株式会社meleapは4月21日、ARスポーツ「HADO」の大会「HADO SPRING CUP 2018」を開催しました。
-
HADO WORLD CUP 2017に行ってテクノスポーツ「HADO」の神髄を見てきました!(現地ツイートまとめ)
株式会社meleapは12月3日、新感覚テクノスポーツ「HADO」の決勝大会「HADO WORLD CUP 2017」を開催しました。 今回、VRonは直々にお誘いを頂きまして、がっつりと取材させてい ...
今回、VRonは昨年に引き続き直々にお誘いを頂きまして、ガツーンと取材させていただきました。誠に、誠にありがとうございます!
開催当日は現地から動画をメインにツイートをさせて頂きましたので、そちらを交えながらレポートさせて頂きます。なお、当日の模様はYouTube配信されました。以下よりご覧いただけますので、ぜひ!
VRonによる現地レポート
本日はHADO SPRING CUPにお邪魔しています。春の陣を制するのは果たしてどのチームか? ツイッターで随時お伝えしますので、どうぞお楽しみに! pic.twitter.com/zHeI5fQ9Gt
— VRon -VRARニュースブログ- (@VRonjp) April 21, 2018
今回も東京タワーのふもとにあります、「スターライズタワー ジュピタースタジオ」にて開催されました。
始まりました! #HADO pic.twitter.com/JxsCVKt8Ln
— VRon -VRARニュースブログ- (@VRonjp) April 21, 2018
お笑いコンビ「ヴェートーベン」の司会で、大会がスタート!
対戦は第1試合から白熱しました! なんと!昨年の覇者「わちゃごな☆ピーポー」と、準優勝者「SLAM DIVA」がいきなり1回戦でぶつかり合うという、めちゃくちゃ胸熱な展開です。
今大会は初戦からヤバイです!
前回の覇者「わちゃごな☆ピーポー」対前回準優勝の「SLAM DIVA」。これって事実上の決勝戦ってやつ!?#HADO pic.twitter.com/DYSQoOwVGm— VRon -VRARニュースブログ- (@VRonjp) April 21, 2018
昨年と同様、試合の様子はフィールド上部に投影されたプロジェクターの映像で観戦することができました。事実上の決勝戦、とも目された戦いは「わちゃごな☆ピーポー」が勝利。
大会の模様はこちらの実況ブースにて実況が行われておりました。昨年も感じたことですが、ここらへんの作り込みとかが本当にしっかりしていらっしゃる!
「REN」対「NOESiS」の1ゲーム目で発生した「オーバータイム」。これはゲーム終了時点で両チームが同点だった場合、10秒後に発生するサドンデスラウンドです。わずか10秒のインターバルでどこまで立て直すのかが大きなポイント。盛り上がります! #HADO pic.twitter.com/TybWqIS30t
— VRon -VRARニュースブログ- (@VRonjp) April 21, 2018
HADOというゲームを何倍にも面白くしているのが、前回もご紹介した「オーバータイム」ルール。80秒動きっぱなしの上にインターバルがたったの10秒、というシビアなものですが、当日では負けている側がオーバータイムに持ち込む前提で作戦をスイッチするなど、このルールを踏まえた戦術を投入するチームもありました。
決勝戦は初の「兄弟対決」。激戦を制したのは……
昨年のワールドカップ本選に進出したチームが6チーム、本戦に初出場したチームが2チームという合計8チームで行われました今回のSPRING CUP、決勝に残ったのは……
最終ゲームは中盤からわちゃわちゃが優位にゲームを進め、この対戦を勝利!
これで #HADO SPRING CUP 決勝進出は、
「わちゃごな☆ピーポー」
「わちゃわちゃ☆ピーポー」
という、初の兄弟対決となりました! pic.twitter.com/oG43vp0vjH— VRon -VRARニュースブログ- (@VRonjp) April 21, 2018
昨年のワールドカップを制した「わちゃごな☆ピーポー」と、兄弟チームであります「わちゃわちゃ☆ピーポー」の2チーム。8チームの中でも運動量と持久力の面で優位に立ってきた両チームが、いよいよ決勝でぶつかります!
最終ゲームもノーカットでお届け。
白熱した対戦を制したのは「わちゃわちゃ☆ピーポー」。報酬40万円+ワールドカップ出場権を手にしました!#HADO pic.twitter.com/6CymFFt3zq— VRon -VRARニュースブログ- (@VRonjp) April 21, 2018
フルセットにまでもつれた決勝を制したのは「わちゃわちゃ☆ピーポー」! 優勝報酬40万円と、秋に行われます「ワールドカップ2018」への出場権を手にしました! おめでとうございます!
以下、最終結果です。
- 優勝 わちゃわちゃ☆ピーポー(報酬:40万円+ワールドカップ出場権)
- 準決勝 わちゃごな☆ピーポー(報酬:15万円)
- 第三位 ヒュブリス(報酬:5万円)
日々進歩する戦術とアップデートするシステム、可能性は無限大!
今回の大会を通じて一番強く感じたのは、昨年よりも各チームが様々な戦術を練り、対策をしていたことでした。以下の写真をぜひご覧いただきたく。
こちらのプレイヤーさん、何も疲れてへたり込んでいるのではありませんでして、
- しゃがんで身をかがめることにより、相手が放ってくる球が自分に当たりにくくしている(アタリ判定を狭くする)
- わざと一番前に行き「囮(おとり)」になることで、相手プレイヤーの関心を引き、自分側のプレイヤーが攻撃しやすくする
という狙いがあるんですね! この「最前でしゃがむ」スタイルは複数のチームが対戦で行っていましたので、どうやらHADOにおける戦術として確立されつつあるみたい。
それと、大会中にこんなのもありました。
1ゲーム目をわちゃごながワンサイドで制した2ゲーム目、SLAMが途中猛追して伯仲の戦いとなりましたが、残り15秒で一斉にシールドを貼りディフェンスに徹したわちゃごなが勝利。優勝候補の一角を破りました!#HADO pic.twitter.com/SGF2uG9oSP
— VRon -VRARニュースブログ- (@VRonjp) April 21, 2018
動画をご覧いただくとわかるのですが、最後残り15秒あたりで「わちゃごな☆ピーポー」がきれいに全員シールドを張ってるんです。これは事前に打ち合わせないとできない展開で、さらに言えば「自分のチームがリードしていて、追いつかれそうなのを理解している状況」であるがゆえに成立する戦術です。
こういった様々な戦術が、各チームごとに独自のバリエーションで試されていたことが非常に印象的でした。それはつまり、この「HADO」が競技スポーツとして成長しているってこと。
今や海外でも展開しているHADO、そのポテンシャルの高さは、筆者の予想をはるかに超えておりました……!
次回「SUMMER CUP」は9月開催予定、引き続きVRonは追いかけます!
最後は、株式会社meleap代表取締役CEOの福田さんから頂いたコメントで〆。
株式会社meleap CEO 福田さんからお話を伺いましたので撮って出し!
皆様、お疲れ様でした! 次はSUMMER CUPでお会いしましょうー!
現場からは以上です。#HADO pic.twitter.com/BpZ8L3xE0u— VRon -VRARニュースブログ- (@VRonjp) April 21, 2018
今年は今回の春に加え、夏(SUMMER CUP)と秋(WORLD CUP)の3シーズン制で行われます。福田さんのお話しでは、すでに開催されている「MASTER'S CUP」「BEGINNER'S CUP」に加え、新たな大会も開催されるみたいですね。これは楽しみ!
というわけで、VRonは引き続き「HADO」を追いかけてまいります。どうぞお楽しみに!