行って参りましたよー!
昨日10月16日、19日までの日程にて幕張メッセで開催されております「CEATEC JAPAN 2018」へ取材でお邪魔させて頂きました。
CEATEC JAPANは、あらゆる産業・業種による「共創」を基本としたビジネス創出と、技術および情報交流などを一堂に会する場として2000年から始まったコンベンション。今年で19回目を迎えます。
1964年から1999年まで開催された「エレクトロニクスショー」と、「COM JAPAN(1997年~1999年)」を前身としている他、さらに「テレビラジオパーツショー(1958年〜1961年、主催:電子機械工業会)」まで遡れてしまうという、日本でも有数の歴史を持つ展示会です。
またの名を「IoTの祭典」。実世界とサイバー空間の相互連携に関するあらゆる技術が大集合!
現在のCEATEC JAPANにおけるメインコンセプトは「CPS(サイバーフィジカルシステム)」と「IoT(モノのインターネット)」。
「CPS」は実世界(フィジカル空間)にある多様なデータをセンサーやネットワーク等で集め、それらをインターネットなどのサイバー上にて大規模データ処理技術等を駆使して分析や知識化を行い、そこで生み出された情報によって、産業や社会の活性化を図る、というもの。この「CEATEC JAPAN」はまさに、そんな「CPS / IoT」に関する様々な技術やソリューションが一堂に会します。
先月お邪魔した「東京ゲームショウ」とは一味も二味も違う展示の数々に、VRonは圧倒されっぱなしでした! そんな取材当日の模様をTwitterのツイートとまとめたダイジェストでお伝えします!
#au さんのブースではバリバリの #5G 推し! sphere5.2 とも久しぶりのご対面です!#CEATECJAPAN2018 pic.twitter.com/iRDZwapB7J
— VRonWEBMEDIA【公式】 (@VRonjp) October 16, 2018
まずはauさんのブースから。ブース内でひときわ目を引いていたのが「sphere 5.2」でございます!
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Inter BEE 2017に行ってVR/ARの最前線を見てきました!(その5・Sphere 5.2 / WONDER VISION TECHNO LABORATORY)
11月15日から17日まで幕張メッセにて開催されました「Inter BEE 2017」。展示されていた企業様・製品などをひとつづつご紹介しています。4つ目は、「Sphere 5.2」です! Spher ...
WONDER VISION TECHNO LABORATORY株式会社の「WV Sphere 5.2」は、幅5.2m、高さ3.4m、奥行き2.6mの半球状スクリーンに4Kまたは8Kの映像を映し出すことができる映像システム。映像とリンクした座席遊動、送風、サウンド効果なども併せ持っているのが大きな特徴です。
今回auさんがバリバリ推していた「au 5G」によるレーシングゲーム体験が出展されておりました。長蛇の列でしたよー!
#バンダイナムコ さんブース。プログラミングロボットバトルゲーム #アルゴロイド がデモ展示されていました! すげーカッコいいー! #CEATECJAPAN2018 pic.twitter.com/mhoHQlBW1G
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つづいてバンダイナムコホールディングスさんのブースで展示されておりました「アルゴロイド」。株式会社バンダイ新規事業室さん(3rd Factory)が開発しておりまして、自分で考えて動く自律型ロボット対戦ゲームです。自分でプログラミングもできちゃうという優れもの。詳しくは後日じっくりとご紹介します!
#NEXCO東日本 さんのブース。#HoloLens を使って橋梁の中を見られます。名付けて「MR棟梁体験」! エッジが効いてます! #CEATECJAPAN2018 pic.twitter.com/ba8Z8wvFoG
— VRonWEBMEDIA【公式】 (@VRonjp) October 16, 2018
今回CEATEC JAPANさんを取材してまず感じたのは、とにかく出展されている企業さんのバリエーションが広いこと広いこと。様々な分野でIoTやCPSが活躍している、いう証でもありますね!
特に筆者が唸ったのは、上の「NEXCO東日本」さんの展示。高速道路の建設教育にMicroSoft HoloLensが! もうそれだけでヤバいでしょ! こちらも詳しいお話を伺えましたので、ぜひご期待ください。
おおおお、#TESLA じゃないですかー! #CEATECJAPAN2018 pic.twitter.com/wVbIH0jxVe
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そうそう!「TESLA」の実車が展示されていたんですよー!(テスラモーターズジャパン)。筆者のテンションはこれでさらに爆上がりでした!
#コマツ さんと #カヤック さん共同開発によるシミュレータ。ゴッツくてカッコいいー! #CEATECJAPAN2018 pic.twitter.com/CWiLgJbzhh
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最後はKOMATSUさんと面白法人カヤックさんによる、飛行機のコックピットをモチーフとした「遠隔操作コックピット」で〆。上記ツイートではシミュレータ、と書きましたが、正確には「遠隔操作コックピット」です。コックピットでレバーを操作すると、
こーんな重機を遠隔操作できちゃう! というもの(このブース内にある重機が実際に動くわけではありません)。これ、「はたらくのりもの」が大好きな方ならたまらないかと!
取材を通じて感じたのは、全体的に「センシング技術」と「MR(Mixed Reality)」に関するアプローチが非常に多かった、ということでした。
特に「センシング」については多くの出展社さんが様々なセンサーを活用したソリューションを展開されていて、ただセンサーを付けました! というだけでなく、それをIoTの技術を使いながらビッグデータ解析して、さらにAIを使い新たな展開へ活かしていく……というような、想像より何段も上を行く技術合戦が、会場内のそこら中で行われているような、そんな錯覚さえ感じました……。未来ってスゴイ!(語彙力)
そんなCEATEC JAPAN、明日も開催中です! 以下概要!
- 会期:2018年10月16日(火)~ 19日(金)午前10時~午後5時
- 会場:幕張メッセ 千葉市美浜区中瀬2-1
- 入場:全来場者登録入場制。当日登録入場料…一般 1,000 円・学生 500 円(学生20名以上の団体および小学生以下は入場無料) / Web事前登録者・案内状持参による当日登録者:入場無料
当日いきなり行っても入場料を支払えば入場できるのが大きなポイントですね! 技術系の学生さんと思われる方たちもたくさん会場内にいらっしゃいました。未来のCPS・IoTが気になるアナタ! ぜひ足を運んでみては如何でしょうー!
明日から出展社様のご紹介をしていきます。CEATECさんだけあってビッグネームがバンバン登場しますよ! お楽しみに!