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今年は豪州・ブリスベンで開催!「SIGGRAPH Asia 2019」の各プログラム募集がスタート

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コンピュータ科学分野の国際学会(ACM)の分科会「SIGGRAPH」(シーグラフ)は日本時間で2日、2019年11月17日から20日の日程にてオーストラリア・ブリスベンにて開催されます「SIGGRAPH Asia 2019」の各カンファレンス・プログラム募集の開始、及びスケジュールを発表しました。

昨年東京で開催され大盛況! 今年はブリスベンで開催

シーグラフアジア(SIGGRAPH Asia)は、コンピュータ科学分野の国際学会(ACM: Association of Computing Machinery)の分科会「SIGGRAPH」が毎年冬にアジアで主催する、コンピュータ・グラフィックスとインタラクティブ技術の研究発表・展示を行う国際会議です。

昨年は東京で開催され、約10,000人もの登録参加者数を記録するなど過去最大規模となりました。昨年の模様についてはVRonが徹底取材いたしましたので、上のバナーからどうぞ。

さて、今年はオーストラリアのブリスベンで開催されるわけですが、いよいよ各カンファレンス・プログラムの募集が始まりました。なんせSIGGRAPHは「国際的な学会が行う会議」でございますからして、このビッグイベントで研究を発表するには「審査」を受け「採択」される必要があります。

1番の花形であります「テクニカル・ペーパー」(論文発表)の採択率は例年ですと20%~30%程度、という狭き門。アジアを中心とした世界中のCGやメディアテック研究に勤しむ方たちが採択を目指して応募をするという、まさしく「最先端CG技術の見本市状態」とも言うべき会議なのです。

まず、今年のSIGGRAPH Asiaには新たに2つのプログラムが加わります!

ビジネス&イノベーションシンポジウム

まずは「ビジネス&イノベーションシンポジウム」というプログラムが開催されます。

こちらは先端技術の分野で活躍している「ビジネスの」プロフェッショナルやリサーチャーなどを招き、「ビジネス及びイノベーション」の観点から様々なセッションやディスカッションなどを行う、という1dayイベントです。

「VIPイベント」と銘打たれているだけありまして、かなりスペシャリティの高いプログラムになりそう。1番のポイントは、資金調達や経営戦略、さらには収益化、といったビジネスライクなベクトルに大きく舵を切っている点です。技術的な研究発表だけではなく、ビジネスとしての側面がかなり重要視されています。

本家SIGGRAPH(今年は7月28日~8月1日までロサンゼルスで開催)ではすでに「ビジネスシンポジウム」という名称で取り入れられているプログラムで、SIGGRAPH Asiaでは初登場となります。

デモシーン

そして、こちらもSIGGRAPH Asia初登場!の「デモシーン」。

デモシーン(リンク先はWikipedia)というのは、主に音楽を伴った美しいCGアニメーションをリアルタイムに表示するプログラム(『デモ』)を中心とした文化、及びムーブメント全般を指す言葉です。「メガデモ」って聞くとおわかりになる方はいらっしゃるかな?

デモシーンは音楽+CG+プログラミングの融合によって作られた作品の制作が中心で、主にヨーロッパで盛んです。チームを組んで作品を作ったり(デモグループ)、一人で全部作ったり(デモメーカー)と形態は様々で、己のクリエイティブなスキルを切磋琢磨し披露し合うコミュニティが形成されています。

日本では唯一にして最大のデモパーティ「Tokyo Demo Fest」が世界的に知られています。また日本におけるデモシーンの歴史も長く、1990年あたりからAmigaやMSXなどをプラットフォームにして「メガデモ」などの動きが始まり、現在に至るまで脈々と受け継がれているんですよ(そんな筆者は当時MSXユーザーでした)。

今回のSIGGRAPH Asia 2019では、果たしてどのような形でデモシーンのプログラムが展開されるんでしょうか……! 詳細は6月に発表されるそうですので、続報を待ちましょう!

その他のプログラム、及び各プログラムの募集締め切りは以下のとおりです。

各プログラム・募集締め切り概要

  • テクニカルペーパー(論文発表)……2019年5月20日・22:00(UTC / GMT)
  • 学生ボランティア - チームリーダー申請……2019年6月1日
  • E-Tech(イマージング・テクノロジー)……2019年6月17日
  • 学生ボランティア申請……2019年6月24日
  • コース……2019年6月25日
  • アート・ギャラリー / アート・ペーパー / XR(昨年の「VR/AR」に相当)……2019年7月1日
  • コンピュータアニメーションフェスティバル(CAF)……2019年7月15日
  • ドクトリン・コンソーシアム / ポスター / Real Time Live! / テクニカル・ブリーフ……2019年8月12日
  • バード・オブ・フェザー(BOF)……2019年10月4日

特に記載がない限り、各締切日の「23:59(UTC / GMT)」がデッドラインです。昨年も数多くの驚くべき発表が山盛りだったSIGGRAPH Asia。本家SIGGRAPHと共に、開催が今から待ち遠しいですね!

情報元:SIGGRAPH Asia 2019

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