ここしばらくの間にIoTをベースにした取り組みが様々な企業さんなどで発表されていますね! ちょいとここいらでざっくりとまとめてみましょう。
まずはこんな国レベルの話を2つばかり。
アメリカで遂にロボットによる自動配達サービスが解禁!
ロボットによる自動配達を認める法律が世界で初めて施行されロボット配達が解禁へ https://t.co/S1TTirH9mZ pic.twitter.com/vdFVD7LzZz
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) March 3, 2017
IT関連のメディアのRecodeによれば、荷物を配達するロボットが歩道や横断歩道を走行することを許可する法律が、アメリカのバージニア州で2017年7月1日から施行されるとのこと。
GIGAZINEより
海外で遂に歩道を走行する自動配達サービスに対する法整備が始まりました。ドローンでの配達より現実的かつ実用的なものになりそう!
今でも工場や倉庫内においては、Amazonの倉庫のロボットのような自動配達に似たロボットが導入されていますが、これが外に出てきちゃうということになりますね!
日本政府「人工知能技術戦略会議」、AIの商業化を目指す工程表を発表!
【気になる!】AI商業化、30年までに物流を完全無人化 政府が工程表 - SankeiBiz(サンケイビズ) https://t.co/zTA4PqbCpH @SankeiBiz_jpさんから
— VRon -VRARニュースブログ- (@VRonjp) March 7, 2017
政府はAIを経済成長につなげる「第4次産業革命」の中核的な最先端技術に位置付けている。技術が普及すれば金融や農業など幅広い分野で生産性が飛躍的に高まり、人手不足問題の解消につながる可能性がある。
こんなニュースも飛び出しました。AI研究開発の司令塔の役割を担う政府の「人工知能技術戦略会議」がまとめているそうで、各メディアで記述はまちまちなのですが、どうやら月内に詳細が発表されるみたい。6月ごろに策定する新たな成長戦略に反映させるようですよ。
記事内で特に大きく取り上げられていたのが「2030年ごろまでにモノの輸送や配送を完全無人化する技術を確立」という下り。これ、実現すればいろんなことがドラマチックに変わりますね……!
未来の物流サービスの実証実験あれこれ
それでは、現在各企業さんが進めている取り組みをバリバリっと追っかけていきましょう。まずはNTTドコモ。
「ドコモ・ドローン・プロジェクト」
ドローンからUberまで! 物流業界を変える最新技術とは 人材不足を解消する未来の物流サービス 《Kayo Majima (Seidansha)》 #JBpress https://t.co/lxOXtiYabk pic.twitter.com/YBnjd1eja5
— JBpress (@JBpress) March 2, 2017
「このサービスは、場所や時間を気にせずに、日用品を入手したい離島や山間部に住む人々を対象に、電話で依頼を受けた商品をセルラードローンによって自宅に配達するというもの。2016年の11月~12月にかけて、福岡市西区にある能古島と九州本島間の約2.5kmの区間を中心に実証実験をおこないました。日本初のセルラードローンを活用した、買い物代行サービスの実証実験です」(ドコモ広報)
IoTTodayより
こちら、名付けて「ドコモ・ドローン・プロジェクト」!
地方の過疎地に対する輸送手段というのは非常に大変なコストがかかります。例えば「離島」。海を隔てた島での生活の場合、船など輸送経路が限られていることがほとんど。そこで空路を運べるドローンが力を発揮するかも!ということで、ドコモさんがドローンを使ったサービスの実験を行っています。
たとえば医療の分野で考えてみると、「WEBカメラやVRカメラで遠隔診療、処方された薬をドローンで運ぶ」なんてことも実現できそうですね! 震災や災害で経路が寸断されたときなどにも応用できる感じ!
「そら楽」……南相馬市と楽天によるドローン物流システム
「ドローン」物流システム確立へ 南相馬市と楽天が協定締結https://t.co/aPcHJY6JAW#drone, #ドローン
— そら楽 (@soraraku_tw) February 17, 2017
ドローンについては同社などが1月、同市でドローンの物資輸送の実証実験を成功。今後は、両者が協力し、実証実験のほか、ドローンの飛行ルートの選定などに取り組み、ドローンによる物資輸送の実現を目指す。
福島民友ニュースより
こちらは楽天。今回の福島県南相馬市との包括連携協定では、まず医薬品の宅配サービスを中心に取り組んでいく考えだそうです。
楽天としても福島県内の自治体との提携は初めて。この提携をきっかけに様々な展開が進むといいですね!
自動車メーカー各社の思い……自動運転カーへの取り組み
続いて、ここしばらく話題が沸騰している「自動運転カー」について触れてみましょう。日本のメーカーだって、頑張ってるんだぞ!
日産: ロンドンの公道でヨーロッパ初の自動運転車走行試験をスタート
【気になる!】日産、ロンドンで自動運転車の欧州初走行試験を開始 https://t.co/XU5F6zuiwL @Reuters_co_jpさんから
— VRon -VRARニュースブログ- (@VRonjp) March 7, 2017
こちらはロイターの2月27日の記事。
使用している車は「リーフ」。走行速度が時速80キロくらいだそうですよ! これまでに東京・シリコンバレーで実験を行ってきまして、これが3か所目。他地域でも実験を行っていきたいとのことです!
トヨタ: 自律走行テストカーの二代目は「Lexus LS 600hL」がベース
53shares: Toyotaの自律走行テストカー二代目は改造を凝らしたLexusだ、運転の「安全」と「自動」の両輪で研究は進む https://t.co/snlwyFAZ7A
— TechCrunch Japan (@jptechcrunch) March 6, 2017
その新しい車は、初めての、完全にTRI製の自動運転テスト車でもあり、その目的は、さまざまな安全性機能と自動運転技術をテストすることだ。
こちらはトヨタ。カリフォルニア州ソノウマで開催されたイベントにて、2代目のテストカーをお披露目しています。
TRIというのは「Toyota Research Institute」社の略でございまして、人工知能技術に関する先端研究、商品企画を目的として2016年に設立された研究所です。トヨタさんもエンジンがバリバリとかかってきた感じ!
これからもドローンや自動運転自動車などの発展によって、物流を含めていろんなことに変化が起きていこうとしています。VRonでも大きなニュースがありましたら随時お伝えしていきますので、これからもお楽しみに!