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テレビ東京、バーチャルYouTuberドラマ「四月一日さん家の」記者会見を開催

テレビ東京は18日、明日よる4月19日からドラマ25「四月一日さん家の」(毎週金曜 深夜0時52分~)の放送開始にあたり、放送を前に登壇者・司会者すべてVTuberによる、VTuberドラマの記者会見を開催しました。

いよいよ明日!「史上初のバーチャルYouTuberたちによるシチュエーションコメディドラマ」が今始まる

「史上初。テレビ東京が満を持して送る、バーチャルYouTuberたちのシチュエーションコメディ」と題してテレビ東京系列にて明日から放映が始まりますのがこちら『四月一日さん家の』。一番の特徴が、この番組が「アニメ」ではなく「シチュエーションコメディドラマ」と紹介されている点にあります。そう、あくまでこれは「ドラマ」です。

出演は、ビクターからメジャーデビューを果たしたばかり!「ときのそら」(ホロライブ・カバー株式会社・ビクター)、

アイドルグループ「たこやきレインボー」とのコラボプロジェクトが絶好調!「響木アオ」さん(upd8・株式会社ハロー・エイベックス)、

そして、今回オーディションを勝ち上がりこのドラマがデビュー作となる、新人VTuberの「猿楽町双葉」さんの3名です。

さて、そんな3名が出演します「四月一日さん家の」の記者会見が行われたわけですが……

こんな感じで、登壇者側はMCの方(テレビ東京バーチャルアナウンサー:相内ユウカさん)含め、全員バーチャル上で実施されたんですね! 実際の映像がこちら。

五箇公貴プロデューサー(テレビ東京コンテンツビジネス部)

まずは本番組のプロデューサーを務められております、テレビ東京の五箇公貴さんがカブトムシ姿で登場されました。お話の一部を抜粋してご紹介しましょう。

五箇 「我々がこのドラマの企画制作を含めて着手したのが去年の夏前ぐらいで、それからいろいろ半年以上経ちましたけども、VTuberを取り巻く環境が非常に変わってきていて、僕らがこれを最初にやろうと思った時よりも確実に世の中にVTuberの方々は進出しているなあと思います。今回テレビ東京で初めてのバーチャルの状態で記者会見を行うっていうことが、なんか自分でもこれをやっていてすごく不思議な気分になります

「でもなんかすごく面白いなと思うし、今回で言うとVTuberの女優さんたち3人が、実際に四月一日三姉妹を演じるという形で、テレビのドラマの世界に進出しているという感じになるんですけど、こういうことがもっと増えていけば、本当にVTuberの方々のチャンスに繋がる・広がると思いますし、我々もいろんなことが、いろんなジャンルでやっていければな…と思っております。」

「僕は実写のドラマとかを普通にやっているんですけど、実写でやるようなことを同じようにやるっていることが、すごく新しい試みであると共に、すごく大変で。VTuberのテクニカル関係の技術の人たちと、実写のドラマとか映画の制作スタッフ、両方集結させてこの座組みを作ったんですけど。元々、使ってる言葉も能力も違うんで、全然コミュニケーション取れなくて、最初「これ本当にできるのか?」というところからスタートしたんですけど、本当にゴールに向かってみんなで一丸となって、そこも乗り越えて出来たっていうのは、この仕事を20年近くやってますけど、すごく新鮮だったし、なんかこの仕事を最初に始めた時のようなワクワクを感じられたので、すごく「いいものができた」と思っております。」

ときのそら、猿楽町双葉、響木アオ(出演)

続きまして、今回ドラマの役者に初挑戦した3名が登場しました! こちらも会見の模様をババッーとダイジェストでお届けします。

Q.ドラマの注目ポイントや、ご自身が好きなシーン、見どころを教えてください

ときの 「ドラマの注目ポイントとしては、やはりこの3人だけというのが、一番特徴的かな…って思います。掛け合いもとても多いですし、3人だけで繰り広げるっていうのは、あまり見ない形なのではないかな…と思うので、そこが一番の注目ポイントですね。好きなシーンとしましては、モノマネを結構やっているシーンがありまして、一生懸命がんばってモノマネを似せようとしたので、私的にはがんばったシーン、見どころかなと思っております」

Q.VTuberとして実際に撮影に参加いただいたのですが、撮影してみての感想をお願いします。

猿楽町 「冒頭でもごかPさんが言ってくださってたんですけど、出演者3人しかいなくて、1話だけでも3人しかしゃべらないので、すごいセリフ量だったんですよ。やっぱり1話から12話全部、全部合計するととんでもない量しゃべったな…と思うんですけど、でもそれもやっぱり和気あいあいと撮影、割とハードなスケジュールではあったんですけど、みんなで支え合いながら一つのチームとして作り上げられたから、本当に今、達成感でいっぱいなので、放送が今からとっても楽しみです」

Q.3人の会話劇はテンポがよくて素晴らしいと思ったんですが、練習とかされましたか? また監督とたくさん相談したということですが、何か演技指導はあったんでしょうか?

