映像情報設備の企画開発・施工を手掛ける三友株式会社は26日、KANDAO社製360度VRカメラ「QooCam 8K」「QooCam 8K Enterprise」の日本国内での取り扱いを開始することを発表しました。
KANDAOの新しい8K全天周カメラ、いよいよ日本上陸
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三友、KANDAO製・180度3D映像と360度映像が撮れる小型4KVRカメラ 「QooCam」の国内販売を8月中旬より開始
映像情報設備の企画開発・施工を手掛ける三友株式会社は30日、KANDAO社製180°3D&360°VRカメラ「QooCam(クーカム)」の日本国内での販売を、2018年8月中旬より開始することを発表し ...
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今回ご紹介する「QooCam 8K」は、中国のKANDAO社が開発・リリースしているVRカメラです。6つのレンズを内蔵し360度3DVR撮影を可能にしているプロユースの「Obsidianシリーズ」、そして1台で180度・360度の撮影を可能にしたコンシューマユースの「QooCam」などで知られます。
そんなKANDAOさんが日本国内の正規販売代理店であります三友株式会社さんを通じて日本で発表するのが、今回の「QooCam 8K」です。
製品URL : https://www.mitomo.co.jp/products/kandao-qoocam8k/
「QooCam 8K」はVRの動画、静止画を撮影することができる小型の8KVRカメラ。1/1.7インチセンサーを搭載し、360°の全球映像が撮影できます。前面には2.4インチのタッチスクリーンを搭載しており、プレビューやパラメータの調整が可能、という塩梅です。主なスペックはこちら。
360°ビデオ解像度
- 7680*3840@30fps 8/10bit
- 3840*1920@30fps/60fps/120fps 8/10bit
360°静止画解像度
- 7680*3840
- 12bitRAW
また、スマートフォン経由で4Kクオリティのライブストリーミングを可能にしているのが大きな特徴。これでお値段61,000円(税抜)と、かなりお値打ちです。
また、ライブストリーミング機能が強化された『QooCam 8K Enterprise』のリリースが控えています。こちらはカメラ内でスティッチを行った8K/30fpsの360度映像をライブストリーミングできるという優れもので、このために有線LANポートまで搭載するという、まさしく「配信」仕様。対応プロトコルもrtmp、rtmps、rtspと豊富です。
こちらのエンタープライズ版は今年の夏にリリース予定、お値段も未発表ですが、こちらも三友さんで販売が予定されています。以下製品概要!
『QooCam 8K』仕様
- モデル :QooCam 8K
- サイズ :5.7cm×3.3cm×14.5cm(横幅×奥行き×高さ)
- 重量 :245g
- 色 :黒
- バッテリー :3000mAh
- 充電器 :3A以上の出力に対応できるPD充電器を推奨
- 連続駆動時間 :8K@30fps又は4K@120fps動画撮影の場合、約90分
- 内蔵ストレージ :eMMC64GB
- 対応SDカード :最大256GBまで拡張可能UHS-3 microSD推奨
- 360°ビデオ収録 :7680*3840@30fps 8/10bit、3840*1920@30fps/60fps/120fps 8/10bit
- 360°静止画収録 :7680*3840、12bitRAW、SuperHDR(16bit出力)
- PC用編集ツール :「QooCam Studio」 Windows / Mac
- スマートフォン用アプリケーション:iOS&Android OS
さすがは「QooCam」でコンシューマベースのカメラ市場に殴り込みをかけたKANDAOさん、今回も非常に魅力的な価格とスペックですね。すでに公開されていました「QooCam 8k」がいよいよ日本販売開始ということで、今後の発表に期待したいところです!
記事元:8K360度全球映像が撮れるKANDAO社製の小型VRカメラ 「QooCam 8K」「QooCam 8K Enterprise」の取り扱い開始 -@Press-