バルス株式会社は28日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により無観客公演や中止を検討されているライブ開催をお考えの主催者の方向けに、ライブの有料オンライン配信をサービス手数料無料にてサポートすることを発表しました。
『SPWN(スポーン)』は、次世代のライブエンターテイメント技術により存在する3D空間。ゲームなどで使われる『生まれる・出てくる』という意味の「SPAWN」からつけられています。そのイメージとは「あらゆるスペースで展開可能なxR空間」。ライブハウスをはじめとする、映画館、劇場、イベントスペースなど、あらゆるスペースを Vtuberやバーチャルアーティストのライブステージにする……と銘打たれています。
WEBアプリとの連動により、アーティストとファンが一緒に作っていく参加型ライブを体験できるのが最大の特徴。すでに多くのリアルイベント開催実績を持つほか、東京だけでなく大阪、名古屋など複数地点での同時配信などが盛んに行われています。
さて、バルスさんによれば、「アーティストにとってのライブは重要な表現活動の一つなだけではなく、活動資金となる収入に直結する重要なイベント」であり、その結果「中止にしたいけれども収入面を考えなかなか踏み切れないといったご相談と一緒に、これまで準備してきたライブをファンに届けたいという思いを、25日の政府による方針発表後に多数頂くようになった」そうです。
そんな中、「無観客公演を実施しての無料配信」「会場費等の諸費用の補填として配信中の投げ銭手段」などの検討がされていることから、バルスさんが持っている「SPWN」の技術・機能である「有料動画配信機能」「ライブのオンラインチケット販売、決済」といったサービスを「サービス手数料無料」で提供するに至ったそう。手数料無料!
対象となるのは「チケット価格を設定しての有料配信」と、「寄付型クラウドファンディングによる有料配信サービス」の2つです。以下、この2つのサービスのうち、「寄付型クラウドファンディングによる有料配信サービス」についてご説明を。
寄付型クラウドファンディングによる有料配信
SPWNの有料動画配信機能を活用し、チケット価格を「0円、500円、1,000円、5,000円、10,000円」のようにアーティストが任意の価格設定を行い、無観客ライブの有料配信を実施できるサービスです。
今回は新型コロナウイルスの影響により無観客公演を実施される方向けに、サービス手数料を無料にて上記の機能を提供します。なお「サービス手数料以外の費用として、音楽著作権費用、決済手数料、サーバー費用等の弊社から外部に支払う費用については発生いたしますことをご了承ください」とのことです。以下がサービス提供の概要になります。
対象:新型コロナウイルスによって無観客公演を実施される方
期間:2020年2月28日(金)〜2020年4月12日(日)
提供機能:チケット価格を設定しての有料配信、寄付型クラウドファンディングを活用した有料配信
機能:コメント、投げ銭
画質:1080p
お問い合わせ:https://balus.co/contact/
※今後の状況に応じて変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。
※サービス手数料以外の費用(音楽著作権費用、決済手数料、サーバー費用等)については別途発生いたしますことをご了承ください。
この試みが現状を打破する原動力となるのか、バルスさんのお手並み拝見ですね!
記事元:バルス、新型コロナウイルスにより無観客公演や中止を検討されているライブの寄付型クラウドファンディング有料配信及び通常の有料配信へのサポートを実施いたします。 -PRTIMS-