東映アニメーション株式会社は23日、Gugenka®(株式会社シーエスレポーターズ)、株式会社ダイナモピクチャーズと共同で「ゲゲゲの鬼太郎」50周年記念xRデジタルアートプロジェクト「魂とアート」を発表しました。
Gugenkaの快進撃は続く。今度は東映、ダイナモピクチャーズと「ゲゲゲの鬼太郎XR」!
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Gugenka、アニメ「One Room」のVRアプリ「One Room VR 花坂結衣は引越してくる -制服編」をリリース
「Gugenka®」(グゲンカ)は6日、SMIRALと共同でTVアニメ「One Room」をVR化したスマホアプリ「One Room VR 花坂結衣は引越してくる -制服編」のiPhone版を本日6日 ...
Gugenkaさんについてはこれまでにも様々な形でご紹介をして参りましたが、筆者としては「Gugenkaさんって、IP(知的財産)関連のコンテンツ制作に激強いよね!」という印象があります。
上のOne Room VRもそうですが、その前はクリィミーマミですとか、その前には「Re:ゼロ」とか「DIVE!!」とか、特にアニメのコンテンツ分野で顕著な実績をお持ちなのがGugenkaさんです。そんなGugenkaさんが先日発表したのが、なんと「ゲゲゲの鬼太郎」でございます!
「ゲゲゲの鬼太郎」は、皆さんご存知東映アニメーションさんによるアニメシリーズ。現在放送されているのは実に「第6期」だそう。へー! 今期の鬼太郎、CVを沢城みゆきさんがやってるんすか!(筆者がファンなだけです)
今回、世界的なな知名度を持つ「ゲゲゲの鬼太郎」の日本ならではの世界観と、「xR(AR/VR/MR)、3DCG」といった最先端技術を組み合わせたアート作品を東映アニメーション完全監修のもと制作し、各映画祭へのエントリーを行う予定だとか。また、VTuberでの活用が増えている「リアルタイムアニメーション」表現による映像作品の制作も予定しているそうです。強気だ!
まずはVRアプリ『魂の送り火』とHoloModelsから。VRアプリは「東京ゲームショウ2018」Gugenka®ブースにて先行体験展示予定
まずはプロジェクトの一つ目として発表されましたのがVRアプリ『魂の送り火』。
「ゲゲゲの鬼太郎」の世界観を疑似体験できる、という内容になっておりまして、ユーザーが「目玉おやじ」に導かれ、「ゲゲゲの鬼太郎」でお馴染みのキャラクター達に出会いながら元の世界を目指します。
開発はGugenka®さんが担当。レノボのスタンドアロン型VR「Lenovo Mirage Solo with Daydream」対応コンテンツとして、9月に開催される「東京ゲームショウ2018」Gugenka®ブースにて先行体験イベントを開催される予定だそう。どんな内容が体験できるのか、楽しみですね!
また、「ゲゲゲの鬼太郎」がGugenka®が配信する3DCGのフィギュアを飾るスマホARアプリ「HoloModels™ 」を使用し、ユーザー参加型のARアートを行うことも併せて発表されています。
「HoloModels™ 」はスマホ画面内にARフィギュアを表示させて等身大サイズにしたり、ポーズや表情を自由に設定し、本当にキャラクターが目の前に居るかのように現実空間に飾ることができるアプリでございまして、こちらもGugenkaさん謹製でございます。
登場が発表されているARフィギュアは「鬼太郎」「目玉おやじ」「ねこ娘」「ぬりかべ」「一反もめん」。今秋より順次発売予定です。
さらに! ダイナモピクチャーズによる「ゲゲゲの鬼太郎」3Dムービー制作も決定!
そして、ダメ押しとなるのが3Dムービーの制作でございます!
株式会社ダイナモピクチャーズさんによる、アトラクション・シアター向け3Dムービー作品『魂の行方』の制作も併せて発表されています。鬼太郎の3Dムービー作品はこれまでに3作品制作されておりまして、1作目は遡ること1999年の『ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎の幽霊電車』から、遊園地をはじめとする娯楽施設やショッピングモール等で上映されてきました。今回が4作目となります。
全国各地の常設シアターへのソフト配給から、イベント向け簡易シアタ—の短期レンタルまで、様々な形態での上映が可能になるそう。こちらも楽しみですね!
というわけで、駆け足でご紹介してまいりました「ゲゲゲの鬼太郎:デジタルアートプロジェクト」、詳細などにつきましてはGugenkaさんの公式ページ( https://gugenka.jp/event/kitaro.php )をどうぞ!
とりあえずは9月の東京ゲームショウ2018での展示が初お目見え、って感じになりそうですね。今後の情報に期待しましょう!
©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
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