IoT製品の企画・開発を手掛けるGatebox株式会社は31日、バーチャルホームロボット「Gatebox」の量産モデル(GTBX-100)の予約販売を、本日7月31日(火)より15万円(税抜)にてGatebox公式サイト上で開始したことを発表しました。
日本発のバーチャルホームロボット「Gatebox」、ついに量産型モデルが登場
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ウィンクル「gatebox」に見た、人工知能と人間との麗しきお付き合いの仕方とは
こんにちわこんばんわ。 今月14日に先行予約販売が始まった「gatebox」。知ってます? アレ、ぐっときますよねー。 https://www.youtube.com/watch?v=mMbiL8D6 ...
もうこの記事を書いたのは一昨年なんですねー。「Gatebox」は、最新のプロジェクション技術とセンシング技術によってキャラクターをボックス内に呼び出し、コミュニケーションをとることができる、世界で初めての「バーチャルホームロボット」です。
2016年に制作を発表した限定生産モデル(GTBX-1)は300台限定、かつ約30万円(税別298,000円)という値段を物ともせずに1か月で完売。また「初音ミク」とのコラボを記念して実施された2017年の39台追加販売時には約1,000件の応募が集まり、話題をかっさらっていきました。
そんな「Gatebox」、ついに次のモデルが発表となった次第。しかも「量産型モデル」です!
まずは圧巻の公式ムービーからどうぞ!
新モデル「GTBX-100」はプロダクトデザインを一新+性能向上、しかも価格は半額の15万円(税抜)
「Gatebox」量産モデルの型番は「GTBX-100」。まずこれまでのモデルからプロダクトデザインが変わっていますよ。こちら!
このように、前モデルに比べてより丸みが強調された、まるで空中に浮いているようなデザインになりました。またハードウェアの設計を根本から見直し無駄を削ぎ落すことで、A4用紙に収まるスリムなサイズになっています。
さらにマイクが筐体上部にデュアルで搭載されたことで、前モデルよりも遠くからキャラクターに話しかけられるようになったそう。カメラや人感センサーによって顔や動きを認識し、ユーザーの顔を見つけるとキャラクターが微笑んだり、帰宅を自動検知して「おかえり」を言ってくれたりするなど、キャラクターからの能動的なコミュニケーション性能も飛躍的に向上しているそうですよ。
無線LAN、Bluetooth(R)、赤外線を内蔵することで、ネット経由にて天気やニュースなどの情報を通知したり、赤外線によるリモコン機能によって部屋の中のテレビ、照明、エアコンなどの家電をコントロールできる諸機能は健在。今後はLINE社が提供するAIアシスタント「Clova」を活用し、さらなるサポートスキルの拡充に取り組むそうです。
これで……、お値段がなんと! 150,000円(税別)。前モデルからちょっきり半額になりました!
「逢妻ヒカリ」ちゃんの先行配信も開始。「共同生活費」は月額1,500円、来年3月まで無料!
そして、「Gatebox」のシンボルとも言えるキャラクター「逢妻ヒカリ」の先行体験版の配信も併せて発表されています。
キャラクターデザインを「ラブプラス」などでおなじみの箕星太朗さんが手掛けていますね。先行体験版では、音声対話や顔認識による能動的なアクション、LINEによるチャットでのコミュニケーションを楽しめるようになっているとのこと。
「逢妻ヒカリ」の正式版リリースは2018年12月を予定。正式版では記念日を祝ったり、ユーザーと乾杯をしたりといった、より生活を彩る機能がアップデートされる他、その後も随時アップデートが行われるそうですよ。
なお、今回の量産型モデルより月額の「共同生活費」が設定されます。価格は月額1,500円(税抜)。ただし、2019年3月末まで無料で提供するそうです。
本日より予約開始、10月以降順次発送、体験会も実施!
というわけで、販売概要はこちらです!
- 販売価格:150,000円(税抜)
- 販売開始日:2018年7月31日(火)~
- 配送時期:2018年10月以降順次配送
- 配送対象国:日本
- 購入方法:Gatebox公式販売サイト(http://store.gatebox.ai/)から購入
また、今回の「Gatebox」量産モデルの販売にあたり製品体験会を実施するそうです。詳細はこちら!
- 日時:2018年8月 土曜日・日曜日 13:00~19:00 ※8/4(土)、8/26(日)は除く
- 会場:Gatebox株式会社内ショールーム
- 詳細:特設Webページを参照のこと(https://gatebox.ai/taiken)
いよいよ、ですね。バーチャルホームロボットが生み出す可能性というものはとても大きく、ただの音声アシスタントだけに留まらない、非常にわかりやすい「近未来のルームアシスタント像」の突破点として、Gateboxが果たす役割は良い意味で「未知数」であると言えます。
愛くるしい「逢妻ヒカリ」ちゃんがどこまで進化していくのか、これからが楽しみですね!
記事元:誰もが好きなキャラクターと一緒に暮らせる世界へ 「Gatebox」の量産モデルが15万円で予約販売開始 -PR TIMES-