E-Tech情報 コラム

国内最大級のVR/AR/MRカンファレンス「XR Kaigi 2019」に行って、XRの最前線を見てきました!【2・2日目ダイジェスト】

その時、筆者は秋葉原におりました!(2日連続)

株式会社Moguraは、XR分野における開発者・クリエイターを対象としたカンファレンス「XR Kaigi」を2019年12月3、4日の2日間にわたって開催しました。

本日はその2日目に執り行われました、各セッション・展示の模様を取り急ぎダイジェストでお届けします!

XR Kaigi 2019 2日目レポート

9時30分の受付には多くの参加者が待ち構えておりました。熱気冷めやらず、って感じですね!

5GxXRの未来(KDDI・上月 勝博さん、Nreal・Joshua Yeoさん)

toC向けスマートMRグラス「NrealLight」先行体験会へお邪魔して、 Nreal Ltd.の次の一手を伺いました!

その時、筆者は赤坂におりました! スマートMRグラス「NrealLight」のデベロッパーであるNreal Ltd.は7日、 日本市場での事業計画発表及び 2020 年に発売予定の NrealLigh ...

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Nreal Ltd.、「CEATEC2019」内KDDIブースに出展。auオリジナルデザインの「NrealLight」を初披露

スマートMRグラス「NrealLight」のデベロッパーであるNreal Ltd.は11日、来週10月15日(火)から19日(金)に幕張メッセで開催されます、アジア最大級の規模を誇るIT・エレクトロニ ...

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KDDIさんとnrealさんとの取り組みについてはこれまでにも何度かご紹介させていただきました。今回はその集大成といいますか、現在の取り組みを確認する意味も込めまして一発目のセッションはこちらをチョイスさせていただきました。

nreal社のデベロッパーネットワークについても現状が発表されております。その数実に3,000社。うち日本が12.7%を占めるそうです。かなり広範囲になってきましたねー!

そして本日公開されましたニュースがこちら。元々「デベロッパー向けサポートプロジェクト」としてProject EVEが始まっていましたが、新たに「Project EVE 2020」というのが12月9日から始まります。

こちら、なんと1~2ヶ月間の期間限定でデベロッパーキットを無償貸与! さらにテクニカルサポートも用意され、しかも日本のみでの開催というかなり攻め攻めな試みです、気になる方は「Project EVE 2020」の公式サイトへどうぞ。今カウントダウン中です!

「共感」への挑戦3年史~ロケーションベースVR最前線~(バンダイナムコアミューズメント・コヤ所長、タミヤ室長)

いやー、記事にできないのが本当に残念! お二人ならではの軽快かつ爆笑必至なトークが聴き応え抜群でした!

VR/AR/MR ビジネスEXPO 2019 TOKYO

今回併催されておりました「VR/AR/MR ビジネスEXPO 2019 TOKYO」にも多くの出展社さんが思い思いの展示をされておりました。VRonでもおなじみのアルファコードさん、ビーライズさんのブースにもお邪魔させていただきましたよー。

こちらはGugenkaさんのブース。東雲めぐちゃんの圧倒的な存在感!

そして出ました! あの「varjo VR-2」!!

なんと速攻で整理券が配布完了してしまうという人気っぷりでございまして、筆者は残念ながら体験することができませんでしたが、体験された方からのお話を聞きますと「中央のディスプレイの解像度が異次元すぎる。マジで実際の風景を見ているみたいにドットがわからない」「外側の荒いディスプレイと中央の高精細ディスプレイの際も殆どわからなかった」そう。いやー、来るところまで来ましたね……!

デジカ、Valve社による「SteamVR™」 公式VRHMD「VALVE INDEX」の日本国内正規品取扱いを開始

株式会社DEGICAは22日、世界最大級のPCゲームプラットフォーム「Steam®」および、世界で最も利用されているVRプラットフォーム「SteamVR™」を展開するValve社が開発した、最新鋭のV ...

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もう一つの注目HMDが「VALVE INDEX」でございました。こちらは筆者も体験させていただいたのですが、スクリーンドア効果を感じることもなく、クリアな映像を体験できました(3K画質)。また、5本指を認識するコントローラーが面白かったですねー! 握力も検知するのが非常によろしい!

VALVE INDEXについてはおめがシスターズさんによるレビュー動画が非常に的をついていらっしゃいましたので、ぜひチェックを!

そして! こちらがうわさの「HoloLens 2」でございます。こちらも即日整理券が配布終了してしまいましたが、解像度の改善(720p→1080p)がかなり好評な他、10本指を認識するハンドトラッキングがめちゃくちゃ人気でした。バーチャル空間上のピアノだって弾けちゃうんですって!

ハシラスさんのキックウェイも今回「東京クロノス」バージョンとして登場。仕様HMDもあの噂の「VIVE COSMOS」になっておりました。体験させていただきましたが、軽いー! つけ心地が非常によかったですね! キックウェイのライドマシン疑似掲示もさすが! 臨場感抜群でしたよ!

身体経験のリデザイン 〜 触感を伝え体験を拡張する身体性メディア(南澤孝太さん・慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授)

今回一番聞きたかったセッション。慶応大学KMDを支え、「EMBODIED MEDIA」、エンハンス水口さんらとの共同プロジェクトやIVRCなど多くのプロジェクトで活躍されている南澤先生による講演です。

こちらのセッションが本当に素晴らしかった! ちゃんと文字起こししてまとめさせていただきたく、後日たっぷりとお届けさせていただきます。お楽しみに!

Human-eye resolution VR and XR(Miika Jokinenさん・varjo)

最後のセッションは、みんな気になる!「varjo」のハイエンドHMDにまつわるよもやま話。verjoのMiika Jokinenさんにより詳しい紹介がなされました。

varjoのHMDでは何が優れ、どんな試みが行われているのか。こちらも当日のセッションをベースに纏めさせていただきますよー!

というわけで、怒涛の2日間が終わりました……。いやー、濃かったですね……。セッションもスケジュールの関係でなくなく断念したものが多く、もっともっと様々な情報吸収ができたなー、と反省すること仕切りであります。次回は今回紹介しきれなかった各セッションの詳細をお届けする予定ですので、後日のレポートにぜひご期待くださいませ!

今回のイベントではいっこうさん(諸星一行さん)が大活躍! Moguraの久保田さんとご一緒に会場を走り回っておられました。とっても素晴らしい内容がパンパンに詰まったイベントの開催、誠にお疲れ様でございました! 来年もぜひ開催していただきたいですねー!

取材協力:株式会社Mogura

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