U-22プログラミング・コンテスト2020、最終審査に進む16作品を発表

いよいよ決戦の刻！

U-22プログラミング・コンテスト実行委員会は14日、U-22プログラミング・コンテスト2020において、エントリー348作品（応募者総数1,201名）のうち、一次審査を通過した16作品を発表しました。

「U-22プログラミング・コンテスト」は、自らのアイデアで新しい未来を拓く、次代のITエンジニアを対象としたコンテストです。国内の優れたIT人材の発掘・育成を目的として1980年から経済産業省の主催で開催が始まり、すでに40年以上の歴史を誇ります。

2014年には民間開催へ移行。現在ではコンテスト主旨に賛同した民間の協賛企業に支えられながら、今年が41回目の開催となります。最終審査会を11月29日（日）、オンラインによるプレゼンテーション審査で行われますよ。

さて、事前審査を通過した40作品の中から、今回一次審査で16作品まで絞り込まれました。こちらの16作品の中から、最終審査会において経済産業大臣賞（副賞：50万円）をはじめとする各賞が決定しますよ。

受賞者には実行委員会や協賛企業より提供される副賞のほか、独立行政法人情報処理推進機構（IPA）が行う「未踏IT 人材発掘・育成事業」への推薦をはじめとしたさらなる成長を目指すための様々な特典も用意されています。最終審査会はニコニコ生放送でオンライン配信される予定です。

では、百聞は一見にしかず、その16作品を一挙にご紹介しましょう！

（受付No/ジャンル/制作者またはチーム名/作品名/所属校）

一次審査に進出した全40チームの内訳

各作品概要等詳細は公式Webサイトを御覧ください！　https://u22procon.com/result/

小学生チームが5チームの中から3チームも残りました！　7チームが進出した日本工学院八王子からも2チームが一次審査突破。都立高校（武蔵・西）、N高なども進出を決めました。

公式サイトからいくつか気になったチームを。鶴田慈貴さん（富士市立富士南中学校）の「deepMusa」は、譜面画像から画像解析を行って音符や符号を検出し、その楽譜通りの音声データを生成して出力する、という強烈なAIアプリケーション。ええええ、鶴田さん、中学生なんですか！？

もう一つ。西村太雅さん・野田都里人さん（東京医科大学）による「AIを用いた自動車運転能力測定装置」。医大生らしいアプローチ、王道の言語選択＋ハードウェアへのこだわりがとっても興味をそそられます。どんな機構になってるんでしょう、すっごく気になりますね。

この他今回もオリジナル言語が2チーム進出しております。2チームとも高校生です。すげえな！　以下最終審査会概要！

U-22プログラミング・コンテスト公式サイト　https://u22procon.com/

2020年11月29日（日）　11:50～18:40

さあ、29日は若き才能のぶつかり合いを楽しむとしましょう！