「人工筋肉」が動きをアシスト、建設現場の作業負荷を軽減
「人工筋肉」が動きをアシスト、建設現場の作業負荷を軽減 https://t.co/OkOe2rrS8V pic.twitter.com/vrxHNJEEgk
— BUILT (@ITM_BUILT) January 19, 2017
元記事:「人工筋肉」が動きをアシスト、建設現場の作業負荷を軽減(BUILT)
ベンチャー企業のイノフィスは「第3回 ウェアラブル EXPO」(2017年1月18~20日、東京ビッグサイト)に出展し、腰補助用のマッスルスーツの新型モデルを披露した。人手による建設現場での作業負荷を軽減できるという。2017年2月1日から全国で発売する。
2種類のモデルを展開し、屋外での業務や広いエリアでの業務向けのソフトフィットタイプが税別80万円、介護サービスなど小スペースを行き来する業務向けのタイトフィットタイプが税別70万円だ。
あと数日で100万円を切るパワーアシストスーツが商用販売されるとのこと。
今までは医療治具や介護支援用として、主に福祉施設に導入されていました。
初期導入費用 | レンタル期間[表示価格は月々の料金] | ||||
6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | ||
両脚 | 550,000円 | 188,000円 | 178,000円 | 168,000円 | 158,000円 |
単脚 | 400,000円 | 139,000円 | 132,000円 | 125,000円 | 118,000円 |
サイバーダインHP HAL福祉用(下肢タイプ)より |
「圧縮空気を利用した人工筋肉」とのことなので、電源などの機械部分が少ないことが、値段に反映しているのではないかと考えられます。すでに竹中工務店で実証導入がされているとのこと。今後高齢化するであろう建築作業員向けのニーズも視野に入れて営業するみたいです。
そのサイバーダインですが、いよいよ利用範囲を拡大させるようですね。
サイバーダイン社のロボットスーツHAL(R)作業支援用(腰タイプ)を旅客手荷物ハンドリング業務に試験導入し効果検証を実施します! https://t.co/huh13H7ucW @PRTIMES_NEWSさんから
— PR TIMESニュース (@PRTIMES_NEWS) January 23, 2017
元記事:サイバーダイン社のロボットスーツHAL®作業支援用(腰タイプ)を旅客手荷物ハンドリング業務に試験導入し効果検証を実施します!(PR TIMES)
成田空港では、本年1月24日より、航空会社の旅客手荷物ハンドリング業務にて、受託手荷物の持ち上げ・移動の動作を支援する最先端の装着型作業支援ロボットを試験導入し、空港従業員の負担軽減策として効果検証をおこないます。
内容:チェックインバゲージのハンドリング業務を行うスタッフが、ロボットスーツを装着し、腰への負担軽減や生産性向上の効果を検証します。※本件は、経済産業省による 「ロボット導入実証事業」 の補助金対象事業です
- 空港で航空会社の旅客手荷物ハンドリング業務
- 観光バスの旅客手荷物ハンドリング業務
などのような、屈んで重い荷物を運ぶような「腰に負担のかかる作業」にどの程度効果が見込めるか、これから導入検証を行うとみられます。攻めの姿勢!
