavalVirtual2019公式報告会&VTuber番組技術特集」……!!

次回の「#3」は4月12日に開催されます。イベント申し込みページはこちら!

#VRSionUp! #3 「LavalVirtual2019公式報告会&VTuber番組技術特集」
https://gree.connpass.com/event/122745/

ということで、今月に開催されます「Laval Virtual 2019」の報告会、そして「VTuber番組技術特集」と題する内容が組まれています。イベントページでの記載を引用しますと……

GREE VR Studio Labオーガナイズで、VTuber番組技術を特集します。 一次募集枠として"スタジオ見学体験"を予定しております。 登壇者については追って公開していきます。

(イベントページより引用)

んんん? 「スタジオ見学体験」!?

現時点では「予定」とのことですが、これはVTuberに関心のある方にはもちろん、アバター配信やトラッキングなどのVTuber周辺技術に関心がある方も注目すべき内容なのではないかと!

もちろん、次回もVRonは取材で参加させていただきます。次回レポートもお楽しみにー!

取材協力:GREE VR Studio Lab

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