響木 「掛け合いはすごく練習して、現場に着いて入って、ちょっと髪とか直したりしてる間も、誰かが最初のセリフを言い出したら、その続きを誰かが言う…みたいな。そういう感じで忘れないように…で、言えなかったら台本を見るとか、誰かがカバーするとかして、忘れないように掛け合いが大丈夫なようにって。何も考えなくてもセリフが出てくるくらい、口になじませるというか、そういった掛け合いの練習につきあって頂きながら、やらさせて頂きました。監督からの指導は、シュールな笑いというか、クスッと笑えるポイントが多いお話で、クスッと笑うポイントって間の使い方が大事だなと思うので、最初の話の監督さんとかは特に、「間を大切に!」「間を大切に!」と何回もおっしゃっていて。なのでお芝居は“間”ということを勉強させて頂きました!」

相内 「なんだか間とか、リアルな女優さんと本当に変わらないですね!」

Q.どのように役作りされましたか?演じる上で苦労したことなどあればお聞かせ下さい。

ときの 「役作りという意味では、自分と一花ちゃんがそこまでギャップを感じないキャラクターなので、あんまり意識してなかったんですけど、大変だったのは年齢差ですね。25歳という大人の役をやるということで、どうすればこの二葉ちゃん三樹より大人に見えるのか、お姉ちゃん感が出るのかっていうのを日々考えていました。普段歩く時もお姉さんっぽくしてみようとか…やっぱり現場でだけやろうとしても無理があるのかなと思ったので、普段からお姉さんぽい仕草ってどうなんだろうっていうのを、ふとした時に考えてみたり、動いてみたりとか。そういうことを考えながら役作りはやらせていただきました」

猿楽町 「私は何かを大きく変えたかと言われたらそうじゃなくて、2人が自然とお姉ちゃんと妹でいてくれたから、自然と自分が次女としていられたなっていうのがあるんですけど…ちょっと難しかったなっていうのは、二葉はちょっとオラオラしてる時があったり、ちょっと不良っぽい一面もあったりするんですけど、口調のこととか、怒ってる時と優しい三樹からしたらお姉ちゃんなので、優しく妹に語りかけるシーンとかっていう、そういうギャップ。自分自身のギャップは、大きく振り幅を変えたいなと思って、ちょっと難しかった一面でした」

響木 「普段のアオは嬉しかったら嬉しいを表に出すし、悲しかったら悲しいを表に出すんですけど、この三樹ちゃんっていう子は結構クールで、冷静沈着という感じなので。でもちょっと嬉しいことは嬉しいし、お笑いが好きな子なので面白いことも大好きなんですけど、それを全面に表に出していいキャラではなかったので、嬉しいことがあった時に内側に一回秘めるっていうことを意識するようにしていました」

Q.テンポのいい掛け合いが印象的だったんですけど、アドリブを入れ込んだシーンはあったんでしょうか?

ときの 「アドリブを入れたシーンはあります!回によりかなりアドリブを入れたりもしていて。どの回かっていうのは見て楽しんで頂きたいんですが、実際台本と違うアドリブを入れたシーンっていうのは、随所にあるので、見て頂けたら嬉しいかなと思います」

響木 「一言ボソッと言ったりするところとかは大体アドリブです。それこそ1話だと…あれ?言っていいのかな?」

五箇 「言って大丈夫です。(…と突然天の声的に登場)五箇Pですけど(会場笑)」

響木 「(笑)。なんかあの…「ダンケシェーン」って二葉がいうところがあるんですけど、あれはアドリブです。話してて「へーこれの言葉なんだー」みたいな時に、二葉がボソッと言って。言ったやつがそのまま採用されて、中でも使われたという感じです!」

Q.今後演じてみたい役はありますか?

ときの 「今回は声優さんっていう、今みんなが夢を見るような役柄だったんですけど、教師とか、そういうしっかりした役柄っていうのは、私の中ではすごい興味があります。先生役とかそういうのをやってみたいかなって思います」

猿楽町 「やっぱり一度やってみたいのは悪役!子供達も恐れてしまうような悪役をいつかやってみたいなと思います」

響木 「アオは結構シリアスめの刑事の役とかやりたいです!幼き頃に殺人犯に弟を殺された役とか(笑)。そういう重たい設定のある感じの役をやりたいなって思いました。日常とはかけ離れた経験できないようなことがお芝居だったらその人になれるのは、すごく魅力的だなと思って。なので経験できないような人をやりたいなと思って…シリアスなかっこいい刑事をやりたいなって思いました」

ということで! 各出演者の皆さんの個性がにじみ出た記者会見でございました。こういう感じの記者会見、これからもどんどん増えていくといいですね……!

そんなテレビ東京さん、4月27日・28日の開催されます「ニコニコ超会議2019」にてブース出展が決まっています! ブースの詳細を含め、VRonは取材させて頂く予定ですので、どうぞお楽しみにー! 以下概要!

「四月一日さん家の」概要

放送:2019 年 4 月19日(金)スタート 毎週金曜深夜0時52分〜1時23分
放送局:テレビ東京 テレビ大阪 他
出演:ときのそら、猿楽町双葉(新人)、響木アオ
企画・構成:酒井健作
脚本:ふじきみつ彦 、じろう(シソンヌ)、土屋亮一 、堀雅人、熊本浩武
監督:住田崇 、湯浅弘章、渡辺武 、太田勇
スタイリスト:伊賀大介
音楽:遠藤浩二
オープニングテーマ:chelmico「switch」(unBORDE/WANER MUSIC JAPAN)
エンディングテーマ:SILENT SIREN「四月の風」(EMI Records)
チーフプロデューサー:大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー:五箇公貴(テレビ東京)、赤津慧(ハロー)、向井達矢(ラインバック)
制作:テレビ東京 ハロー
制作協力:ラインバック
製作著作:「四月一日さん家の」製作委員会

気になる初回放送は明日19日の深夜0時52分から! 「ひかりTV」ご加入の方は「テレビ東京オンデマンド」にて独占先行配信が行われていますので、ぜひぜひ!

ⓒ「四月一日さん家の」製作委員会

記事元:バーチャルYouTuberドラマ「四月一日さん家の」記者会見を開催!<会見レポート> -PR TIMES-

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