アソビシステム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中川悠介、以下 アソビシステム)と、Activ8株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役:大坂武史、以下 Activ8)は14日、「世界を魅了するキャラクタータレントの輩出を目指す」キャラクタータレント事務所「ANNIN」を立ち上げることを発表しました。
デジタルライブエンターテイメントの雄がタッグを組んだ! 2つの巨頭が生み出す新たな「タレント」とは
これはまたどえらい組み合わせになりましたね……。
アソビシステムといえば、人気アーティストを擁するプロダクションとして名を馳せる存在です。なんといっても代表格は、きゃりーぱみゅぱみゅさんや中田ヤスタカさん。XR領域やメタバース領域などへのアプローチも積極的で、様々なイベントに彼女が顔を出していますね。筆者が最近気になってるのは「新しい学校のリーダーズ」かしらん。
かたや、Activ8さんといえば我らが親分「キズナアイ」の生みの親ですが、最近はデジタルライブエンタメでの活躍が目覚ましいですね! 直近のプロダクトではONE PIECE FILMで展開されている3Dキャラクター「ウタ」が超目立ってる感じ。
そんなつよつよカンパニーがタッグを組んでこともあろうに事務所を立ち上げるってんですから、これは大事件であります!
設立の経緯がこちら。
韓国K-POPシーンからはボーイズグループが米ビルボード・チャート1位、グラミー賞ノミネートと、かつてない躍進でアジアから世界の音楽シーンを席巻。日本からは音楽領域においてこのようなスターは生まれていないものの、YouTubeの投げ銭機能「Super Chat」の世界ランキング上位10位中9人を日本のVTuberが占め(PLAYBOARDの資料に基づく)、アニメカルチャーは2.4兆円を超える市場規模を世界で形成し(一般社団法人日本動画協会が発表した「アニメ産業レポート2022」より)、新興のNFT領域でも日本を意識したコンテンツが人気を博すなど、メタバース時代を迎え日本カルチャーが真価を発揮し出しています。また、歌い手を始めとする顔出しをしないアーティストの活躍など、メタバース化・デジタル化の流れを受け、アバターの活用、ネット上で複数のアイデンティティを使い分けるといった行動は世の中に定着しつつあります。
そんななか、リアルとバーチャルの両面、および日本のアセットを活かしたエンタテインメントにより、近年のK-POPに匹敵する盛り上がりを作れるのではないか、と考えています。メタバース時代を日本再興の機会と捉え、メタバース時代ファーストなタレントを輩出すべく立ち上げました。プレスリリースより
とな! かなりデッカくぶち上げていらっしゃる!
ということで、この両者が立ち上げる事務所の名前は「ANNIN」。「キャラクタータレント事務所」と銘打っているところがポイントで、「リアルタレントの活動領域を増やすことを目的とし、今後次世代キャラクタータレントのオーディションを行う」としています。
今のところ情報はここまでしかありませんが、メタバース、バーチャルライブとバズワードが散りばめられております。両社とも大きな実績を持っているだけに、ただのタッグでは終わらなさそうですね。ここは注目しどころですよ!(K)
記事元:Activ8とアソビシステムが世界進出を視野に入れたメタバース時代のタレント事務所「ANNIN」を設立! -PR TIMES-