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フィクションにおけるVR描写についてシリーズ:「ソードアート・オンライン」

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フィクションにおける様々な近未来描写について徒然と語るシリーズ、今回はこちらです。

ソードアート・オンライン 川原礫 (著) 刊行期間 2009年4月10日 -

web小説として個人サイトに掲載されていたVRMMO小説です。バーチャルな世界を舞台に、本当の生死を分ける「デスゲーム」を繰り広げることになります。「デスゲームがバーチャルな世界で起きる」という、非常ーに刺激的な内容だったこともあり、テレビアニメ化で有名になったことは記憶に新しいですね。今月には映画化ですし!

デスゲームとは「バトルロワイヤル」「カイジ」「LIAR GAME」等ドラマで人気のジャンルの一つです。

2022年。人類はついに完全なる仮想空間を実現した。 VRMMORPG (仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム)「ソードアート・オンライン」のプレイヤーの一人であるキリト。 SAOの世界を満喫していた彼は、ログインした他の1万人のプレイヤーと共にゲームマスターから恐るべき託宣を聞かされる。 それは、ゲームをクリアすることだけが、この世界から脱出する唯一の方法であること。そして、このゲーム内でゲームオーバーは、現実世界での“死"を意味すること。 それが、このゲームの恐るべき全貌であった。 キリトは、いち早くこのMMOの“真実"を受け入れ、パーティーを組まないソロプレイヤーとして、終わりの見えない死闘に身を投じていく……。 Amazonより

アニメ版

ソードアート・オンライン

アインクラッド編とフェアリィ・ダンス編まで、アインクラッド編は時系列通りに再構成されました。

1話から14話までがアインクラッド編でデスゲームに捕らわれた1万人の話で1巻、2巻、8巻の一部に相当。15話から25話までがフェアリィ・ダンス編で主人公が別の仮想世界に捕らわれたヒロインを助ける話で3巻、4巻に相当します。

ソードアート・オンラインII

ファントム・バレット編およびキャリバー編、マザーズ・ロザリオ編までが「II」です。1話から14話までがファントム・バレット編で銃器をモチーフとした仮想世界で、本当の殺人事件の噂を捜査する話、5巻、6巻に相当します。15話から17話がキャリバー編、閑話、8巻の残りに相当、18話から24話までがマザーズ・ロザリオ編、終末医療に関わる重い話、7巻に相当します。

ここまでは下記のVR機器を使用したエピソードで構成されています。作中ではVR機器を使用する様々な問題が語られておりまして、VR機器の良い面として「セラピー効果や終末医療、学習機器として優れた点」が紹介されていますね。

悪い面では、ひきこもり等の社会問題や、洗脳技術への応用、軍事転用などが描写されています。また大きなポイントとして「没入している間、身体は完全に無防備になる」という設定になっています。

続巻の「アリシゼーション編」は9巻から18巻までと長編となっており、主人公が接続に使用している機器も全くの別物になっています。

VR機器

小説版の8巻までがアニメ化・ゲーム化されており、VRマシン「ナーヴギア」、事件後に「アミュスフィア」(出力制限版)が使用されています。

ログインすることを「フルダイブ」と呼んでいまして、文字通り全感覚が仮想世界に存在し、現実の身体の一切の感覚から遮断されるようになります。この世界では「脳と電磁場的接続が可能になっている」という設定の為、外科的手術を施すことなく仮想世界に接続できる、というわけ。

平和になった際には、ゲーム内のほうが現実世界より煩わしくないことから「学校の課題などを仮想世界でこなすほうが効率がいい」とキャラクターがしゃべる場面もあるんです。良く練られていますね。

この機器は2022年に実用化された、という設定です。刊行開始が2009年ですから、10数年くらい先であれば近未来として具合がよかったのでしょうが、人気が出たことで現在まで連載が続いておりまして、その2022年まであと5年に迫っています! 人気!

劇中ではSOA同梱版で12万8千円という、現在のVR機器よりかなり格安で販売されています。しかも初期ロット1万台! 少ないですねー。

今のVR機器+使用するPCのお値段と比べてみましょうか。

  • Oculus Rift+Oculus Touch $798+PC … 159,800円(税別)
  • HTC Vive+PCセットモデル価格 … 196,600円(税別)
  • Playstation VR 49,980円(税別)+PS4 29,980円(税別)+PlayStaton Move 3,790円(税別)×2 = 87,540円(税別)

劇中では今後、VRが普及するときに起きるであろう問題や、逆にVRがもたらすであろう良い効果等が作品中に盛り込まれています。映画も公開されることですし、小説やアニメを一度は見てみてはいかがでしょうか。

さて、その映画は2月18日に公開されます。映画ではAR(拡張現実)がモチーフになっているみたい。同作者による別作品「アクセルワールド」が2046年という更に未来の設定のARをモチーフにしているので、もしかしたら世界観がつながっているのかもしれませんね!

ソードアート・オンラインとのコラボレーション展開

最後はソードアート・オンラインが積極的に展開しているコラボレーション展開をざっとご紹介しましょう。意欲的ですね!

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