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VTuber「ミソシタ」初監督映画「バーチャル男」の初日舞台挨拶へ行って、ミソシタワールドの一端を垣間見てきました!

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その時、私は渋谷におりました!

本日4月5日より、ヒューマントラストシネマ渋谷にてバーチャルYouTuberとして活動しているアーティスト、ミソシタさんの初監督映画「バーチャル男(virtualman)」の1週間限定ロードショー上映が始まりました。

本日は初日舞台挨拶が行われたのですが、今回ポニーキャニオン様からお招きいただきVRon、取材でお邪魔させていただきました。誠にありがとうございます! というわけで、まず監督を務められました「ミソシタ」さんについてご紹介。

「日本で初めてメジャーCDデビューを果たしたVTuber」にして「ポエムコア」の盟主。それが「ミソシタ」

ミソシタさんはYouTubeチャンネル「poemcore tokyo」で活動しているVTuber。音楽活動がメインで、2018年8月17日には「ミソシタ」でポニーキャニオンからメジャーCDデビューを果たしています(リンク先はAmazon)。実は、VTuberで初めてメジャーレーベルからCDデビューしたのがミソシタさんなんですね!(その次が富士葵さん(11月7日にユニバーサルからデビュー))

ミソシタさんの音楽ジャンルは「ポエムコア」と呼ばれます。「ポエムコア」とはミソシタさんのプロデュースを行っているBOOLさんが提唱したもので、「ポエム(詩)に音楽トラックを併せた音楽形態」と言われ、ポエトリーリーディングやヒップホップとは違う手法や思想のもとで作られているそうです。詳しくはニコニコ大百科「ポエムコア」をどうぞ。

そんなミソシタさん、今月17日にはセカンドアルバム「We are Virtual」のリリースを控えているのですが(リンク先はAmazon)、リリース前の3月14日に突如として発表されたのが……

VTuber初の監督映画作品「バーチャル男」の上映であります!

この映画「バーチャル男」はニューアルバムの特典DVDに収録、かつ予告編では「世界初・バーチャルドキュメンタリー」銘打たれまして、ミソシタさんのファンならずとも注目が集まっていました。そして本日初日を迎えた次第。

筆者が映画館に入ったときにはすでに多くのお客さんが!

なーんてツイートもされていましたが、盛況でしたよ!

さて、肝心の内容につきましてはなんせ本日初日でございますからして、ネタバレ無しが故の「ノーコメント」とさせて頂きたく存じます。

あえて! 一つお話するとするなら……、

目の前に広がっていたのは、まさに「ミソシタさんの作る、ミソシタさんの世界」だった

とだけ言っておきましょうー!

舞台挨拶ではミソシタさん節が大炸裂!「最底辺にして最先端を目指すんだよ!」

上映が終わりますと、すぐに舞台挨拶に入りました。再び会場が暗転すると、そこにはミソシタさんの姿が!

ミソシタ 「どうだ……、これが最底辺だ!(会場笑) だが、間違いなく最先端! もはや上を目指すことに興味はない。最底辺にして最先端を目指すんだよ!

と、ど頭からミソシタさんの独特な世界が会場内へぶち上がっていきます。「金よりもスケベ! 金よりもスケベ!」……! スゲー……!

ミソシタ 「バーチャルYouTuber初の映画監督は「ミソシタ」、「バーチャル男」だったってクソみたいな事実を刻み込んだ! お前たちはすでに共犯者だ!」(会場爆笑)

やっぱりそれ狙いなんかーい! と心の中で山田ルイ53世バリのツッコミを入れたのはナイショです。

ここからはプロデューサーの中島純さん(ポニーキャニオン・写真左)、そしてヒロインとして出演されたほげちゃん(元「禁断の多数決」第3期メンバー。現在は女優としても活動・写真右)が登壇され、おもむろに舞台挨拶が始まりましたよ。

