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グリー、宇宙を題材にした子ども向けVR体感サイエンスツアー「ありえなLAB」のレンタルパッケージ提供をスタート

「VR月面レース」の画面

グリー株式会社は30日、同社と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で取り組んできた「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC:ジェイ・スパーク)」プログラムにおける成果を活用し、宇宙を題材にした子ども向けVR体感サイエンスツアー「ありえなLAB(https://ariena-lab.com/)」を商品パッケージ化し、レンタルでの提供を開始することを発表しました。

ありえなLABの取り組みがついにレンタルで!

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昨年TBSさんとの取り組みをご紹介しました「ありえなLAB」は、グリーのVRにおける最新の制作技術や事業化のノウハウと、JAXAの月周回衛星「かぐや」で取得した月の科学探査データや、宇宙科学及び宇宙教育の専門的知見を組み合わせることで実現した、楽しみながら学べる共同制作コンテンツです。

これまでにグリーとJAXAは、J-SPARCにおける共創活動として「月面スポーツVRハッカソン」や「月面キッズキャンプ」「エミフルスペースアドベンチャー」等のイベントを開催し、2019年をもって事業性の目途を得て完了しました。そこで、この成果をより継続して提供すべく「ありえなLAB」をグリーにて商品化し、イベント向けパッケージとして2020年からレンタルで提供していきます。

JAXAとしては、今回得られた知見を今後の取り組みに活用し、科学探査データを活用した宇宙関連事業及び宇宙教育のさらなる拡大を目指すそう。またグリーは、今回のサービス提供を通じてより多くの人々がVRによって“リアリティ(現実)”のある宇宙空間を体感できる機会を継続して提供する、としています。

「ありえなLAB」コンテンツ一覧

「ありえなLABにて提供しているJAXAとの共創コンテンツは以下の通り。

(1)VR月面レース

HMDを使ってVR空間内の月面をバギーで運転します。タイヤによる走行スピードの違いを体感することで、月面の砂「レゴリス」の特徴を学習することができます。 他の参加者との同時対戦プレイが可能なのが大きな特徴。

(2)VR月面バスケ

月でものを投げると地球と比べてどのくらいの高さで落ちてくるのかを、VR空間内で行われるバスケットボールのフリースローライクなゲームを通じて感じることができるコンテンツです。こちらも他の参加者との同時対戦プレイOK。

(3)VR月面スキージャンプ

HMDを使ってVR空間内の月面に設けられたジャンプ台からスキージャンプを行います。地球と比べジャンプのスピードや飛距離がどのように変わるかを体感できるのがミソ。

(4)VR月ロケットツアー

HMDを装着しVR空間に入ると、そこには宇宙に向かうジェット機が待っています。ジェット機に乗りながら、月と身近な物の大きさを比べることで月の大きさを体感することができます。 上記3つは7歳以上が対象年齢になっていますが、グリーで開発したオリジナル単眼HMDを使うことで3歳以上のお子さまから体験可能なのが大きな特徴です。

レンタルに関する問い合わせは公式サイトから!

グリーさんとJAXAさんの共同で作られてきたこの「ありえなLAB」。ご興味がある方は公式サイトにありますお問合せフォームからどうぞ!

サイトURL:https://ariena-lab.com/
お問い合わせ先:arienalab@gree.net

教育とXRの相性は先週にご紹介した鳥羽市のケースを見ても明らかに抜群! この分野で積極的な活動をされてきたーグリーさん、今回のレンタル開始で本格的な展開が始まるようですね。今後に期待しましょう!

情報提供:グリー株式会社

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