フィクションでのパワードスーツ(リアル系)
老人Z
これまでは「介護する側」がつけているアシスト系ギアですが、「老人Z」は「介護されている側」がアシストマシーンを付けた未来が舞台のマンガです。
「老人Z」で表現された「究極の介護ロボット」。1991年にはアニメ化もされています。
看護学校に通うハルコはボランティアで高沢老人の介護を行っていたが、高沢が最新型介護ロボット「Z-001号機」のモニターに選ばれ、お役御免となってしまう。見舞いに行った先でチューブだらけになった高沢の姿を見てショックをうけたハルコは高沢を助け出そうとするが失敗。実習先で知り合った老人ハッカーらに助けを求める。
老人Zの介護ロボットといい、攻殻機動隊Solid State Societyの貴腐老人生産機といい、介護の行き着く先はやっぱりこれなのかね。
そう考えると老人Zは25年前の作品だけど着眼点いいなぁ、攻殻も pic.twitter.com/g5L1kFlEXJ
— こたつ星人 (@tamagonasu88) August 1, 2016
日本のロボット技術&最新のAI技術を合体させた老人介護を今こそ実現させるべきであって、「老人Z」はいろいろ早すぎた https://t.co/tjEcqM3nzp 助けてー、晴子さーん @CLONE_P0806
— 加藤AZUKI@「忌」怖い話香典怪談 (@azukiglg) March 14, 2016
高齢者問題・ロボット介護・原子力・第六世代コンピュータ・人工知能
最近の話題ではありません 1991年公開大友克洋と江口寿史がメカデザインとキャラデザインを担当した「老人Z」の話です。https://t.co/LIRgjsEYHr pic.twitter.com/8WsvoyVDao— SH-1 (@KOTADAHIRO) May 19, 2016
その「老人Z」映画版は、大友克洋を筆頭に豪華なスタッフで作られました。
- メカニックデザイン - 磯光雄 ⇒電脳コイル(AR)
- 美監補 - 神山健治 ⇒攻殻機動隊 S.A.C.(VR)
後のVR・ARを題材にした作品で重要人物として活躍するスタッフが携わっています。
Honda Riding Assist
CES2017で世界初公開したコンセプトモデル「Honda Riding Assist」は、ASIMOに代表されるヒューマノイドロボット研究で培ったHonda独自のバランス制御技術を二輪車に応用。ライダーが乗っていても、乗っていなくても自立することができ、ライダーが少しバランスを崩しても、バイク自体がバランスを保つことで、低速走行時や停止時のふらつき、取り回しの際の転倒リスクを軽減します。一方で、通常の走行時には、既存の二輪車と同等の操縦性を実現しています。ツーリングやバイクのある日常をより楽しいものにする提案です。
立ちゴケしないバイク「Honda Riding Assist」公開。ASIMO/UNI-CUBのバランス技術応用 https://t.co/FevZ8Ux5PK
— Engadget 日本版 (@engadgetjp) January 6, 2017
不安定な二足歩行を実現したASIMOの技術でまたもやHONDAがやってくれました。自立してユーザーの後をついてくる人も可能で将来のポータブルモビリティを先取りしたHONDAならではのデモでした。
今まで直接の操作から離れたトリッキーな操作も可能になりそう。下記のアニメのようなメカが近い将来リリースされて未来も、非現実的ではなくなってきましたね。
フィクションでの自立バイク(リアル系)
RIDEBACK
内容紹介
国連の解体や東京大震災などを経て、学生達による反政府運動が再び活発になっている2020年の日本。学生運動の一拠点でもある武蔵野文芸大学に、一人の少女が入学してきた。彼女の名は尾形琳。類い稀なる舞踊の才能を持つ琳は、入学初日に人型二輪車ロボット・ライドバックと出会う。それが、世界を変革するきっかけだとは、誰一人知る由もなかった…。
足に怪我をしてバレリーナとしての超一流の母と同じ道を歩むという夢を絶たれた主人公が、「RIDEBACK」という従来の二輪車でなしえなかった三次元的な動きを実現できる乗り物を得て、再び活躍する……という内容。
人間の限界を超えたスピードと機動力を、バレリーナとして鍛えられた感覚で爽快に操作する快感を得る主人公。かっこイイ!
3Dプリントでつくる「自分だけの義手」が、子どもたちに勇気を与えてくれる
3Dプリントとオープンデザインによって、従来よりも速く、安く、誰もが「自分だけの義手」をつくることを可能にした英国企業・オープンバイオニクス。その義手が腕を失った子どもたちに与えてくれるのは、アイデンティティを選ぶチャンスと「自分でできる」という自信である。
wiredより
3Dプリントでつくる「自分だけの義手」が、子どもたちに勇気を与えてくれる https://t.co/ND6Y7FNy4g #最新記事
— WIRED.jp (@wired_jp) November 7, 2016
3Dプリントの特許切れにより安価に3Dプリント装置が作れるようになりました。これによりコンピューターでの3D造形が簡単になり、さらにスマホがたくさん世の中に普及したことにより、今までは高価だった#Dのデータを計測するためのセンサーも安く手に入るようになりました。
これらの要素により3Dスキャンが驚くほど手軽になり、子供の成長に合わせて義手や義足を作ることが昔に比べて非常にカンタンになりました。
フィクションでの義体(リアル系)
公益法人社会福祉公社――表向きは障害者支援のための首相府主催の組織だが、その実態は瀕死の少女たちに機械の身体を与え、その少女たちに政府に敵対する勢力を秘密裏に排除させる諜報機関だった。
少女たちの義体の研究成果は、表向きの障害者の義体の拒絶反応を抑える薬品開発等に反映されている描写があります。海外でのアニメの評判がよく、第二期も作られました。