中島 「さ、さあ、皆さんどうでしたか(苦笑)。(ミソシタに)自分でプロデュース・初監督してどうでした?」

ミソシタ 「少なくとも黙って見るような映画じゃなかったよなあ!(会場爆笑) とにかく、劇場で公開できたという奇跡みたいな悪ふざけができたことをすべての人に感謝する、としかいいようがないな!」

中島 「そうですね……。僕もちょっとあの、本当に公開できるとは思ってなかったです(会場爆笑)。 ほげちゃんは出てみてどうでした?」

ほげちゃん 「ええ…?(笑) すごく楽しかったですね(苦笑)」

ミソシタ 「ほげちゃんとは(収録中に)2時間くらいしか会ってないからな!」(会場爆笑)

ほげちゃん 「そうなんですよ! 撮影もスムーズに進んで……」

ミソシタ 「スムーズに行き過ぎて、何がまず正しいのか、間違ってるとかという概念がないからな! とにかくカメラを回して、全てアドリブで…、そう、この映画全てアドリブだからな! 台本と呼ばれるものもほぼペライチだからな!」(会場爆笑)

中島 「そうそう、「何もしなくていい!」って言い出して……(笑)」

ほげちゃん 「そうなんです! セリフも「アドリブでやってくれ」って言われて……(笑)」(会場拍手)

ミソシタ 「そんなものがこんなでっかい映画館で(上映)できたって本当に奇跡が重なり合ったとしか言いようがないよな!」(会場爆笑)

「真面目に悪ふざけを続けていこう」「誰もやったことのないことをやる」

ここからは観客の皆さんからの質疑応答コーナーに。質問はほぼすべて作品の内容に言及するものばっかりでしたので、ネタバレにかかる部分をバッサリと割愛させていただきますが、いくつかピックアップを。

Q:制作が決まったのはいつですか? また、製作期間はどのくらいかかりましたか?

ミソシタ 「11月ぐらいで(決まって)、2ヶ月位で勢いで作ったっていう感じだな」

中島 「ファースト(アルバム)で映像をつけたんですけど、セカンド(アルバム)でも映像をつけよう、という話になって、そこからですね、映画はどうかという話になって(笑)、誰にも確認を取らずに「やろうか」って俺が言っちゃって(笑)

ミソシタ 「だからすべて悪ふざけから始まってるんだよ!

中島 「やめなさいよ! 俺が悪い、みたいなこと(笑)」

ミソシタ 「でも、悪ふざけがこうして現実になった、っていうのが本当に素晴らしいことだよな! これからも真面目に悪ふざけを続けていこうと思うんだ!」

中島 「そうですね!」

Q:じゃ、本当に「CDのオマケ」として(映画を)作った、ということですか?

中島 「おまけ、という言い方は僕も「ん?」ってなりますけど……ウソです(笑)、本当にそのとおりですね。最初(のアルバム)で100分(の映像を特典として)作っちゃったじゃないですか」

ミソシタ 「100分を越えるインパクトって言ったらもう「映画」しかないからな!」

中島 「そういうことですね(笑)。とにかくなにか今までやっていなかったことをやろう、というのが真意でした」

ミソシタ 「ほげちゃんにもしゃべってもらおう!」

中島 「そもそも(オファーを)何で受けてくれたの?」(会場笑)

ほげちゃん 「もともと(ミソシタさんのことを)知ってました! 友達がヴィレヴァン(ヴィレッジヴァンガード)で働いてて、ミソシタさんと一緒にお仕事したって」

ミソシタ 「前にミソシタのグッズが(ヴィレヴァンで)販売されていたからな!」

ほげちゃん 「で、その友達がたまたまミソシタさんの動画を見てて、そのときに友達が教えてくれたんです。だから話が来たときは驚きました。「あー! 知ってる!」って」

舞台挨拶に登壇したほげちゃん

中島 「メジャーデビューを一番先にやっちゃって、映画監督も一番先にやっちゃったじゃないですか。(ミソシタに)次、どうしますか?」

ミソシタ 「まあ、ここでは言えないけれども、あえて「やりたいな」という企画は考えてるんで……。今1番やりたいと思ってるのは「恋愛リアリティショー」(会場笑)。

どんなやつかっていうと、オッサンが美少女をやっているVTuberっていうのがたくさんいると思うんだけど(バ美肉)、それと、リアルなおっさんとの恋愛リアリティショー(会場笑)。ラブワゴンみたいなのに入れて、ほんとに恋が芽生えるのかっていう企画をやってみたい。あとは、100人のギャルとミソシタの対談。」(会場爆笑)

