株式会社ロイスエンタテインメントは11日、本日よりVR/Vtuber/VRchat用のリアルな人物のアバターを作成するサービス『REAL HUMAN AVATAR』を開始したことを発表しました。
わずか2枚の写真から3Dアバター作成を可能に! 新サービスが登場
リアルな人物のアバターが動いたら面白いと思いませんか?
人物のTポーズ(両手を広げたポーズ)の写真を前後2枚送ってください。その写真からVR/Vtuber/VRchat用のリアル人物アバターを制作します!
というざっくばらんなキャッチコピーと共に本日からサービスインとなりましたのが、ロイスエンタテインメントさんの『REAL HUMAN AVATAR』です。サービスの流れは以下のような感じ。
- STEP① 前後2枚の「両手を開いたTポーズの写真」を送付する(シンプルプランの場合。標準プラン以上は「側面」など別アングルの写真が必要の場合あり)
- STEP② 送付された写真から3Dモデルデータを作成
- STEP③ VR/Vtuber用3Dデータとして納品。ボーン+リギング済み。
すごい! 超シンプル! 3Dモデルデータについてはロイスさんの3Dデザイナーがひとつづつ作成するそうですよ。だいたい1万~3万ポリゴンで作られるとのこと。
納品データ形式は「FBX」! ですので、UnityやUE4への使用はもちろん、VRChatにもそのまま使えます。またリギングには「Adobe Mixamo」を使っているそうでございまして、Mixamoに搭載のモーションを適用することも可能。今のところMixamoのモーションは無料で落とせますから、これは活用の幅が広がりますね!
服装や内容に応じた3つのプランで、あなた自身のオリジナルアバターを手に入れよう!
ロイスさんでは、服装の状態などに応じた3つのプランが用意されていますよ。
【料金プラン】※税抜表示
▼シンプルプラン:10万円(簡易な服装のみ。ズボン、スーツ等OK。スカート等はNG。)
▼標準プラン:15万円(標準的服装。ドレス等の複雑な服装はNG。)
▼特注プラン:25万円~(服装応相談。持ち物・装備応相談。)
なるほど! 3Dデータ作成の難易度に合わせた料金体系になってるんですね。『REAL HUMAN AVATAR』の公式サイトでは、実際のデータを使ったモーションアニメーションを見ることができますよ。
なお「シンプルプラン」では安価な価格を維持するため、3Dデータ完成後の修正はNG。「標準プラン」では、3Dデータ完成後1回の修正が可能で、2回目以降は1回の修正あたり制作費の20%を追加費用としてかかります。「特注プラン」では2回以上の修正や、各種カスタマイズに対応しているそうですので、ガッツリとアバターを作りたいときは特注プランの方がよさそうですね!
3Dスキャンサービスが続々と始まっている中、最低で2枚の写真からアバターを作るという気軽さがウケそうですね。今後のアバタービジネス展開がますます楽しみ!
記事元:VR/Vtuber用リアル人物3Dアバター製作サービス「REAL HUMAN AVATAR」 リアルな人物のアバターが動いたら面白いと思いませんか? -ValuePress-