株式会社meleapは14日、新たなるARスポーツ「HADO Xball」のプロリーグを2021年に開幕することを発表しました。またそれに先立ち、2019年12月17日(火)にローンチイベント「Xball Live」を開催することも併せて発表されています。
「ARスポーツ」の雄、meleapの新たなスポーツコンテンツは、「観客全員参加型」!
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meleap、ARスポーツ「HADO」の世界選手権「HADO WORLD CUP 2019」を12/15(日)に渋谷ヒカリエで開催
株式会社meleapは6日、主催するARスポーツ「HADO」の世界一決定戦「HADO WORLD CUP 2019」の概要を発表しました。 今年もこの時がやってきた! 「HADO」のてっぺんを決める戦 ...
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12月15日に「HADO WORLD CUP 2019」の開催を控えておりますmeleapさんが、先日新たに発表されたのがこちらの「HADO Xball」であります。過去meleapさんはロケーションVR向けのARコンテンツとして「HADO KART」「モンスターバトル」などのコンテンツを開発されてきましたが、今回は「HADO」に続く新たな対戦型スポーツです。
HADOの進化系とも違くて、別系統の競技です。
魅せるということ、応援が力になるということに主軸を置いた別競技。
どちらも素晴らしい将来性に溢れた競技です。 https://t.co/lewPe4cjEF— 本木卓磨@HADOの生みの親 (@motokitakuma) November 14, 2019
現在HADOの運営をされている本木さんのツイートにもあります通り、この「HADO Xball」は「HADO」とは全く別系統の新たな競技、という位置づけです。一部メディアでは「HADOの進化系」と報じられていますが、あくまで別物であり、現在の「HADO」がこれに置き換わるわけでは決してないので、ご注意を!
【 Xballを知ろう!】
Q. HADO Xballってなに?
A. テクノロジーとスポーツを融合したテクノスポーツの新競技です。
2対2で行い、サッカーなどと同様に、ゴールにシュートを決めて得点を競います。
オーディエンスの応援が必殺技となり、文字通り勝利に貢献できるのも、特徴のひとつです。 pic.twitter.com/JBQgC6SDwG— Japan Xball League (@hado_xball) November 15, 2019
すでに公式のTwitterアカウントも立ち上がっていますので、そちらのツイートをご紹介しながらご説明していきましょう。この「HADO Xball」はHoloLensを装着した2人対2人のプレイヤーが対戦するのですが、大きな特徴が「観客が試合に大きく介入できる」というところです。
1.観客の応援で必殺技が発動!
Q. 試合とつながるってどういうこと?
A. HADO Xballでは、試合の前に各チームがパフォーマンスを行います。
その後、より応援したいチームに応援エナジーを送ります。
より多く獲得したチームには、多くの必殺技が与えられます。
文字通り、あなたの応援が勝利につながります。#Xball pic.twitter.com/1Iun7yAyd7— Japan Xball League (@hado_xball) November 17, 2019
まず観客は、お手持ちのスマホから応援アプリを起動し、応援したいチームを選びます。
試合前に行われる「ダンスパフォーマンス」後の「応援タイム」の際に、観客がスマホをタップすることで応援するチームに応援ポイントを送ることで、応援タイム終了時により多くの応援ポイントを獲得したチームに必殺技が与えられます。
この必殺技は「1撃で相手プレイヤーを撃破することができる」という強力な技であることから(1試合内に打てる回数に制限あり)、「如何に応援タイムで1ポイントでも多くの応援ポイントを集められるか」が勝負の鍵を握ります。またこのため「ダンスパフォーマンス」は観客を魅了させられるか否かの大事なシーケンスになります。
2.相手のゴールに「シュート」を決めると得点。ただし、「シュート」の権利を持つのは4人のうち「1名」のみ
【 Xballを知ろう!】
Q. シュートってなに?
A. フィールド上の全プレイヤーのうち、1人だけがシュート権をもちます。
エネルギーを溜め、ゴールを狙ってシュートを放ちます。
ゴールを外す、シュートをキャッチされる、相手に撃破されると、シュート権が相手チームに移ります。#Xball pic.twitter.com/eKL7TQ8xAM— Japan Xball League (@hado_xball) November 16, 2019
Xballの試合時間は100秒(HADOは80秒)。相手のゴールにより多くのシュートを決めたチームがその試合の勝者となりますが、HADOは全てのプレイヤーにポイントゲットの権利があるのに対し、Xballは「フィールド上のプレイヤーの1人のみがシュート権をもち、シュートを放つことができる」というルールがあります。ここが大きなミソの一つ。つまり、まずはシュート権を奪取することが大きな目的になる、というわけです。でないとポイント奪えないからね。
また、相手から放たれたシュートは「キャッチ」することが可能です(ドッジボールみたいですね!)。シュートをキャッチするとキャッチしたプレイヤーにシュート権が移動する他、シュートがゴールから外れた場合も相手チームにシュート権が移動します。
3.相手プレーヤーをブレードで攻撃し、相手を撃破すると一定時間攻撃不能に。さらにシュート権の奪取も可能!
