株式会社meleapが主催するARスポーツ「HADO」の世界選手権大会「HADO WORLD CUP 2019」が、2019/12/15(日)に渋谷ヒカリエホールにて開催されます。
本大会に出場する全16チームが決定いたしましたので、開催を2日前に控えた本日、直前ガイドとしてご紹介させていただきましょう!
いよいよ2019年の「HADO」世界王者が決まる!
HADO(ハドー)は、ウェアラブルデバイスを装着し、自らの手でエナジーボールを撃ち合う、AR(拡張現実)を用いた新感覚のスポーツ。プレーヤーはエナジーボールやシールドなどの技を駆使し、基本的に3対3のチームで点数を取り合って対戦します。現在HADOシリーズをアジア、北米、南米、ヨーロッパ、中東、アフリカなど世界で店舗を展開中です!
そんなHADOの世界一を決定します「HADO WORLD CUP 2019」が2019/12/15に「渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホール」にて開催されますよ。今年は世界9つの国と地域から選抜された16チームが世界一の座と賞金総額300万円を懸けて激闘を繰り広げます。
ルール概要
基本的な本戦のルールは以下の通り(特に断りがない限り、2019年度のレギュレーションに基づいています)。
- 腕を地面に対して直角に上げるとエナジーボールを打つためのエナジーがたまっていき、溜まった状態で腕を前に突き出すと、その方向にエナジーボールが放出される。最大で5発分のエナジーを貯められる(=最大で5発まで連射が可能)。
- 各プレイヤーは前方に花びら状に設置された4枚の「ライフ」を持つ。ライフはエナジーボールが当たると剥がれ、ライフを0枚にすると相手に1ポイントが入る。ライフの中央にエナジーボールを当てれば4枚のライフを1度ですべて剥がすことも可能。ライフがなくなると数秒後に4枚すべて復活する。
- 腕を下げて静止させると「シールドゲージ」がたまり、溜まった状態で腕を振り上げることで目の前にシールドを張ることができる。シールドは1試合につき3回まで生成可能。
- 1試合の時間は80秒。3対3で試合を行い、制限時間内で多く得点を取ったほうが勝利。
- 80秒経過時に同点だった場合は10秒のインターバル後に「オーバータイムマッチ」(ゴールデンスコア方式の延長戦)を行い、勝敗を決する。このため「引き分け」は発生しない。
- 試合前に各プレイヤーに「ステータス設定」の時間が与えられる。10ポイントの範囲内で4つのステータス(エナジーボールの速さ / エナジーボールの大きさ / エナジーゲージの溜まる速さ / シールドの耐久力)に最大4ポイントまで付与できる。設定可能な時間はデバイス装着後原則として30秒以内。
- 試合と試合の間に選手の交代が認められる。デバイスを装着するまでに交代を完了すること。試合が始まったら交代は不可。
- 試合の中断→再試合ができるのはいかなる場合でも運営事務局のみ。選手側からの試合中断は認められない。ただし、怪我や機材トラブルが発生した場合は選手がフィールド外に出ることができ(一旦出たら再度フィールドには戻れず技も放てない)、その上で審判が試合中断・再試合の判断を行う。
- コートは6m✕10m(本戦レギュレーション時)。
- ゲーム開始後、緊急の事態でない限りプレイヤーが中央の「センターライン」、両側の「サイドライン」を超えるのは反則(「警告」が与えられる)。
- 試合開始前に対戦を開始できなかったチームはその時点で不戦敗(スコアは0-10となる)。両方のチームが開始できなかった場合はどちらも「不戦敗」扱い。
- 故意にマーカーを引っ張ったり、揺らしたりしてはいけない(1試合中に故意に2回違反するとその時点で敗戦が決定する(スコアは0-10となる))。
- 相手チームのプレイヤーを物理的に触ってはいけない(1試合中に故意に2回違反するとその時点で敗戦が決定する(スコアは0-10となる))。
- 試合開始直前にシールドやエナジーボールを発動させ、試合に影響を及ぼす行為をした場合、一発で敗戦が決定する(スコアは0-10となる))。
- 予め割り振られたブロックごとによる予選リーグ(4ブロック)の上位2チーム、合計8チームによる決勝トーナメントを行い、優勝チームを決定する。予選は1試合先取、決勝は2試合先取で勝利。
- 予選リーグは勝ち点制、勝ち=1点、負け=0点。勝ち点が並んだ場合は、1)得失点差、2)総得点数、3)当該対戦成績、4)運営事務局による抽選により順位を決定する。
ではでは、世界選手権に進出した16チームを詳しくご紹介してまいりましょう!
世界選手権進出チーム一覧
今回の「WORLD CUP 2019」の日本チーム出場資格は以下の通り。
- 11月15日の時点で公式ランキングが4位以内(グレード:GOLD1)にいる4チーム
- 大会予選(2回開催)にて上位2チームに進出した合計4チーム
の合計8チームが出場します。一挙にご紹介していきますよ!
