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Inter BEE 2017に行ってVR/ARの最前線を見てきました!(その6・株式会社インタニヤ / ジョエ株式会社)

11月15日から17日まで幕張メッセにて開催されました「Inter BEE 2017」。展示されていた企業様・製品などをひとつづつご紹介しています。

【InterBEE】視野角250度!360VRに最適な魚眼レンズ「250 MFT」

InterBEEで気になったグッズ・アイテムを紹介しています。今回はこちら。 まるで目玉のお化けのようなレンズ! こちらはマイクロフォーサーズ用の魚眼レンズ「250 MFT」です。 Entaniya ...

5つ目は、昨年もお邪魔させて頂きました「株式会社インタニヤ」さんと「ジョエ株式会社」さんです!

Entaniya HAL250 / HAL200(株式会社インタニヤ)

株式会社インタニヤ」さんは商業写真の撮影スタジオとして創業、現在ではVR撮影機材、特に魚眼レンズやVR撮影用リグなどのリリースで知られます。

今回もさまざまな製品の展示をされていましたが、やはり一番の注目はこちら、VR撮影用フィッシュアイレンズ「HALシリーズ」です。

すでにリリースされている「HAL 250シリーズ」は250度の視野角を持つ広角魚眼レンズ。

その視野角の広さから、一眼レフカメラ×2台による360度撮影に適しているそうです。もちろん、各種マウントに対応してますよ(交換用マウントアダプターのキットなども別途用意されています)。

そして、今年の12月(年末)にリリースが予定されているのが「HAL 200シリーズ」。

3DVR動画の撮影を視野に入れた、200度の視野角を持つフィッシュアイレンズです。コンパクト、かつ軽量化されたことで、180度3DVRでの撮影に特化しているのが大きな特徴。左の大きい方はSONYの「UMC-S3CA」に「HAL 200」を取り付けたものですね。

右後方にあるのは、GoPro HERO6に「M12 220」レンズを取り付けた「3Dステレオ180VRキット」。

Google、新しいVR動画形式「VR180」を発表。180度ビューで3D視聴可能、今冬には対応カメラも登場予定

https://twitter.com/VRScout/status/878006717233205248 うおっっと、ここでgoogleさんから新展開です! アメリカのVRScoutが現地時間の22 ...

GoogleのVR180企画策定を機に様々な180度3DVR撮影の機材がリリースされつつありますが、これで一つでハイクオリティなステレオVR撮影ができちゃう! というパッケージになっております。VRon的にも、180度3DVRを業務としている弊社としても興味津々です!

Obsidian(ジョエ株式会社)

ジョエ株式会社」さんは、撮影関連機材・ドローンなどの製造や販売、レンタル、撮影を主力事業としており、昨今は360度VR撮影のソリューションを数多く発表されています。

写真の「水中8K360度VR動画撮影」なんて特殊な撮影にも対応されていることでも知られていますね。右下のテトラポッドみたいなのがその撮影機材ですが、深海1000mの水圧にも耐えられるんですって!

そんな中、VRonが注目したのがこちら、「Obsidian」シリーズです。

Obsidianシリーズは、中国のKANDAO社が開発・リリースしている360度3DVRカメラ。6つのレンズを内蔵した設計で、8K画質での出力に対応した「R」と、ハイスピード撮影(最大120fps)に特化した「S」の2タイプが用意されております。

また、スティッチングのためのディープラーニングソフトウェアも添付されている他、筐体の底にあるLAN端子を使ったライブ配信にも対応するとありまして、とっても攻め攻めなスペックです。以下はKANDAOによる公式紹介動画。

実際に撮影された3D360度VR映像を拝見しました(ビューワはHTC Vive)が、さすがは8Kですね! 「綺麗!」の一言でした。

多少レンズ間のスティッチングがずれているのがすこーし気になりましたが、担当の方によると「デモ映像は時間のない中撮影したもので、もっとスティッチは調整できます!」とのことでした。うーん、ポテンシャル高そうです!

Inter BEEはこういったプロユースの機材に直接触れることができるのも大きな魅力ですね。もうちょっと続きますので、次回をお楽しみに!

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