【 Xballを知ろう!】
Q. ブレードってなに?
A. 相手プレイヤーを攻撃する技です。
ブレードを相手プレイヤーに2回当てると撃破。
そのプレイヤーは一定時間行動不能にすることができます。
シュート権をもつプレイヤーを撃破すれば、シュート権を奪うこともできます。#Xball pic.twitter.com/cakHjfTfhF— Japan Xball League (@hado_xball) November 15, 2019
各プレイヤーはシュートとは別に「ブレード」という攻撃手段があり、これを放つことで相手を攻撃することができます。
この攻撃を相手に2回(2019年11月時点)当てると「撃破」となり、撃破されたプレイヤーは一定時間行動不能になります(必殺技なら「一撃」で撃破)。また、このときに相手がシュート権をもっていた場合、そのシュート権を奪うことができます。この「撃破」のための動きも試合を制するための重要なファクターになる、というわけ。
こんな感じでブレードを活用してシュート権を奪い合いながらポイントを取り合い、勝敗を決する、というのが大きな流れです。
2021年に世界5ヶ国でプロリーグ創設! 12月17日のローンチイベントには人気ダンサーチーム・パフォーマンスユニットが参戦!
世界5ヵ国でプロリーグを開始する!
1億円プレーヤーを生み出す!
観客参加システムでスポーツの概念を変える!!#2021年にやりたいこと#Xball— 福田浩士 (@okomesan) November 17, 2019
そんな「Xball」、野望はでっかく! 2021年に世界5カ国でプロリーグをを創設する、と発表しています!
設置を想定している国は日本はもちろん、アメリカ、中国、インド、フィリピンなど世界5ヶ国。初年度の賞金総額を1億円(!!)とし、男子リーグ、女子リーグそれぞれに分かれ年4回のシーズンを戦う、という壮大なロードマップです。
もちろん、その原動力となっているのは、世界大会を控えている「HADO」です。「HADO」は既に世界26ヶ国に展開され、200万人以上のユーザーがプレイ。また、今年からフィリピンの最大手テレビ局ABS-CBNと事業提携を行い、トーナメントの番組放送を開始しているのはもうご紹介したとおりです。
このHADOによって培われたプロリーグ運営経験と、世界とつながっているネットワークがあれば、この新しい競技もきっとエキサイティングなものになりそう! 今から楽しみですねー。
プロ選手候補募集
すでに2021年のプロリーグに向けて「プロ選手候補」の募集が始まっています。説明会を行っているそうですので、ご興味がある方は以下のページからどうぞ!
説明会申し込みフォーム https://forms.gle/JbU567HuZhPUkdxJ7
ローンチイベントが12月17日に渋谷ストリームホールにて開催!
そして! 来る12月17日にはプロリーグ開幕の出発点となるローンチイベントが渋谷ストリームホールにて開催されます! 優勝賞金300万円! 早くも本格的です!
本イベントでは、世界で活躍する豪華プロダンサーチームが複数参戦する他、実際に観客の応援がそのまま勝敗に直結する応援システムによって会場にいる全員が競技に参加することができるそうでございまして、すでにシステムの完成度はバッチリのようですね! 以下概要!
「Xball Live」開催概要
<日時>
2019/12/17(火) 開場 18:45 / 開演 19:30
<会場>
渋谷ストリーム ホール 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-21-3
<料金>
一般 前売:¥2,500 / 当日:¥3,000 学生 前売:¥1,500 / 当日:¥2,000 ※別途ドリンク代¥500がかかります。
本イベントのチケットはローソンチケット、Peatixで販売中です。
ローソンチケット https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=487363
Peatix https://xball2019.peatix.com/
<出演者>
Showcase
- GANMI
- Smokey Joe’s Cafe
BATTLE
- Beat Buddy Boi
- TOKYO FOOTWORKZ
- 神 威♂楽"園 ダンス部
- GOOD FOOT
ということで、meleapさんがここで更に攻めの姿勢ですね! 見た感じ「ストリートダンスバトル」✕「ドッジボール」✕「HADO」✕「ハンドボール」みたいな感じなのかしらん?
それに、オーディエンスのインタラクションを大胆にルールに取り入れているあたりに、かなりストリートの息吹をビシビシ感じますね。ダンスバトルやスリースタイルラップバトルなどでよく見られる「オーディエンスが審査員」という文化はストリートならではのものですし、ローンチイベントに出演する皆さんも超有名なダンサーさんばっかり。明らかに今の「HADO」とは全く違うベクトル+ターゲッティングを志向していることがわかります。
これは、マジで今後の展開に注目しなくてはなりませんね……。続報に期待しましょう!
情報元:株式会社meleap