ANAホールディングス株式会社は4日、「ANAアバター」の本格的展開の発表の場として、 2019年10月15日から18日に開催される「CEATEC 2019」に初出展することを発表しました。
ANAが推進する『ANA AVATAR』、いよいよCEATEC 2019にてイベントが始動!
ANAは、2018-2022年度グループ中期経営戦略において、Society 5.0(超スマート社会)の実現に向けた取り組みの1つとして掲げた「AVATAR」事業を始動させるにあたり、『ANA AVATAR VISION』を策定。それに基づき、現在「ANA AVATAR」と呼ばれるプロジェクトを推進し、様々な試み・実証試験などが行われています。
エアラインで繋げられる人は、世界人口のたった6%であることをご存知でしょうか。
世界中の人々を繋げるために、これまでの概念を超えて、新たな移動手段を創造します。
ANA AVATARとは、距離、身体、文化、時間、あらゆる制限を超える瞬間移動手段です。
ロボティクスや物を触ったときの感覚を疑似的に伝える技術等を用い、離れた場所にあるAVATARを遠隔操作して、あたかもそこに自分自身が存在しているかのようにコミュニケーションや作業を行うことができます。
必要とされる人や技術を必要としている場所に届けることも、いろいろなスキルをもった方がそれぞれ操作することで、1台で様々な役割を担うことも可能です。そうしたAvatarのまったく新しい技術と可能性を実用化し、既存の壁を超えて世界中の人々を繋ぐことで世界をより良くしていくことが、ANA AVATARの取り組みです。ANA AVATAR公式サイトより引用
「ANAアバター」は、距離、身体、文化、時間、あらゆる制限を超える瞬間移動手段として、VR、ロボティクス、センサー、ハプティクス(触覚)等、最先端のテクノロジーを用い、異なる複数の場所に設置した アバターロボット(遠隔操作ロボット) に アバターイン https://avatarin.com/ し、 「見て」「聞いて」「感じて」あたかもそこに自分自身が存在しているかのようにコミュニケーションや作業を行える、という、ものです。
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Inter BEE 2018 / DCEXPO 2018に行ってXRの最前線を見てきました!(その6・凸版印刷 / ANAホールディングス)
只今「Inter BEE 2018」「DCEXPO 2018」の出展ブースをバリバリとご紹介中です。本日はこちら! 凸版印刷株式会社「TOPPAN WARP TOURISM」 本日からはいよいよ!「D ...
昨年のInjter BEE 2018ではその「avatarin」(アバター・イン)を展示されていました。
「avatarin」は、距離や時間などのあらゆる制限を超え、「見て」「聞いて」「触る」ことができるAvatarを通して、世界中の人々にリアルな体験を届けるプラットフォーム。専用のアプリケーションを介した遠隔操作を軸にしたサービスとして展開される予定で、本年度のサービスインに向けた準備が行われています。
今回のCEATEC 2019では、「2030年の「まち」」をイメージした「 Society 5.0 TOWN 」に ANAHDブースを出展。来たるアバター社会へと通じる6つの入り口をご用意し、アバターロボットを移動手段や人間拡張手段として用いる未来の暮らし(働き方、教育、家庭、ショッピングなど)をリアルなアバター体験ともに紹介する、という内容の展示を予定されています。詳細は以下の通り。
1「ミュージアム&ショッピング」リビングに居ながらお出かけ体験
この展示では、遠隔で水族館を訪れたり、お店でショッピングしたりできます。高齢者や障がいのある方 など、自由に動けない方が身体的な制約なく外出を楽しんだり、集客に悩みを持つ地方の施設が遠方からの来客を促進したり、といった可能性を持っており、そこに着目した展示です。Inter Bee 2018での展示の延長上にある感じになりそうですねー。
2「フィッシング」家の中で魚が釣れる?
こちらでは、大分の釣り堀に設置された釣りアバターロボットにアバターインし、釣りの体験ができる、というもの。釣った魚が翌日には自宅に届き、鮮度抜群の魚を食べるなんてことも想定されています。なお、こちらは大分県側に設置されました釣り場の機材と同期させるようでございまして、釣り場側の天候や釣りアバターの機材状況により、体験いただけない場合があるそうです。
3「スキルシェア」技術を「カラダ」で受け継ぐ
こちらでは、ウェアラブルアバターにアバターインすることで「体験の共有」が実感できるという趣向。高い技術をもつ技術者が、遠く離れた場所にいる後進に対して技術指導を行うことで、技術を伝えることに役立ったり、もしくは、ピアノや習字の個人レッスンといったことも遠隔で行えるようになったり、さらには、ツアーガイドなどでもその力が期待されています。
4「レッスン」遠く離れた場所でも授業を
この展示では、アバターによる教育の可能性を伝えるために、 ANAのCAがおもてなし講座などの遠隔授業を行います。アバターを活用すれば、世界のあらゆる場所へ教師を派遣したり、病気で学校に通えない子供が教室で仲間と授業を受けられたり 、さまざまな教育の課題を解決する、としています。
5「クッキング」遠隔遠隔でで料理を体験料理を体験
この展示では、ハンドアバターがキッチンで「遠隔調理」を実演します。離れていてもリアルな感覚で細かいチンで「遠隔調理」を実演する、というもの。離れていてもリアルな感覚で細かい動作ができるので、一人暮らしの方に料理をしてあげたり、さまざまな動作ができるので、一人暮らしの方に料理をしてあげたり、さまざまな手助けをしたり、遠隔での介護や労働で高齢化社会に対応することが手助けをしたり、遠隔での介護や労働で高齢化社会に対応することが期待されています。
6「フューチャーテック」アバターロボットの未来アバターロボットの未来
おそらくはこれが一番の目玉! この展示では、労働の担い手となる未来のアバターロボットの展示を行います。ひとつは上半身と両腕をそなえた二足歩行型のロボット歩行経路の選択など高度な行動ができるほか、両腕で荷物を運ぶことも行経路の選択など高度な行動ができるほか、両腕で荷物を運ぶこともできます。屋外や山、階段を昇るなど、人間が行けるところはすべてこのアバターロボットが行けるようになります。
現地で実際に体験できる! 体験キャンペーンの応募が開始
さて、今回ANAでは、これらの「アバター体験」を特設サイトで抽選募集するキャンペーンを行っています。
avatar-in(アバターイン)に事前会員登録することでCEATEC会場でアバター優先体験が抽選で当たる、というもの。CEATEC 2019に行かれる方はぜひご応募を! 以下概要!
応募期間 2019年10月22日(水)~2019年10月10日(木)
体験日時 2019年10月15日(火)~18日(金) 午前10時15分~午後5時
当選のご連絡: アバター体験に当選された方にメールでご連絡いたします。抽選で当たった方は、CEATEC会場体験ブースにて優先的にアバター体験ができます
VRonではANAブースをCEATEC 2019にてがっつりと取材させていただく予定です。お楽しみに!
情報提供:ANAホールディングス株式会社