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H2LとNTTドコモ、「Bodysharing技術」と5Gを活用した新サービスに向けた連携をスタート

H2L株式会社と株式会社NTTドコモは9日、H2Lが提供する「BodySharing技術」を活用し、第5世代移動通信方式(5G)時代における新たなサービスや利用シーンの協創に向け、連携して取り組むことに合意したことを発表しました。

「FirstVR」のH2LがNTTドコモとタッグ!

H2L、スマホVRデバイス「FirstVR」の開発者用サイトをオープン、SDKの無料公開をスタート

H2L株式会社は17日、腕に巻くだけで直感的にVR/AR体験を提供するデバイス「FIRST VR」の開発者用サイトをオープンし、専用アプリ開発のためのSDK(alpha版)の無料公開を開始しました。 ...

世界初(H2L社調べ、2018年末時点)のアクティブセンシング技術を採用したコントローラ付きスマホVRゴーグル。それがH2Lさんの「FIRST VR」です。

光学式筋変位センサー内蔵コントローラーにより、手の動きでVR空間を操作することができるデバイスがセットになったVRHMDということで、VRonでもこれまでにも何度かご紹介してきました。昨年4月にSDKを公開した他、現在までハッカソンなど様々な試みを実施されています。こちらが公式の紹介動画。

で! このH2Lさんがこの度NTTドコモさんと5G絡みで連携する「BodySharing技術」というのが、このFirstVRなどを通じてH2Lさんが開発・提供しているものであります。

「BodySharing技術」とは、筋変位センサーを活用し、手や腕などの身体情報をコンピューターと相互伝達することにより、人やロボット、VR・ARのキャラクターへ体の動きを伝えることができる……というもの。

独自の触感提示技術により、他人の体験やVR・AR空間の体験を体に伝えることを可能にしています。

この「BodySharing技術」と、低遅延が特長の5Gと組み合わせることにより、遠隔地にいる人の体験をリアルタイムに体験することができるなどの活用が期待される……という次第。

「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を通じて「BodySharing技術」を提供!

NTTドコモ、「ドコモ5Gオープンラボ OSAKA」を大阪市内に開設

株式会社NTTドコモは23日、2020年の商用サービス開始を目指している第5世代移動通信方式(以下、5G)実験基地局装置などを無償で利用できる、常設5G技術検証環境「ドコモ5Gオープンラボ™ OSAK ...

ドコモさんは5Gにおいて、幅広いパートナーと共に新たな利用シーン創出に向けた取り組みを行う「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を展開。2000を超えるさまざまな分野の会員企業・団体(2,000超の団体※1 以下、パートナー)が参加しておりまして、5Gの技術や仕様に関する情報、意見交換を行うワークショップの場を提供しています。

今回の連携により、H2Lが提供する「BodySharing技術」が同プログラムのパートナーに提供されることになります。これにより、パートナーの持つアイデア・サービス・技術とのマッチングを図り、新たなサービスの創出を目指すとのことです。

すでに本連携の一環として、H2Lと共同でパートナーを対象としたアイデアソン・ハッカソンの開催を予定している他、H2Lさんの「FirstVR」を、パートナーへ無償で貸し出すプログラムを開始するそうです!

またドコモさんは、同じ9日に開設した常設5G技術検証環境「ドコモ5Gオープンラボ™OKINAWA」(沖縄県那覇市)にて、両社が沖縄振興推進に向け協創に取り組んでいる「FirstVR」対応コンテンツの展示を開始しています。そちらがこちら!

ということで、「FirstVR」SDKのリリースから約8ヶ月、H2Lさんの試みがdocomo 5Gを通じて大きく動き出すことになります。

ここ数年大きな動きの中にあります「センシング」界隈において、独自のスタイルを貫いてきたH2Lさんの技術がドコモさんの5Gへの取り組みの中でどのように活かされていくのか、今後の展開が楽しみですね!

*「FirstVR」は、H2L株式会社の登録商標です。
*「ドコモ5Gオープンラボ」は、株式会社NTTドコモの商標です。

記事元:H2Lとドコモ、「BodySharing技術」と5Gを活用した新サービスの創出に向け連携 -共同通信PRワイヤー

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