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HP、4K解像度+視野角114度のVRHMD「HP REVERB VIRTUAL REALITY HEADSET」を発表、お値段599米ドルから

アメリカのHP(ヒューレット・パッカード)社は現地時間19日、ヒューストンで開催された自社のイベント「HP Reinvent」において、Windows MR / Stram VRに対応したPC接続型HMD「HP REVERB VIRTUAL REALITY HEADSET」を発表しました。

HPが攻める! 「HMD Odyssey+」を超える4K解像度のWinMR対応HMDが登場!

SAMSUNGの「HMD Odyssey+」が昨年10月に出て以降、大きな動きがなかったWindows MR戦線に新機種が登場です!

HPさんが自社イベントで大々的に発表したのはVRHMD、しかも4K解像度で650米ドル弱、という超お値打ち価格なハイエンドHMDです。まずはこちらがスペックの詳細。

  • ディスプレイ: 2.89インチ液晶
  • 解像度: 2160x2160ピクセルx2 (=4320x2160px) RGBサブピクセル方式
  • リフレッシュレート: 90Hz
  • 視野角: 114度(フルネルレンズを使用)
  • トラッキング:インサイドアウト方式 / 6DoF(Windows MR)
  • 接続端子:DisplayPort™ 1.3+USB 3.0, イヤホン/マイクジャック
  • サイズ:55x177x84mm
  • 重量:498g
  • 付属品(2種類共通):ヘッドセットケーブル(3.5m)、モーションコントローラ×2、DisplayPort-Mini DisplayPort変換アダプタ

いよいよWindowsMR対応HMDとしては、初めて4,000ピクセルを超えてきました(これまでの最高がOdyssey+の2880ピクセル)。

また、Windows MRのHMDではおなじみのコントローラももちろん同梱されています。出荷時にベアリングが済んでいるので、購入してすぐに使えるそうですよ。

今回は昨年に同社からは発表されたバックパック型PC「HP Z VR Backpack」用のケーブルと、洗えるフェイスクッションがついてくる「Professional Edition」と、それらが付属しない「Consumer Edition」の2種類展開になることも併せて発表されています。

お値段は599米ドル(約67,000円弱)から! 日本上陸は如何に!?

気になるお値段は、

  • Professional Edition:649ドル
  • Consumer Edition:599ドル
    ※ともにHP公式ストアでのダイレクト販売価格

ということで、4K画質のHMDとしてもお求めやすい価格設定になっています。競合する商品としては「Pimax 4K」(販売終了、HMDのみで399ドル)あたりがありますが、コントローラー付き、かつWindows MR / Steam VR対応という間口の広さは大きなアドバンテージになりそうです。

問題は果たして日本での販売が行われるか否か。現時点で具体的な発表はされていませんが、もうすぐ詳細が発表されると噂の「Oculus Quest」「Oculus Rift S」の展開次第では十分有り得そうです。米国での販売は4月後半からスタートとのことで、今後の情報に期待したいですね!

記事元:HP社プレスリリース

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