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CEATEC JAPAN 2018へ行って、CPS / IoTの最先端を見てきました!(8・出展社ダイジェスト)

10月16日から19日までの日程にて幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2018」。2週に渡りまして出展社様のご紹介をさせて頂きました。

今回はその他に取材させて頂きました出展社様の模様をダイジェストでお届けします!

株式会社NeU / 株式会社FOVE「NeU-VR」

NeUとFOVE、脳活動と視線情報を同時取得する一体型VRデバイスを開発、CEATEC JAPAN 2018で公開

国立大学法人東北大学と株式会社日立ハイテクノロジーズのジョイントベンチャーである株式会社NeUと株式会社FOVEは15日、FOVEのVRHMD「FOVE 0」にNeUのNIRS脳活動計測センサー「HO ...

まずは国立大学法人東北大学と株式会社日立ハイテクノロジーズのジョイントベンチャーである株式会社NeUさんのブース。株式会社FOVEさんのVRHMD「FOVE 0」を活用したVR視聴時の視線情報および脳活動の同時取得が可能な一体型デバイス「NeU-VR」が展示されておりました!

こちらがその「NeU-VR」。

NeU-VRは、バーチャルリアリティ空間内での脳活動および視線情報の同時計測を実現した画期的なニューロマーケティングソリューション。NeUさんの「脳計測技術」とFOVEさんならではのアイトラッキング技術のコラボレーションにより開発されたもので、VR空間内の興味関心や集中・注意を可視化できるのが大きな特徴です。

脳活動・心拍数はもちろんのこと、瞬目(まばたき)や瞳孔径も計測することができる優れものです。これらの機能により、空間内における様々な側面からの評価計測への活用が期待されています。

「アイトラッキングによるヒートマップ」に留まらない多角的なリサーチが可能なだけありまして、今後の様々な分野への活用に期待したいですね!

凸版印刷株式会社「インタラクティブ映像展示システム」

続きましては凸版印刷さんのブース。IoTとICTを活用して社会課題を解決し、日本文化の保全と活用、地域活性化、少子高齢化に対応したスマート社会などを実現する「トッパンソリューション」を紹介されていました。

そのうちの一つがこちらの「インタラクティブ映像展示システム」。

精確にデジタル化された重要文化財「日本沿海輿地図(伊能図中図)」の映像に、懐中電灯型インターフェースを当てることで、拡大や現在の地図への切り替えができる……という仕組みになっています。

専門的なインターフェイスを使わず、日常的に使用するもの(懐中電灯)をかたどった機器を巧みに組み込んでいて、とってもわかりやすい展示になっています! これならお子様や年配の方でも文化的展示への理解を深めることができますね!

この後、凸版印刷さんの新たなプロジェクトについて取材させて頂きました。こちらからどうぞ!

国文学研究資料館と凸版印刷、日本文化の多様性や魅力をデジタルコンテンツで再創造する共創プロジェクトをスタート

大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館と凸版印刷株式会社は29日、国文学研究資料館が所蔵する日本文化に関する幅広い分野の資料をデジタル化し、そのデジタルデータを活用して日本文化の多様 ...

テクノブレイブ株式会社×湘南工科大学「VR三溪園」

こちらはテクノブレイブ株式会社さん。湘南工科大学と共同で「VR三渓園」を展示されていましたよ。

「VR三溪園」は、湘南工科大学の研究室が実地調査で収集したデータを3Dでモデリング化し、VR空間上に構築したコンテンツ。時代を経て変化を遂げていった景観や地形の移り変わりなどをVRHMDを通じて体験することができます。産学連携ですね!

湘南工科大学との交流がきっかけとなり制作が始動した「VR三溪園」では、学術機関においてVR空間を「体験で共有する」ことで理解力の平準化・底上げを目指して制作されたそうです。また、歴史的建造物のVRコンテンツ化により、観光分野へのアピールだけでなく、定期的な補修などの際にに提供できるサービスとしての活用など、ビジネス面でのアプローチも視野に入れているとのことでした。

コンパニオンの方をパシャリ。学生さんかしら?

株式会社ローソン「ローソンが目指す2025年の未来型コンビニとは?」

最後はこちらの出展社さんに〆て頂きましょう。おそらく今回のCEATEC JAPAN 2018で一番話題になったブースであろう、株式会社ローソンさんです!

ローソンさん、小売業として初のCEATEC JAPANブース出展ということで開催前から大きな話題と注目を集めておりました。以下がその公式映像。

とにかく! ブースは激混みでした! 上の写真を見て頂ければ一目瞭然。デモンストレーションが始まればうわあああ、っと人が集まり、ウォークスルー決済には長蛇の列が並ぶ……というくらいの大盛況!

そんな中筆者が特に注目したのは2つ。一つはこちらの「自動餃子調理ロボット(株式会社デンソーウェーブ)」。デンソーさんのアームロボットと言えば「電王戦」での「電王手さん」が有名ですが、まあ手慣れた手つきで餃子をバンバン作っていくんですよ! アームロボットの「しなやかな手つき」が非常に印象的でした。

そしてもう一つは……

こちらの「バーチャルクルー(SHOWROOM株式会社)」。んー、どっかで見たようなキャラクターデザインだなー……と思ってたら!

「東京ゲームショウ2018」に行って、XRコンテンツの最前線を目の当たりにしてきました!(4・Gugenka)

9月20日から23日まで、千葉県は幕張メッセにて開催されてました「東京ゲームショウ2018」。先週末から各出展社様のご紹介をさせて頂いております。本日はこちらです! Gugenka® from CS- ...

GugenkaさんのMakeAvatarが使われておりました! ここでもGugenkaさんのソリューションとお会いできるとは……。いやはや、スゴイ時代になったものです……!


 

というわけで、CEATEC JAPAN 2018に出展された企業様をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたか? これからもいろんな展示会へバリバリ取材をして参りますので、今後のリポートにご期待ください!

近いところでは……、VRon3回目の「Inter Bee」かな? それでは!

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