レノボ・ジャパン株式会社は24日、スタンドアローン型VRヘッドセット「Lenovo Mirage Solo with Daydream」(以下Mirage Solo)を正式に発表、昨日より日本での予約販売を開始しました。
レノボが投じる次の一手は「コンシューマ向けスタンドアローンVRヘッドセット」
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Mirage SoloにVive Pro! CES 2018にて発表されたVRガジェットざっくりまとめ
こんにちわこんばんわ! 先週末にアメリカはラスベガスにて開催されておりました「CES 2018」、今年も多くの発表がありました。すでにVRonでご案内したものを含め、ざーっくりとおさらいしてみましょう ...
今年2月に開催されました「CES 2018」において、レノボさんが発表したあの「スタンドアローンVRヘッドセット」が、いよいよ日本で発売されます!
「Lenovo Mirage Solo with Daydream」は、スタンドアローン型のVRヘッドセット。Googleのインサイドアウト式モーショントラッキング技術「WorldSense™」を採用することで外部センサーなしで6DoF(6自由度)を実現している他、「2560×1440ピクセル」と、これまでの家庭向けVRゴーグルよりも高い解像度を持ちます。
スタンドアロン型でかつDaydream対応、WorldSense™搭載のVRヘッドセットの商品化はこれが世界初(レノボ調べ)となります。以下が最新のトレーラー映像。
Mirage Soloは今回「Daydream」に対応したことで、DayDream向けコンテンツに加え、Googleサービスとの優れた連携によりGoogle フォトやYouTube VRなど、幅広いコンテンツを楽しむことが可能です。
額や頬の接触部分のクッション材や、片手で調整できるストラップ、重心バランスなどにより、装着時のフィット感もばっちり。
これでお値段が……、驚きますよ。税別51,200円!(税込55,296円)
今一般購入が可能なスタンドアローンVRヘッドセットですと、だいたい7万円~8万円あたりが相場ですから、Mirage Soloは大きくお値段を下げてきたことになります。というか、Oculus Riftと対して変わらない(Oculusは現在50,000円)値段設定に、ビックリです!
セットで使いたい180度VRカメラ「Lenovo Mirage Camera with Daydream」
今回さらにもう一つ正式発表されたのが、180度VRカメラ「Lenovo Mirage Camera with Daydream」。
Mirage Cameraは、一般的なデジタルカメラやスマートフォンと同じ感覚で簡単に180度のVR映像が撮影できる、1,300万画素のデュアルレンズカメラです。最大4K解像度(3,840×2,160)で3D映像が撮影でき(30fps)、YouTube電子式6軸手ぶれ補正機能も搭載しています。またGoogleのVR動画向けフォーマット「VR180」に対応していますので、再生プラットフォームを選びません。
セットアップにはスマートフォン(iOS、Android)を使用。撮影中はスマホがファインダー代わりになる仕組みです。もちろん、撮った動画をそのままYouTubeなどへアップできちゃうのも大きなポイント。内蔵メモリの容量は16GBですが、ちゃんとMicroSDスロット(最大128GB)も用意されています。
これでお値段が……、税別35,800円!(税込38,664円)
いやいやいやいや、巷の360度VRカメラとほぼ同価格帯で勝負してきましたよ!(「Insta360 ONE」で税込み42,999円、「Insta 360 nano S」で28,981円)
さすがにライブ配信機能などプロ仕様のカメラにあるような機能こそありませんが、家庭用用途ならこれで充分でしょう! レノボさん、マジでスゴイカメラ出してきましたね……!
4月24日より予約販売開始、一般販売は5月11日から
そんなレノボさんの新しいVRヘッドセット+VRカメラ、すでに予約販売がスタートしております。レノボオンラインショップにて購入が可能で、発送は5月11日以降とのこと。また一般発売も5月11日から予定されています。
直近では国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(6月4日(月)~24(日)に東京で開催予定)にて新設されますVR部門「VR SHORTS」の視聴用デバイスとしてMirage Soloが提供されるそうですので、このイベントで体験するのもアリかも。
今から5月11日の一般販売開始が待ちきれませんね!