(2017/3/31追記)
こんにちわこんばんわ!
昨日は僕の方でもVR関連のニュースを探していたんですけど、たまたまこんなKickStarter見っけましたので、ご紹介します。
360度3DVR撮影が可能なホビー向けVRカメラ「TwoEyes VR」
記事元:TwoEyes Virtual Reality 360 Camera Hits Kickstarter (video) :geeky gadgets
いきなりムービーの冒頭で
「世界初の360度3DVRカメラ!」
なーんて謳っております。
韓国のスタートアップ「Two Eyes Tech」が2017年1月16日、KickStarterにて資金調達を開始したのがこの360度3DVRカメラ「TwoEyes VR」です。
その重さ、わずか220g。前面と背面に6.5cmの間をあけて並べられた魚眼レンズとカメラセンサーを2台づつ、合計4台配置しており、スイッチをポンと押すだけでVR動画を撮影できるそう。
縦に構えると自動的に360全周VR動画・画像の撮影に切り替わり、横にすると180度3DVR動画・画像の撮影はもちろんのこと、表と裏を合わせて360度3DVR動画の撮影が可能、としています。
撮影の様子も公式のスマホアプリ上でリアルタイムプレビュー(!?)できるんだって。マジで!?
3軸センサー、記録用メモリ(128GB)、Wi-Fiも内蔵していて、公式スマホアプリからリモートで録画もできて、録画を終了すると自動的にエンコード⇒スティッチまでできるんですって! ほー!
再生もGoogle Cardboard、3Dメガネ(赤青でおなじみアナグリフ形式や、偏光タイプの3Dテレビにも対応するとのこと)で可能みたいです。
ソーシャルもYouTube、FaceBookの360度映像投稿に対応しているとのことです。詳細なスペックはKickStarterに出ていますよ。
気になるお値段は、一番最初に募集開始した「Super Earlier Pack」で198米ドル。これでTwoEyes VRが1台。クッソ安い!!
ローンチから1日で目標40,000ドルのところ、瞬く間に27,000ドル突破。2月27日までに190,000ドル以上を集め、無事にゴールしました。
現在はINDIEGOGOに舞台を移してプレオーダー受付中で、現在のお値段は249ドルですが、それでも安いなー! 順調にいけば、今年11月に発送予定だそうです(日程がアップデートされまして、少し発送時期が延びました)。
ホビーユースを視野に入れた意欲作。その実力やいかほどに
お値段やトレーラー映像からすると、ターゲットは完全にホビーユースのようですね。
THETA 360とかLucidとかGear 360とターゲッティングがおもっくそカブる感じですが、360度で3D(立体視)撮影可能というのは、Vuze CAMERAと同様のアドバンテージになります。しかも値段がVuzeの1/3以下!
ただし、VuzeにはHMDや編集ソフトなどの付属品がキットとしてついてきます。カメラも8台だし、単純な値段比較をするのはVuzeがかわいそうね。Vuzeはプレオーダーを経て、現在は799米ドルで販売中です。
となると、一番気になるのはそのポテンシャルですね……。
TwoEyes VRにて撮影された動画はすでに公式のYouTubeチャンネルにあがっています。これが360度VR動画のサンプル。
ふむ。
で、これが(疑似的な)180度3DVRのサンプル。こちらはYouTube 360対応動画ではありませんので、VRゴーグルで見てもポジショントラッキングしません。ご注意を!
むむ! 蛍光灯のフリッカーがバリバリちらつく!
スペック的には3840×3840pixel・30fps(MPEG4形式)で撮影できるそう。特に360度3DVR撮影をした場合のスティッチング、どうなってるんだろう……。この2つの動画だとちょっとわかりにくいですね……。というか、この動画の圧縮具合やちらつき具合ではちょっとなんとも言えない感じ。
もうちょっとそこらへんが分かる動画が見たいなー! なー?(上目遣い)
ホビーユースと割り切るなら使える、かもね!
ちなみに公式サイトでは「すべての3D動画形式に対応しています!」と豪語しています。強気か!
肝心のサンプル動画がアレでソレですが、すっげー気になるガジェットなのは間違いなし。無事にリリースできるといいですね!