4月4日から6日にかけて東京ビッグサイトにて開催されました「コンテンツ東京 2018」内の展覧会「先端デジタルテクノロジー展」、取材させて頂いた出展社さんをご紹介しております。
本日はこちらです!
しのびや.com「SIMVR」 / Pico Technology Japan「pico neo」
株式会社しのびや.comさんとPico Technology Japan株式会社さんの共同ブースでございます。まずはこちらから。
「SIMVR」
全国各所で絶賛稼働中! VRライドシミュレーター「SIMVR」です。
SIMVRは、VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)に特化して設計された、多軸モーションシミュレータシステム。総重量89kg、ピッチ・ヨー・ロールの3軸回転機能に加え、上下の揺れにも対応。6DoF(6自由度)や重低音振動に対応するユニットやアタッチメントなど、高い拡張性を持つのも大きな特徴です。
ハウステンボス・VR Center・プラザカプコンなど、各地のVRスポットでも大人気ですね。「BLAST×BLAST」「恐竜戯画」など、対応コンテンツも増えていますよ!
今回の展示では、さらに「ドームスクリーン」を使用したシミュレータも展示されておりました。広いブースの中でも特に目を引いていて、来場者の注目を浴びていたのが印象的!
そして、昨年に引き続きVRゴーグルの提供を行っていたのがPico Technology Japanさんです。
スタンドアローンVRゴーグル「pico neo」
今回Pico Technology Japanさんの目玉展示となったのが、上の「SIMVR」が対応しているスタンドアローンVRヘッドセット「Pico Neo」。
解像度は「Vive Pro」や「Samsung Odessey」などと同クラスの2880×1600ピクセル(3K)、視野角(FOV)は101度。6DoF(6自由度)のインサイドアウトトラッキング機能を持っているなど、これまでのPC系HMDよりも高いスペックを持ちます。
筆者も実機を体験させて頂きました。Vive Proと同じく、現行の主力製品よりもキメの細やかさがはっきりとわかりますね! それに、とっても着用感が軽かったんです。本体重量は390gで、首や肩への負担を最大限減らせるように設定されているそう。付け心地を軽く感じたのも納得ですね。
標準添付のコントローラー(写真左下にある白い棒のようなもの)は3DoF対応で、オプションで6DoF対応のコントローラーもチョイスできるそうです。
現時点で一般向けの市販はされていませんが、すでにSDKも公開されておりまして、今後ロケーションVRの分野でお目にかかる機会が増えそう。今年のVRヘッドセット戦線は、やはり「3K解像度+縦1600ピクセル」というところがベースラインになってきそうですね!
次回もコンテンツ東京2018の出展ブースをご紹介します。お楽しみに!