すげー時代が来ましたなー！
KDDI株式会社とフェイスブック ジャパン株式会社は27日、FacebookとInstagramの各アプリにXR技術を組み込み、KDDIが有するマーケティングと送客から決済までビジネスに必要なアセットを提供する空間コンピューティング (Spatial Computing) の取り組みを連携させることを発表しました。
FaceBookが手を組んだのは「KDDI」だった！ まずはショッピング分野から
今回の連携により、企業のデジタルトランスフォーメーション (DX) を支援し、ビジネスの拡大に貢献する取り組みを共同で実施していくそうです。その実例として挙げられたのが上の写真。一番上の写真は「Instagram ARフィルターイメージ」として公開されたものですが、よーく見ると「ULTRA JAPAN」の文字が。
世界的な知名度を誇る巨大EDMパーティフェス「ULTRA」とInstagramアプリがARでコラボ！ ということで、2019年に開催された「ULTRA JAPAN」に併せ、このARフィルターが公開されたのは記憶に新しいところです。めちゃくちゃ活用されてましたねー。
もう一つはこちら「バーチャルヒューマン」。左はもはやinstagramでは16万強のフォロワーを持つまでに成長した「imma」。真ん中は活動を始めたばかりの「ria」。どちらも株式会社Awwによるものです。
AI店員イメージ 協力: Quantum Capture Inc.
また両社は、5G時代の新しいショッピング・エンターテインメント体験のコンセプトを紹介する「フューチャーポップアップストア」を2020年春に共同で開設するそう。
「フューチャーポップアップストア」では、サービス、流通、製造などさまざま産業をテーマに、Instagramアプリを活用したトライオンや商品購入、AI店員 (デジタルヒューマン) による接客体験、ARグラスやモバイルARを活用したショッピング体験など、次世代ショッピングのコンセプトモデルを展示していく予定だそうです。
今回の連携にあたり、フェイスブック ジャパンの執行役員 営業本部長の南勲さんは以下のコメントを発表しています。
「Instagramは自分の興味・関心と繋がることができる場です。日本の利用者は、ショッピングでもInstagramを活用しており、今回の取り組みで、KDDIとともに5G時代の新しいショッピング体験やエンターテインメント体験を提供できることを大変光栄に思っています。」
というわけで、これはど偉いタッグが成立してしまいました！ FaceBookと言えばOculusの親会社にして、世界的な企業「GAFA」の一角でありまして、この提携がどう影響をしていくのか非常に注目していきたいところです！
情報元：KDDIプレスリリース