株式会社積木製作は7日、建設現場等、日本のものづくりに関わる様々な現場で使用できる安全教育ソリューション「安全体感VRトレーニング」の新シリーズ「建設現場シリーズ」の販売を開始しました。
恐竜戯画でおなじみの積木製作が新たに投入する「研修VR」、それは「建設現場」
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積木製作さんは、ロケーションVRコンテンツとして様々なVRアトラクション施設に設置されている「恐竜戯画」「BLAST×BLAST」などで知られます。その積木製作さんが併せて力を入れているのが「安全体感VRトレーニング」です。
「安全体感VRトレーニング」は、建設業を中心とした人手不足や技術継承の問題に対するニーズに応える、VR技術を活用したコンテンツとして、2017年4月に販売が開始されています。
これまでは全ての業種を対象とした安全体感教育コンテンツを展開していましたが、より専門的な知見を取り入れ、現場のニーズを反映した内容とする為、建設現場に特化した【建設現場シリーズ】を開発、この度のリリースとなったという次第。
危険な「建設現場」で起こりうる様々な危険体験をVRで!
まずは第1弾コンテンツとして、「可搬式作業台を使用した危険体験」を販売開始します。また第2弾、第3弾コンテンツとして「開口部廻りの危険体験」、「外部仮設足場における危険体験」の販売を7月以降に開始するそうです。うーん、だいぶ専門的!
「どういったものが危険なのか」「どういう状況が危ないのか」といった、現場経験でしか培われない経験をVRで体験することで、業務上の事故発生を防いでいくのがねらい。
今回、安全教育に関してかねてから意見を交わす機会を設けてきた清水建設株式会社、戸田建設株式会社、三機工業株式会社の3社から特別に専門的な観点から情報提供を受けたことで、より専門的・実践的なニーズに即した内容にできたそうです。
3D・バーチャルリアリティ展にて特別バージョンを展示
また、今月の6月20日~6月22日に東京ビックサイトで開催される「3D・バーチャルリアリティ展」にて「可搬式作業台を使用した危険体験」を展示するとのこと。今回発表されるのは展示会用の特別バージョンとなっており、講師と受講生が同じバーチャル空間の中を共有しながら体験する……という内容になっているそうです。
これまでにもVRを使った研修コンテンツについては様々なものをご紹介してきましたが、特に「実際に経験しようとすると自分の体がヤバい」みたいな「危険性を伴う体験」には、VRの技術が非常にうってつけですよね! 今後も積木製作さんの実用性の高い「安全体感VRトレーニング」に注目していきたいところです。詳しくは以下の公式サイトをどうぞ!
URL:http://tsumikiseisaku.com/
本製品URL:http://tsumikiseisaku.com/vrox/vrtraining/