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xenoma、洗えるIoTセンサーウェア「e-skin」の個人販売へ向けてkickstarterプロジェクトを開始

その動き、まさに本格化!

株式会社Xenoma(東京都大田区)は2日、ユーザーの動きを認識するスマートアパレル「e-skin」を個人開発者向けに提供するため、Kickstarterプロジェクトを開始したことを発表しました。

【レポート】「SENSORS IGNITION 2017」へ行ってテクノロジーエンターテイメントの未来を見てきました! その2

こんにちわこんばんわ。 3月24日、虎ノ門ヒルズにて開催されました「SENSORS IGNITION 2017」、同イベントの展示スペースにて公開されておりました展示の中から、いくつかご紹介していきま ...

今年の「SENSORS IGNITION 2017」でも展示がされておりましたこちらのe-skin。衣服内に取り付けられたセンサーが体の動きを感知し、bluetoothを通じてそのデータをフィードバックできて、しかも洗濯機で洗える! というガジェットでございます。

VRなどのゲームのコントローラーとして使用することで、例えば格闘ゲームでは直観的で没入観のあるユーザー体験を提供することも可能、としています。また、ジョギングやヨガなどといった、運動フォームのモニタリングに活用することも可能だとか!

こちらはその「SENSORS IGNITION 2017」での展示の様子。

で! これまでは法人向けのみの提供となっていましたが、量産体制が整備されたことにより、個人ユーザーにリーズナブルな価格でご提供できるようになったそうです! そこでxenomaさんが今回スタートさせたのが、個人開発者や利用者に向けたKickstaterプロジェクト、というわけ。

先着100名に479米ドルで「e-skin Shirt、e-skin Hub、SDKのセット+ミニゲームアプリ1つ」のアーリーアダプターが設定されておりまして、ゴールは50,000米ドル(オール・オア・ナッシング:目標に達成しなければ全額返金)。

セットに含まれているSDKには、WindowsとAndroid(Visual C#・Unity)とJava SDKに加え、Microsoft HoloLensなどとの連携を可能にするUWPアプリ用SDKが既に用意されていますので、その気になればオリジナルアプリだって作れちゃう状態です。さらに今後、MacOS・iOSやUnreal Engineなどにも対応開発環境を拡張する予定だそう。

しかもSDKには「AI初心者でもディープラーニングを活用し、オリジナルのモーション判定機能を開発できる環境」が含まれているんだそうです! e-skin Shirtとe-skin Hubに搭載されている、計20のセンサーデータを1つの画像ファイルに変換する機能が提供されていて、この画像を使ってGoogleのオープンソースライブラリ「TensorFlow」にそのままインプットすることが可能! 使い方次第では活用用途がぐんと広がりそうですね!

KickStarterプロジェクトの締め切りは9月6日。とりあえずe-skinを使いたい!という方にはすでに用意されているミニアプリが活用でき、さらに開発用途でもしっかり手が届くという、非常に先を見据えたプロジェクトとなっております。e-skinやkickstarterプロジェクトの内容などの詳細は、公式kickstarter紹介ページをぜひご覧ください!

記事元:東大発ベンチャーXenoma、スマートアパレルe-skinを個人向けにKickstarterを開始 -PR TIMES

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