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デジタル・ナレッジ、飲食チェーンOJT研修のVRコンテンツを松屋フーズに提供

株式会社デジタル・ナレッジは22日、株式会社松屋フーズ(以下、松屋フーズ)に、VRを活用した、教育研修ソリューションを提供したことを発表しました。

CGやVR制作で国内トップレベルの実績を持つ株式会社積木製作(以下、積木製作)と共に開発したものとのこと。積木製作のVR研修につきましては下記記事にてご紹介しておりますので、そちらも是非ご覧くださいね。

接客トレーニング用 VRプログラム

従来、新人アルバイトの入社時研修は、マニュアル等による知識教育とOJTの2本立てで実施されてきました。時間は約3時間程度。その間、トレーナー役の店長や社員はほかの仕事をすることができませんでしたが、接客トレーニング用VRは、eラーニングと組み合わせることでアルバイトスタッフの入社時教育をほぼ全面的にカバーすることで、店長やその他従業員の労働時間削減といった大きな成果を上げています。

今回新たに開発したVRプログラムとあわせて、今後は牛めしの松屋を中心とした全国展開を目指します。………とのこと。人材は欲しいが、教える人の負担が倍増する、このジレンマがどの業種でも大変だったりするんですよね。一体どのような体験内容なのか、一緒にみていきましょう。

内容と特徴

調理、券売機操作、ピーク時の混雑対応、トラブル対応、セルフ店接客のVRプログラム。トレーニー(受講者)はヘッドマウントディスプレイを装着し、CGで再現されたお手本を見ながら一連の動作を行ないます。これまでOJTで教えていた1つひとつの動き、ポイントをナレーションに落とし込み、説明していますので、仮想空間の中で実際とまったく同じ動きをしながらしっかりと学べるものになっているとのこと。

また、調理手順や器具の使い方、店舗での接客に欠かせない「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などの発声の大きさや速度、目線などに対し、定められた基準に達しているかを自動でテスト判定、そのほか、混雑時の正しい対応をクイズ形式で学べるなど、ゲーム感覚で楽しく取り組んでいるうちに正しい動作が身につく仕組みとなっています。

このVRで学べるOJT、凄く画期的ではないでしょうか。かるい映像学習で学び、実践で一つ一つ教えながら研修をすることが多い中、まさに見る座学ではなく実践に近い感覚で体験出来る点は、研修を担当する方だけではなく、新人さんにとっても不安なく働けるのではないでしょうか。

OJTのVR化で期待される効果

1.OJT教育の標準化
これまで各店で個々に実施されていたOJT教育を標準化。正しい内容を均一に多店舗展開する仕組みを構築しました。

2.再現が難しい状況を疑似体験
券売機トラブルなど、再現しづらい(意図的に起こすことができない)状況をVRで事前に疑似体験することで正しい対応を学び、スタッフの対応力・現場力を強化。新人アルバイトが実際に店舗業務をスタートさせる際の緊張やプレッシャーを和らげる効果も期待されます。

3.能動的教育や繰り返し訓練を可能に
実際に注文が入ったときにしか教えることができなかった調理も、VRなら注文状況に関係なくいつでも能動的な教育が可能に。VRをナレーションなしモードにすることで繰り返し訓練も可能となりました。

4.外国人スタッフの教育を効率化
VRは日本語のほか、ベトナム語、中国語に対応。昨今増えている外国人スタッフがスムーズに店舗業務に入るための大きな役割を果たしています。

お客様とのやりとりや、危機のメンテナンス作業、思いがけない出来事ど、難しい場面を少しでも体験することで、新人側・教育する側ともに安心できる教材になっていますね!
これは、なぜ私が飲食店で働いていた時になかったのだろうか! と思うほど、かなりうらやましい教材! 今回、松屋フーズ様の新人教育となっておりますが、個人的には是非他の飲食店様も注目して頂きたい教材だと思います!(AI)

記事元:国内初、飲食チェーンのOJTをVR化!調理・券売機操作・トラブル対応まで。~eラーニングのデジタル・ナレッジ、松屋フーズにVRソリューションを提供、積木製作と共同開発~ -PRTIMES-

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