中島 「それは勝手にやってください」(会場爆笑)

「我々としては、今の流行りではなく「逆」をやろう」

ミソシタさんと中島さんの丁々発止のやり取りがもはや漫才の領域に達しておりまして、会場は爆笑の連続でした!

すべてを「勢い」「アドリブ」「悪ふざけ」と言い切り暴走するミソシタさんと、それを飄々といなしながらも「誰もやったことのないことをやる」という、芯の通ったスタイルを貫き通している中島さん、そして、その爆笑エピソードにニコニコと笑い続けるほげちゃんの関係性が絶妙でございました。いやー、面白かったなー!

 

最後に、プロデューサーの中島さんに一つ質問してみました。どうしても聞いてみたかったことがあって。

VRon ーー今回の映画は「バーチャルとリアルとの狭間」をテーマに作られていますが、奇しくも去年はVTuberの世界で「バーチャルとリアルの狭間」でいろいろな出来事や事件があり、それらが影を落とした部分も多々あったと思います。

それらに対しミソシタさんが意識してこの作品を作られたのか、それともそれらとは関係なく作られたのでしょうか?

中島 「そうですね。基本的にそういったことはものすごく意識して作ってます。VTuberがこれからどうなっていくのかとか、バーチャルとリアルのあり方だったりですとかは常に意識していますね。

VTuberが急激に増えていっていろいろなことが起きていく中で、我々としては、今の流行りではなく「逆」をやろうと。テレビとかじゃなくって「劇場公開をする」というのも、そういったアンチテーゼの一つですね」

なるほど。だからこそ、ミソシタさんが他のVTuberとは明らかに一線を画した、非常に強烈で独特な存在感を存分に発揮されているのですね……。

現在の「poemcore tokyo」のチャンネル登録者数は20,000人強(つい先日2万人を突破されたそうです。おめでとうございます!)。これを多いと見るのか、少ないと見るのかは議論の余地があるところでしょう。というかそんなことはどうでもよくて、ミソシタさんには「ファン数」では到底図ることのできない魅力で溢れているのだ、ということを今日の舞台挨拶で強烈に感じました。

そして、そのギラギラするような魅力の下には確固たる信念と覚悟がしっかりと湛えられていて、それでいてそれをあえてひけらかさない……。それこそが、今回の「映画化」を実現させた原動力なのだろうと納得するばかり。スゲエな、ミソシタさん!

そんなミソシタさん、17日のリリースに併せて東名阪ツアーを敢行されます!「バーチャル云々じゃなくって、本当に現地へ行くからな!」とミソシタさんが念を押していたツアーの概要はこちら!

  • ツアータイトル:『ミソパツアー~満天のパラレル~』
  • 6月29日(土):名古屋Heartland ¥3,000(税込)
  • 6月30日(日):大阪Pangea   ¥3,000(税込)
  • 7月21日(日):渋谷WWW     ¥3,500(税込)
  • 先行販売:3月15日(金)  12:00 ~ 4月3日(水)  23:59(すべて受付終了)

ニューアルバムにも参加している「world’s end girlfriend」が所属する「Virgin Babylon Records」さんで先行販売されておりましたが、すでに受付が終了しております。今後の情報は「ポニーキャニオンニュース」さんをチェック!

PONY CANYON NEWS / ミソシタ
https://news.ponycanyon.co.jp/tag/%E3%83%9F%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%82%BF

というわけで、爆笑の中にキラリと光るものを見させていただいた、ミソシタさんの舞台挨拶でした。現場からは以上です!

取材協力:株式会社ポニーキャニオン

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