GREE VR Studio Labは28日、スマートフォンなどから気軽にボイスチェンジャーを体験できるWebサービス「転声こえうらない(てんせいこえうらない)」のβ版をリリースしました。
#GREEVRStudioLab より
声のバーチャルリアリティ
「#転声こえうらない」がリリースされました!カワボ、イケボ、小学生にムッシュ...
なりたい自分になって
いろんな声でメッセージを伝えてみてください!#VR #VoiceChanger #WORLD https://t.co/STS81BuliS
— GREE VR Studio Lab (@VRStudioLab) June 27, 2019
声のバーチャルリアリティ! いいですねー!
「転声こえうらない」は、「小学生」「カワボ」「おにいさん」などの計13種類から「なりたい声」を選択し、その後実際にマイク経由で声を録音して「転生」ボタンを押すことで、ボイスチェンジした状態の音声が再生できる、という仕組みです。「美調整」というパラメータにて声の高さや声質変換など細かい調整も可能になっています。
こちらがトップから選ぶことのできる声の種類。いろんなものがありますねー。VRonでは早速この中から左上にある「カワボ」を選んでみました。
転生したら #カワボ になりました。
「やっほー!お菓子だいすき〇〇だよ!よろしくね!」 https://t.co/GuO2umb1RY #カワボ #こえうらない— VRonWEBMEDIA【公式】 (@VRonjp) June 28, 2019
すると、こんな感じで……
ボイスチェンジャー処理された音声を聞いたり、上のツイートのようにシェアすることができるようになります。ボイスデータは保存に期限が設定されていますが、これは気軽に「ボイスチェンジャー」という機能そのものを体験できますね!
こちらの「転声こえうらない」に使われているのが、森勢将雅先生(明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科)によって開発された音声分析合成システム「WORLD」。UTAUの合成エンジンや、音声創作ソフトウェアCeVIOの音声分析の一部にもこの技術が使われています。
GREE VR Studio Labさんによる当サービスの説明によりますと……
このサービスは グリー株式会社「GREE VR Studio Lab」の研究として公開されています。
楽しい体験とシェア機能を通して、みなさんの「なりたい自分」についての調査、特に声の変換(ボイスチェンジャー)の品質を改善するためのデータを収集しています。
みなさんからのデータを個人に紐づけないで収集する代わりに、無料で楽しく、気軽に利用できるようにしています。(中略)
でも、開発者の声だけでは十分な変換精度や、多様な表現の可能性につながらないことがわかり、
このサービス「こえうらない」を作って公開実験を通して改善することとなりました。ぜひ皆さんの「なりたい声」を選んで、演じてみてください。
タグの中にその希望を埋め込んでみてください。
そして、たくさんの人にシェアして「なりたい自分」を冗談交じりで伝えてみてください。
きっと近い将来に、それが本当になるかもしれません。
ということは、これは今後GREE VR Studio Labさんが本格的にボイスチェンジャー技術の醸成を行っていくということですね! めっちゃくちゃ楽しみじゃないですか!
この技術はおそらく今後の「REALITY」などのバーチャルアバター系サービス・技術に生かされていくことになりそうですね。となれば、スマホ1台でボイチェンしながらREALITYで配信、なんてことも……。これは流石に筆者の妄想ですが、それも不可能な話ではなくなるだけに、ここは期待したいところです!
Hi @PalmerLuckey san, congratulations for your marriage!
This is my message by my latest release- voice virtual reality “Tensei Koe Uranai”.
You can be anime voice. https://t.co/LIGxnd8kLR#こえうらない— Akihiko SHIRAI, Ph.D @ GREE VR Studio (@o_ob) June 27, 2019
白井先生がスッとパルマー・ラッキーさんの結婚祝賀メッセージに「こえうらない」を使ってるのがイカス! グリーさんの今後に注目です!