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スペースリー、360度VRによる営業マーケティング支援ツール「セールスVR」を提供開始

VR制作クラウドソフト「スペースリー」(Spacely)を運営する株式会社スペースリーは2日、業界初となる360度VRによる営業マーケティング支援ツール「セールス VR」を昨日1日より提供開始したことを発表しました。

元「3D Stylee」、360度VRコンテンツ制作システム「Spacely」の次は「VRに特化した営業ツール」

3D Styleeのエフマイナー、社名とサービス名を「Spacely(スペースリー)」に変更

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今年の4月に会社名をそれまでの「エフマイナー」から「株式会社スペースリー」に変更し、独自のVRコンテンツ制作クラウド「Spacely」を展開されています。

この「3D Stylee『カセット』」もスペースリーさん謹製。以前にもご紹介しました。

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そんなスペースリーさんが今回発表したのは、「360度VRによる営業マーケティング支援ツール」です。

360度VR空間内での行動データを基に、的確なタイミングで顧客にコミットできるのが「セールス VR」

こちらの「セールス VR」は、360度VR内での顧客行動データをマーケティングデータとして効果的に利用し、業務効率化に活用するというもの。

「セールス VR」から顧客にコンテンツのURLをメールで送り、顧客がコンテンツを閲覧するとメールで担当者に通知されます。これにより、担当者は顧客が「いつ」「どこで」「何を」見たのか全てリアルタイムで把握することができる、という仕組みになっているそう。

これまで十分な活用がされてこなかった「360度VR内での顧客行動」データを活用することで、利用する事業者の営業マーケティング活動をより効果的、効率的にするとともに、成約率の向上にも繋げることを可能とし、かつエンド顧客とのコミュニケーションがより円滑になると同時に、営業の効率化を図ることができる、としています。

またこの「セールスVR」は、スペースリーの独自技術である「URLのみで360度VRコンテンツが遅延なく同期する技術(特許出願技術)を土台にしているそうでございまして、VR顧客分析機能を加えることによって360度VRの効果的な活用を促進されられるそう。自信の高さが垣間見えますね!

昨日よりサービス開始。「PROプラン」以上の契約者が利用可能に

主な機能をざっと纏めますと、

  • 顧客にコンテンツのURLをメールで送り、顧客がコンテンツを閲覧するとメールで担当者に連絡があり、顧客側の閲覧状況をリアルタイムに確認することが可能
  • リストへの配信、個別への配信が可能
  • ホットな顧客行動として分析結果が残り、アクセス日時、どのシーンにいたか、それぞれの閲覧時間、詳しく確認したポップアップ情報など全てを定量的に把握できる

という感じ。特に住宅メーカー、リフォーム事業者、不動産分野、旅行・観光分野など、360度VRコンテンツをビジネス利用する分野で利用が可能だそうです。

すでにサービスの方は昨日1日より始まっておりまして、スペースリーをPROプラン(月額12,980円)以上で契約している事業者さんは利用が可能になっています。

360度VRのヒートマップなど、Webベースの解析手法については他社さんでも始まっていますが、このような形でパッケージ化されれば、利用する方とっても便利なサービスになりそうですね。特にスペースリーさん自身が不動産系に強いサービスであるだけに、同分野での活用が期待できそうですね!

記事元:VRクラウドの「スペースリー」VR業界初の360度VRによる営業マーケティング支援ツール「セールス VR」を提供開始 -PR TIMES

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