エイベックス株式会社は13日、VRアニメーション制作ツール「AniCast（読み：アニキャスト）」を開発・提供している株式会社エクシヴィと、VtuberとVRを活用した新たなアニメ表現を追求する「AniCast Lab. （読み：アニキャストラボ）」を設立したことを発表しました。
エイベックスが攻める！ タッグパートナーに選んだのは「AniCast」「東雲めぐ」でおなじみ、GOROmanさんのエクシヴィ！
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SHOWROOM、「バーチャルSHOWROOMER」を発表。Gugenka・エクシヴィと提携
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上の「AniCast」紹介記事を書いたのが今年の1月でした。東雲めぐさんは華麗にSHOWROOMに登場し、瞬く間に人気SHOWROOMERの地位を獲得。今や東雲めぐファンは「めぐるーまー」と呼ばれ、東京タワーや映画「レディ・プレーヤー１」の公式アンバサダーを歴任するなど、活躍の場を広げています。
そんな東雲めぐさんを支えている技術が「AniCast」。上記過去記事でもご紹介した、このOculusを使ったVRアニメ制作ツールを作っているのが、近藤「GOROman」義仁さん率いる「株式会社エクシヴィ」さんです。
今回エイベックスさんが発表したのは、まさにその「AniCast」をベースにした新しいプロジェクト「AniCast Lab. 」であります。まずは公式のトレーラー動画から。
めちゃくちゃカッコイイトレーラーじゃないですか！ 縦動画なのもイカス！ 明らかに「スマホファースト」を意識した映像になっていますね。
「AniCast Lab. 」ではVtuberとVRを活用。従来のアニメに比べ短期間かつ少人数でコストを抑えながら、新しい表現のアニメを作っていくことを目的にしているそう。「誰でも簡単にアニメを制作、配信できる」ツールを開発し、誰もが思い思いのアニメを作れる……というビジョンが紹介されています。
「AVEX」×「XVI」によって始まるのは、「誰も体験したことのないような、次世代のアニメーションコンテンツ」
今回エイベックスさんは、昨今の配信プラットフォームにおいて「バーチャルキャラクター」などがシナリオとは関係なく生配信できる市場に変わりつつある、と指摘。
これを受けて、多様化した視聴スタイルに追従すべく、アニメコンテンツの制作をリアルタイムに行い、配信まで短期間かつ、ローコストで実現する次世代の環境を創り上げていくとのこと。その取り組みの一つが「AniCast Lab. 」というわけですね。
「AniCast Lab.」では、ユーザーの視聴方法や傾向、ニーズの変化に、制作者が自在に対応できる環境を構築したいと考えているそう。短期間かつローコストでアニメを作れる環境を作ることで視聴者からのフィードバックへ素早く対応しながら、視聴者のニーズにブランクなく応えることを可能にすることで、アニメというカルチャーをより強固にすることができる、としています。
さらなる企業との連携で、「アニメを作りたい人が、作りたいように作れる」世界を目指して
「AniCast Lab.」にはエクシヴィさんの他、エイベックス・ピクチャーズ株式会社、FLAGSHIP LINE株式会社が参画。エイベックスさんのもつIPとエクシヴィさんのVR技術、そしてエイベックス・ピクチャーズさん、FLAGSHIP LINEさんが持つアニメ制作ノウハウを組み合わせて、リアルタイム性やインタラクティブ性を取り込んだ、次世代のアニメーションコンテンツを制作していくそうですよ！
公式のトレーラー動画を見て頂くとわかるのですが、今回の発表はAniCastという仕組みを「アニメーション制作」という側面からとらえ、最大限に向き合って練りこまれているような、非常に情熱的な息吹を感じます。
Anicast Lab.を通じてどのような新しいアニメーションコンテンツが生み出されていくのか？ これからがとっても楽しみです！
○AniCast Lab.公式サイト：https://anicast-lab.jp/
○AniCast Lab.Youtubeチャンネル：
https://www.youtube.com/watch?v=5RPSUowTwCQ&feature=youtu.be
○AniCast Lab.Twitter(@AnicatLab)：https://twitter.com/AnicastLab