エレコム株式会社(大阪市中央区)は2日、マルチプラットフォームを採用したAR・VRアプリ専用コントローラ「JC-VRR02VBK」を、10月下旬より発売することを発表しました。
ワンダーリーグ「VROOM」に対応した、iOS / Android対応の6軸コントローラ
「JC-VRR02VBK」は、スマホのAR・VRアプリの操作向けに開発されたモーションコントローラ。本製品のプラットフォームには株式会社ワンダーリーグ(東京都渋谷区)の「VROOM」を採用しています。
本体に搭載されているのは、2軸(X・Y)のアナログスティック、6軸のモーションセンサー(加速度、ジャイロ)と、6つのボタン。本体サイズは149×89×46mm、重量は本体のみで約56g。単4アルカリ電池2本で約75時間駆動するというスペックです。接続はBlueTooth。
また、ワンダーリーグさんの「VROOM」がすでにiOSの「ARKit」に対応している他、今後Androidの「ARCore」にも対応予定ということで、VRだけでなくARコントローラとしても機能するのが大きな特徴です。
また、1台のスマホにコントローラを2台同時に登録できるので、両手にコントローラを持って使用するアプリも作れちゃいますよ!
11月にはARkitに対応したゲームアプリの配信も予定
すでにVROOMの開発キットであります「ヴルームSDK」も用意されているので、ゲーム開発もバッチリOK。2017年11月には、iOS11のARkitに対応したゲームアプリ2本をApp Storeにて配信する予定とのことです。
ヴルームSDK対応のアプリがこれからどれだけリリースされるかが焦点になってきそうですが、アプリ制作企業として
- ワンダーリーグ
- メガハウス
- Sony Digital Entertainment
- BLUE PRINT
- ダズル
- SAT-BOX
- インタラクティブブレインズ
- UPPERIDGE
- VR IMAGINATORS
- Zinossoft
- Gugenka
- EXPVR
- x10studio
の参画が発表されていますので、期待が持てそうです! 気になるお値段は、本体価格6,740円(税込価格7,279円)。まずは今後のリリース情報に注目ですね!