IVRC 2022運営委員会は来る9月22日、「IVRC 2022 SEED STAGE」のオープンセッション、及び表彰式を本年度の日本VR学会(札幌・札幌市立大学 芸術の森キャンパス)にてハイブリッド開催します。
学生が主役! 世界に開かれたイマージング・テクノロジーの登竜門、今年もSEED STAGEが開幕
IVRCは、学生が企画・制作したインタラクティブ作品の新規性・技術的チャレンジ・体験のインパクトを競うコンテスト。1993年から開催され今年で28回目。これまでにVRの既成概念を拡張するような、独創的で親しみの持てる作品を数多く生み出してきています。
VRonは毎年毎年このIVRCを取材させていただいておりました。ここ2年ほどはコロナの影響などもあり、思うような取材ができておりませんでしたが、今年ありがたいことにお声がけをいただきまして、12日に開催されますオープンセッション、及び表彰式にメディアパートナーとしてお邪魔させていただきます!
さて、今年のIVRC2022 SEED STAGEに進出したのはこちらのみなさん。
- こころぴょんぴょんろーぷ <甲南大学>
- 手んぷら <東北大学 電気通信研究所>
- 自己とタコ <UT-virtual(芝浦工業大学システム理工学部,東洋大学総合情報学部,立教大学経済学部)>
- アメーバと遊ぼう <慶應義塾大学理工学部情報工学科>
- 自宅でも遭難がしたい! <会津大学 A-PxL>
- Pulled In The Air <工学院大学VRプロジェクト>
- 超次元VR野球 <工学院大学 VRプロジェクト>
- Vivid Ground Generator - VR空間を足で堪能するハプティクス - <中央大学理工学部>
- やがて雪だるまになる <甲南大学>
- ハンドソード <多摩大学経営情報学部経営情報学科>
- 適法!日本酒醸造シミュレータ <慶應義塾大学理工学部>
- MEcholocation <岐阜大学工学部>
- Mechanical Brain Hacking:ロボットアバタを用いた自らの脳改造・身体システム改造体験 <東京大学大学院学際情報学府/東京大学大学院情報理工学系研究科>
- 究極の砂時計体験 <慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科>
- lo_op <電気通信大学>
- 👉 Mixed-hands 👈 <奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術専攻>
- 紙は鳴く <静岡大学大学院 総合科学技術研究科 情報学専攻>
- 四転五起季 <龍谷大学理工学部電子情報学科>
- 壁歩き体験~ヤモリになろう!~ <慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科>
- 成長する竹馬 <慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科>
- 二人三腕脚 <熊本県立大学>
- 心臓を掴まれる -掌- <電気通信大学大学院情報学専攻>
- VR福笑い <電気通信大学>
今年もILaval virtualやSIGGRAPHなどへ多数の実績を持つ東京大学、慶應義塾大学KMDなど血気盛んな顔ぶれが並んでいます。
SEED STAGEへ進出した各作品についての詳細はこちらからどうぞ!
また、今年は「復活枠」としまして下記4作品がLEAP STAGE進出をかけ、VR学会大会にて発表を行います。
- 育て台風くん(サレジオ工業高等専門学校 機械電子工学科 IVRCプロジェクト)
- #チョキしか勝たん(名城大学理工学部情報工学科)
- コロコロコロコロ(東京工業大学工学院情報通信系情報通信コース)
- Virtual Earth Fulness(奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科)
さて、先日の9月2日・3日に体験審査会が東京会場、大阪会場にて実施されました。そして、この審査を経て来週月曜日の12日より開幕します「日本VR学会大会」にてオープンセッションを実施(ハイブリッド形式の口頭発表)。その後にLEAP STAGE進出チーム、及び協賛企業による各賞などを発表する表彰式が行われる、という次第です。
LEAP STAGEに進出した各チームは11月に開催されますサイエンスアゴラにて展示を行い、グランプリなどメインアワードが決まります(オンライン開催の場合は別途体験審査会が開催される予定です)。
こちらはVRonがお邪魔しました2019年大会の様子。
さて、LEAP STAGEに進出するのは果たしてどのチームでしょうか? 12日当日はTwitterにて表彰式を実況させていただきます他、後日レポートをお届けします。LEAP STAGEにも可能であればぜひお邪魔したいところ! 今年もVRonはIVRCを応援させていただきます!
協力:IVRC実行委員会