株式会社テスティーは23日、10~20代の若年層、いわゆる「ミレニアル世代」と言われる男女1,057名を対象に「VR/AR」に関するアンケート調査を実施、その結果の一部を公開しました。
今の若者がVRやARに何を望むのか? そもそも関心があるのか?を徹底調査
テスティーさんはスマートフォンに特化したリサーチを得意とする調査会社です。これまでにもSNSの利用実態ですとか、今はやりの仮想通貨ですとか、現在のトレンドに即した分野に関する調査を10代~20代に対して実施しています。で、今回はVR/ARに関する調査をされた!ということで、ご紹介してみることにしましょう。
VRの認知度は7割を伺うも、経験者はまだ1/4
まず、10代、20代の男女を対象にVRの認知度を調査したところ……
- 「知っている」と回答…10代で74.8%、20代で68.8%
とのことで、約7割の人がVRを認知している、という結果になったとのこと。ずいぶんと知られるようになったんですね……(遠い目)。
そのうえで、VRを知っていると回答した人を対象に「実際にVR体験をしたことがありますか?」と聞いたところ
- 「体験したことがある」と回答…10代で25.4%、20代で23.6%
という結果に。4分の1ですか……。これを高いとみるのか低いとみるのかは、見方によって変わってきそうですねー。
VRの体験希望を持つ人は無料・有料を含めると70%オーバー
つづいて、「今後VRを体験したいですか」という質問に対しては……
こんな結果が出たそうです。体験したことがある人に限れば、お金を払ってでも体験したいと感じる人が全体の2割に上るんですねー。まずは「どうやってVR体験まで導くか」が大事になってきそうな感じ。
また、「今後AR体験をしてみたいですか?」という質問については……
有料でも体験したい、という回答者は減るものの、こちらも「体験したい」と考える人たちの数値が高いという結果になりました。未体験者と体験者の差がVRよりも大きいのが目立ちますね。
テスティーさんの分析では、
ARという言葉の認知度は3割以下ではあるものの、体験したことがある人の割合が高いという結果から、AR技術とは知らずに利用している人が意外と多いのかもしれません。
とのこと。なるほどね!
「今後、体験してみたいと思うVR体験」、1位は映画、2位はゲーム、3位はファッション!
最後にご紹介するのは「今後、体験してみたいと思うVRはどんなものですか?」という質問。
というわけで、1位は映画、2位はゲーム、3位はファッションという結果になりました。ファッションが3位に食い込む、というのが非常に興味深いですね! 5位に「恋愛」というのが入っていて、なんかちょっとホッとしてみたり(何故)。
今回の調査結果のさらなる詳細は、テスティーさんの「TesTee Lab(テスティーラボ)」にて公開されていますので、気になる方はそちらもどうぞ!
記事URL:https://lab.testee.co/2018-vrar
記事元:<若年層男女1,057名対象>テスティー、若年層男女を対象に「VR/AR」に関する調査を実施 -PR TIMES