その時、筆者は銀座におりました!
ソニーミュージックは現在、昨年デビュー20周年を記念し、約12年振りに開催した宇多田ヒカルさんの国内ツアー「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」の映像作品の発売を記念し、全国のソニーストアにてイベント「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 Sony Store Days」を開催しています。
今回9月1日まで開催されておりました東京会場(ソニーストア銀座)にお招きいただきましたので、レポートさせていただきます!
「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 Sony Store Days」開催レポート
「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 Sony Store Days」は、2018年に宇多田さんがデビュー20周年を迎え、約12年振りに開催した国内ツアー「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」の映像作品の発売を記念し開催されています。
一番の目玉は、ソニーが現在開発中の最新の音響技術「360 Reality Audio」による立体音響デモンストレーション。また昨年公開されました「PlayStation VR」によるスペシャルVRコンテンツ体験(「光」「誓い」)や、「BRAVIA」でのライブ本編視聴、宇多田ヒカル作品のハイレゾ音源試聴などがデモンストレーションされます。
いやー、やっぱり「BRAVIA」ってホンっとにキレイ! 店内では観賞用にソファーも設置され、迫力の映像と音響をじっくりと体験できるようにセッティングがなされておりました。
ひときわ店内で目を引いたのがこちらのX9500Gシリーズの85型! 流石にこのクラスになると迫力が違いますね!
また、店内には実際にライブで着用された宇多田ヒカルさんの衣装なども展示されていました。これは宇多田ファン垂涎ですね!
こちらがPSVRの体験ブース。昨年公開されました「光」「誓い」のVRコンテンツを体験できますよ!
超ド迫力! まさしく音が「降ってくる」ような「360 Reality Audio」
さて、今回の大本命「360 Reality Audio」を体験させていただきましたよ!
「360 Reality Audio」は、現在ソニーが開発を続けている立体音響技術。360度全ての方向から音が届く体験が楽しめるというもので、宇多田ヒカルさんの録音エンジニアである小森雅仁さんが新たに手掛けたミックスにより、ライブ映像とともに「13.1チャンネル」のマルチスピーカーで「あなた」と「Play A Love Song」を体感できる趣向になっておりました。
この写真に映っているのが全面に設置された9.1chのスピーカー。一室の後方に残りの4chが設置され、合計13.1chで立体音響を実現しています。
これまで様々な立体音響を拝聴してまいりましたが、やはりここは流石のソニーさん、まず迫力が違いますね! 5.1サラウンドでは感じ取れない、まさに「音が天から降ってくる」かのような臨場感を味あわせていただきました。あと、音のキメが細かい! 観客の声も一人一人感じ取れるような感覚を覚えましたし、演奏中もそれぞれの楽器のポジションからちゃんと音がなっている感じで、まさに「音のVR」を体現しているような体験でした!
上の写真にある通り、現時点で国内での展開については未定ですが、現在さまざまなアプローチがされているそう。ソニーでは普及に向けて、ヘッドフォンでこの13.1チャンネルのスピーカーを体感するような立体音響の技術を一緒に導入して、エコシステムとして提供して行く予定なんだそうです。
今後は主要音楽レーベルや音楽配信サービスなどと連携し、対応コンテンツの制作から配信、再生に至るまでの技術提供を通じて、エコシステムの形成を図っていくとのこと。これは近い将来、この立体音響を気軽に楽しめる感じになりそうですね!
こちらの体験は予約制、こちらの特設サイトにて予約を受け付けています(無料)。東京での開催は1日まででしたが、いよいよ全国巡回のラストを飾ります「ソニーストア 福岡天神」での開催が控えております(2019年9月6日(金) ~ 2019年9月15日(日))。
すでに日程によっては予約が埋まっているところもありますので、体験したい方はお早めに! 以上、レポートでした!
取材協力:ソニー・ミュージックレーベルズ