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近畿大学、「バーチャルYouTuber」の配信を目指す「VRスクール」を13日から開講

近畿大学(大阪府東大阪市)は10日、今月の13日(木)より、動画等の配信活動を行う架空のキャラクター「バーチャルYouTuber」の配信を目指す「VRスクール」を開講することを発表しました。

ついに大学が「VTuber」の授業!? 近畿大学が取り組む新たな「VTuber」の枠組みとは?

現在近畿大学さんは、学生が主体となり、教職員、企業、地域住民の方々と協働しながら、新たな社会価値を生む試みを仕掛けていくという「アカデミックシアターACTプロジェクト」を展開しています。

これまでにも「ブロックチェーン」「音声+AR」などが近畿大学の学生向けに企画されていますが、その中のプロジェクトの一つが「VRスクール」です。

アニメ、ゲーム、Youtuberなど、現在、拡大傾向にあるサブカルチャーを中心としたコンテンツマーケティングを研究。
またその中でも近年爆発的に拡大している「バーチャルYoutuber」をコア体験装置として、制作体験授業から、実際にそれを運用する体験的授業を実施し、バーチャルYoutuber教授を企画、開発し、学生たち主導で配信するまでを一連とします。
ただ研究するだけでなく、「バーチャルYoutuber教授」という1つのアイコンであり、メディアを作ることによって、メディアの制作体験と研究したことの発表の場を創出し、実験的にメディアとの関わりを体験していきます。

(同プロジェクト紹介ページより引用)

という内容で活動が続けられております。

コアメンバーには、株式会社アマナの新オタクビジネス部署『アマナ異次元』の執行責任者として知られる「ハッシー橋本」さんがいらっしゃいます。

こちらのプロジェクトが今回実施をするのが「バーチャルYouTuber製作をベースにしたコンテンツマーケティング講座」というわけ。

約1ヶ月の講座でVTuberの製作から配信まで!

さて、その気になるキャラクターなのですが、今年2月に実施された講義で学生たちがキャラクターの設定、デザインを話し合い、ライトノベルやゲームなどで人気のプロのイラストレーター赤井てら氏がキャラクターデザインを描きおろしています。こちら!

 

今回はこのキャラクターを元に、バーチャルYouTuberの運用を目指すそうです。

今回の講座では、動画等の配信活動を行う架空のキャラクターであるバーチャルYouTuberのキャラクター設定や番組企画の考え方、VRシステムを使用した配信作業、SNSとの連動などについて実践的に学ぶ、としています。

講師としてハッシー橋本さんが参加する他、クリエイターユニット「COJIRASE LUNCH BOX」クリエイティブディレクターを務められている宮本祐輔さん、今回のキャラクターデザインを担当した赤井てらさんも参加されますよ。9月19日(木)には制作した動画の配信を目指すそうです。以下概要!

「VRスクール」開催概要

日   時:令和元年(2019年)6月13日(木)~7月11日(木)
毎週木曜日  18:30〜20:00
9月19日(木)には動画配信を予定
場   所:近畿大学東大阪キャンパス アカデミックシアター
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対   象:近畿大学学生(全学部)20〜25人

ということで、ついに大学でもVTuberを題材にする時代がきましたか……!

すでにVTuberの養成コースを設けている専門学校はいくつか存在します(代アニバンタンなど)他、学生レベルや研究レベルでのVTuberへの取り組みは多く見られますが、大学が講座の題材として用いる、というのがなかなか斬新!

こういうニュースを聞きますと、VTuberはオワコンどころかバリッバリに元気な勢いを感じ取れますね。今後の展開に注目していきましょう!

記事元:バーチャルYouTuberでオリジナル動画を配信! -PR TIMES-

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