な、な、なんと！ ビッグニュースが飛び込んできました！
Insta360シリーズを手掛けているArashi Visionは日本時間で16日、現在アメリカ・ロサンゼルスにて開催されているイベント「Adobe MAX」で、Insta360のプロ向けVRカメラInsta360 Pro及びPro 2に「180度3D機能」を追加すると発表しました。
Insta360シリーズにまさかの「180度3D機能」が追加！
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先週に「Insta360 ONE X」をご紹介したばっかりのArashi Visionさん、立て続けに衝撃的な発表です！
今回「Adobe MAX」で発表された「180度3D機能」は、撮影機能だけではなく、180度撮影の一連の作業をAdobe Premiere Pro CCに完全対応。360度と180度を同時に撮影できた上で、あとでどちらかを選んで編集できる、というのが大きな特徴です。
これにより、Insta360 Proシリーズは初の「180度撮影及び360度撮影に対応するプロユースのVRカメラ」になった、としています。また、この180度3D機能は＠Insta360 Stitcherソフトウェア」と「Adobe® Premiere® Pro CC」のInsta360専用プラグインの無料アップデートで追加されるとのことです。
Adobe Premiere CCが完全対応！ 360度撮影も同時に可能！
写真は「Insta360 Pro 2」
今回の180度3D機能は、Insta360 Pro及びPro 2の必要なレンズが撮影した素材だけを使い、180度3D動画にスティッチする機能です。
撮影した素材はVRヘッドセットの左右の目にそれぞれ1つ、 4Kx4K解像度の180度動画として出力できるとのこと（フレームレートは未発表）。もちろん3D（立体視）ですよ！
撮影する際は、カメラを180度3D撮影したい方向に向けて（ディスプレイスクリーンのある方向はカメラの正面です）、撮影するだけ。同時に360度動画も撮影しているため、撮影が終わった後、180度にするか360度にするかを自由に選ぶことも可能だそうです！
また、今回アップデートされる「Insta360 Stitcherソフトウェア」と「Adobe Premiere Pro CCのInsta360専用プラグイン」を使用することで、素材をインポートする際に180度3Dの「ON/OFF」を切り替えることができるようになります。ONにすると180度3Dに必要な素材だけがインポートされる、という仕組みです。
また「Insta360 Stitcher」を使用すれば、選ばれた素材が自動的にスティッチされて標準な180度3D動画に変換、後は好きな動画編集ソフトウェアにインポートして編集することが可能になります。
もちろんInsta360の「No-Stitch編集」にも対応！ 今月末にアップデート予定！
さらに、Insta360 Pro シリーズの大きな特徴である「No-Stitch編集」についても、Adobe Premiere Pro CC専用プラグインに180度3D動画が追加されますよ。
使い方も360度「No-Stitch編集」と同じで、「No-Stitch編集」プラグインでインポートすれば、スティッチングや変換の手間なく、すぐ撮影した180度動画をプロキシファイルの上で編集できるようになります。編集後にエクスポートすれば素材からスティッチし、標準の180度3D動画フォーマットに変換してくれる、という案配。作業時間と手間を大幅に省いてくれる「No-Stitch編集」の面目躍如ですね！
そんなInsta360 Pro及びPro 2の180度3D機能、アップデートは今月末の予定だそうです。ちょっとちょっとー！ これは期待するしかないですねー！
詳細につきましてはハコスコさんの以下のページをご覧ください！