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網膜投影型アイウェアデバイス「RETISSA Display II」、本日10日より正式販売開始

株式会社角川アスキー総合研究所は10日、同社が運営するECサイト「アスキーストア」にて、株式会社QD レーザの網膜投影型アイウェア(眼鏡型)デバイス「RETISSA Display II」の正式販売を本日2020年3月10日(火)より開始したことを発表しました。

他のMRグラスとは一線を画す「網膜投影型アイウェア」、ついに新モデルの出荷がスタート

角川アスキー総研、株式会社QDレーザの網膜走査型レーザアイウェア「RETISSA® Display」の一般受注を開始

株式会社角川アスキー総合研究所は31日、「アスキーストア」(http://ascii-store.jp/)にて株式会社QDレーザが開発・販売する網膜走査型レーザアイウェア「RETISSA® Displ ...

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あれは一昨年の8月のことになります。アスキー総研さんが網膜走査型アイウェアの一般発売を始めたのが今から1年と半年前のこと。レンズを通して目の前に描写するVRHMDでは装着者の視力や視覚障害(特に斜視・乱視など)により体験のクオリティが大きく左右されるという弱点がありますが、それを「網膜にレーザーで直接映像を照射する」という方法で解決したのが、この「RETISSA Display」でした。

RETISSA Display

アイウェアが161x44x195mm、コントロールボックスも80x31x160mmという驚異的な小ささながら、HDMI端子からの映像を1024x600px、60Hzで映し出すという仕様は当時大きな話題となりました。視野角こそ25度でしたが、同時に展開が進んでいたHoloLensとは違い、「単眼+網膜照射」というアプローチは、主に医療の分野にて注目されるに至ります。

そんなQDレーザさんが満を持して投入する新モデルが、「RETISSA Display II」です。

プロジェクタ部分わずか40g、コントロールボックスも約460gと軽量さをキープしつつ、前モデルに引き続きHDMI入力に対応。さらにUSB Type-A経由で給電・充電も可能になり、解像度も720p(1280x720px)と画質も向上しています。

また、今回は通常の単眼モデルを2台使うことで両眼投影にも対応します。この「2台セット」が前モデル(598,000円)の価格を下回るという、大幅なプライスダウンです。

■RETISSA Display II:販売価格 税込272,800円
■RETISSA Display II 2台セット:販売価格 税込523,600円

RETISSA® DisplayⅡ 販売ページ
https://ascii-store.jp/p/2019100710130/

RETISSA® DisplayⅡ 2台セット販売ページ
https://ascii-store.jp/p/2020030414140/
※2台セット販売のみ2020年3月31日まで

QDレーザさんも、RETISSA Display IIを含めた製品に関する情報提供を行う特設サイト「retissa.biz」を本日よりオープンしています。

RETTISA Display II 特設サイト「retissa.biz」
https://www.retissa.biz/

「RETISSA Display II」を支えているのが、VISIRIUM® Technology。

超小型プロジェクターを使用し、微弱なレーザー光で網膜上をスキャン(走査)することで、直接映像を投影する技術で、原理的に眼のピント合わせ(調節機能)の影響を受けにくいため、ユーザーのピント位置の遠近によらず、常にクリアな映像として見ることができます。また、遠視・近視・乱視・老眼など視力に課題がある場合でも、メガネ・コンタクトレンズなどの矯正を必要としない、という大きな特徴があります。

今回のモデルではヘッドホン端子が付属しており、イヤホンまたはヘッドホンを接続することでステレオ音声再生が可能。もちろんバッテリーも内蔵しているので、アイウェア+コントロールボックス単体での動作が可能です。その他……

  • 網膜上でのビーム品質をチューニングすることで解像感が向上
  • コントローラボックスを小型軽量化、前モデルと比べて体積は約半分、重量は40%以上削減
  • 省電力化によりバッテリ駆動時間が延長、前モデルと比べておよそ1.6倍の駆動時間を実現。モバイルバッテリからの充電にも対応
  • 前モデルは右眼用、左眼用の2タイプがありましたが、新モデルではスイッチでの切り替えに対応

と様々な改良が施されています。

現在MRグラスの分野が怒涛の勢いで進化を遂げていますが、将来的に網膜照射型ディスプレイがXRデバイスの分野で大きなアドバンテージを取る可能性も大いにあるだけに、QDレーザさん、アスキー総研さんの今後の展開に注目していきたいところです!

記事元:網膜投影型レーザー・プロジェクター内蔵アイウェアデバイスの新世代モデル「RETISSA® Display II」アスキーストア先行で正式販売を開始 -PR TIMES-

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