XR(AR/VR/MR)領域でアニメ表現のアプリやサービスを提供する「Gugenka(グゲンカ)」は4日、バーチャルイベント「東雲めぐ 野外コンサート from Hubs」を2020年10月16日(金)に実施。その後100名以上で実施したテスト結果を含めて得た知見を元に、短い準備期間で実施できるVRイベント会場の制作受付を開始したことを発表しました。
Gugenkaが立ち上げるVRイベント事業、その舞台は「Hubs」!
なるほど、このサービスのための布石だったわけですね!
先月の16日に開催されました「東雲めぐ 野外コンサート from Hubs」では、題名にあります通りMozilla社のオープンソースyソーシャルVR「Hubs」を用いて展開されました。Hubsを採用したことにより、開発期間の削減に成功したそうです。またHubの大きな特徴である「URLからブラウザで観覧できる手軽さ」から、当日は想定を超えるアクセスがあったということで、この知見を元にサービスを展開します。
今回実施したコンサートを事例に、本サービスの特徴をご紹介しましょう。
URLリンクからブラウザで手軽に参加できる
HubsはWebXRをベースに開発されており、ベースとなるプラットフォームは「ウェブブラウザ」です。これにより、リンクをクリックするだけでPC・スマホでVR空間へアクセスできることが最大の特徴であります。VRデバイス(HMDなど)にも対応しているので、HMDベースのVRプラットフォームと遜色のない空間体験もOK!
確かに! 正直、イベントによってさまざまなアプリや機器によってアカウント登録があるので、なんだったか忘れてしまったり手間だったりするんですよね………。ぽちっと簡単な手順で気軽に参加できるのはHubsのいいいところですね!
スピーディかつ低コスト
もう一つの推しポイントが「短納期+低コスト」。Hubsはオープンソースのサービスであることもあり、イニシャルコストを軽減できるという強みがあります。また、会場の制作・開発に、Hubsが用意しているWebアプリケーション「SPOKE」を使用することで制作工程が簡略化され、スピーディかつ低コストにVRイベントを開催することができる、としています。
Gugenkaさんお得意のアバター方面についても抜かりはありません。イベント専用のアバターを用意することで空間内での一体感を作り出すことも可能! これで「数十万円程度からの実施も可能」(リリースより)だそうで、かなりコストを抑えているのがわかりますね。
Hubsの弱点として「大規模人数に対応するためにはサーバパワーが必要で、規模によってはバックエンドコストが高くなる」などが挙げられますが、そこらへんはGugenkaさん、どう乗り越えていくのかしらん? 100人レベルの実験に成功していることもあって、ここらへんが気になっちゃいますね! ご相談は以下のURLからどうぞ!(AI)
【制作のご依頼/ご相談】 https://gugenka.jp/inquiry/
記事提供:Gugenka