株式会社WHITEと大日本印刷株式会社は4日、共同でダイレクトメールとして送れる紙製スマホVRゴーグル「Milbox POST」のリリースを発表しました。
数々のスマホ向けVRゴーグルを開発するWHITEの新たな試み
-
VRゴーグル「Milbox」のWHITE、福永紙工との業務提携プロジェクト「Milbox CRAFT PROJECT」を開始
「紙」とVRゴーグルの華麗な融合! 株式会社WHITE(東京都港区)は15日、福永紙工株式会社(東京都立川市)と紙製VRゴーグルの新開発において業務提携し、新プロジェクト「Milbox CRAFT P ...
これまでにも様々なスマホ向けゴーグルを発表されているのが株式会社WHITEさん。VRonでも何度かご紹介させて頂いております。紙製なのにコントローラーがついた「Milbox Touch」や、独創的な造形のゴーグル開発を目指した「Milbox CRAFT PROJECT」など、段ボール・紙製ゴーグルの分野で活躍されていますね。
そんなWHITEさんが大日本印刷さんと共同で新たに開発したのが「Milbox POST」です。
その厚さ僅か1mm(折り畳み時)、定形外郵便でポスト投函可能なVRゴーグル
「Milbox POST」は、折り畳んだ時のサイズが130mm×182mm、という郵便はがきよりもちょっとだけ大きいサイズで、厚みはなんと1mm(折畳時)! これにより定形外郵便物として郵便ポストにそのまま投函できる、というもの。
しかも、3万個以上のロットであれば1個当たり100円台(185円/25営業日、色校正・パッケージデザイン・送料別)から作れちゃう、というかなりお安い価格設定になっています。
VRon的に注目したいのは、その使い方です。
上の図を見て頂ければお分かりの通り、ただ3ステップの手順で折り曲げるだけで使えるようになります。これまでの段ボール・紙製ゴーグルに多かった「組み立て」の作業がほぼない、というのはとってもお手軽で魅力的なポイントですね!
主なターゲットはプロモーション用途。ダイレクトメールの他、飲料・食品・日用品等とセットで提供する「ベタ付け景品」や、雑誌・DVDの付録……といった用途を想定しているそう。
この手軽さと安さなら、大掛かりなVRコンテンツの展開などに使われていきそうですね。WHITEさんのこれからの展開に要注目です!
情報提供:株式会社WHITE