わちゃわちゃ☆ピーポー(ランキング1位)
昨年の全グランドスラム大会を総ナメ、昨年MVPを獲得した「BIG-U」選手(写真一番左)を筆頭に個々のポテンシャルがキラリと光る、HADOの中心をひた走っている「わちゃわちゃ」。今年は連勝を重ねてきた中で「SUMMER CUP」の優勝を逃し試練を迎えました。
とはいえ、直前のMASTERS CUP #11 #12を連勝するなどここへきて復調。地力に勝るわちゃわちゃが今年の世界戦をどう戦うのか、非常に注目です!
iXA/ANATSUCHI(ランキング2位)
前回のSUMMER CUPにて華麗なる「ジャイアントキリング」を果たし、ついに頂点に上り詰めた「iXA/ANATSUCHI」。今回はディフェンディング・チャンピオンとして世界選手権を迎えます。ランキングも2位にまで上り詰め、「絶対王者」わちゃわちゃとの距離を確実に縮めています。
SUMMERシーズンでは「JAPAN LEAGUE」をも制し乗りに乗っている若き猛者が、海外への遠征を経てどのような戦いを見せるのでしょうか?
わちゃごな☆ピーポー(ランキング3位)
古豪「わちゃごな☆ピーポー」がランキング3位で世界選手権進出です。
今年のわちゃごなは大きな転機を迎えました。今年5月に新たに「Shota」選手が入団、さらに9月にはわちゃわちゃ☆ピーポーで世界を制したタナカユカリ選手が「YUKARI」名義で入団。DAI監督、トレーナーのセキグチミツルさんも加入し、盤石の体制で挑みます。
ヒュブリス(ランキング4位)
ランキング4位で世界戦に挑むのは「ヒュブリス」!
「前P」選手(写真左から2番目)と「りゅう」選手(写真左から3人目)のコンビネーションが抜群! 回避能力の高さが光る「パンちゃん」選手(写真一番左)、チームの頭脳を担う「シャア」選手(写真一番右)が脇を固めるほか、本シーズンから「せいめい」選手が加入し層が厚くなりました。
SUMMER CUP以降ヒュブリスが積極的に繰り出している、「シールド」にステ振りしディフェンシブな陣を張る戦略が現在のHADOにおけるメタゲームを席巻しています。MASTERS CUP #9では見事優勝をスコア、#10でも準優勝につけるなど勢いは衰えていません!
チャリオット(11/17予選1位通過、ランキング9位)
前回のSUMMER CUPで悲願のグランドスラム進出を果たした、ランキング9位のチャリオットが今回も予選通過しました!
直前のADVANCE CUP #14でも優勝をスコア、前回の躍進がフロックでないことを名実ともに示しています。GOLDグループ入りまでもうちょい、今年最も急成長したチャリオットがどこまで迫るのか、注目です!
Bug Bro.(11/17予選2位通過、ランキング11位)
こちらも新進気鋭、ADVANCEカップの常連チーム「Bug Bro.」が念願のグランドスラム進出です!
今シーズンからすすす選手とゲン選手が加入し、そのままの勢いで11/3のADVANCE CUP #13では初制覇! 直前の#14でも準優勝に食い込むなど、今一番勢いに乗っているチームかもしれません。今年3月の公認からわずか9ヶ月での世界選手権進出、果たして台風の目となれるのか?
和心(11/24予選1位通過、ランキング7位)
昨年大きな存在感を示しグランドスラム大会をかき回した「和心」が、満を持して帰ってきました!!
「へしこ」選手のレンタル移籍、しゅんいち監督の就任を経て、2018年のWORLD CUP以来のグランドスラム大会進出となります。HADO揃っての頭脳派「D.U」選手を筆頭としたロジカルな戦術が、1年ぶりの晴れ舞台でどう炸裂するのか……?
思考行結-あひる組-(11/24予選2位通過、ランキング5位)
SUMMER CUP後ランキングを落としていた「あひる組」、さすがの実力で最後のきっぷをもぎ取りました!
MASTERS CUP #10で3位、#11で準優勝(優勝はわちゃわちゃ☆ピーポー)と尻上がりに調子を上げてきています。さらに本シーズンの「JAPAN LEAGUE」でも決勝進出を決めておりまして、この勢いは本物。要注目ですよ!
海外チーム
さらに! 海外から各地で予選を勝ち抜いた8チームが世界選手権に挑みます!
- AniGators(フィリピン)
- BookWood(ドイツ)
- CrossFire(香港)
- IDK(イギリス)
- LEGEND.MAKAU(マカオ)
- Raphale(フランス)
- Kuro Fukuro(シンガポール)
- Team MAS(マレーシア)
特に注目したいのは、昨年に続いて世界選手権に進出してきた香港の「CrossFire」でしょう。急激に世界進出が続くHADOにおいて2年連続の本戦線進出は経験値的にも大きなアドバンテージとなります。日本の8チームはどれも強豪、この8チームに対し「世界代表」の8チームがどこまで食い込んでいくのか、こちらにも注目していきたいところです!
12月8日に組み合わせ抽選が行われ、以下のようなグループ分けとなりました。注目すべきは「グループC」。日本の3チームに「CrossFire」が挑む、という構図です! いやー、今からワクワクが止まりません! 以下開催概要!
HADO WORLD CUP 2019 開催概要
- 開催日:2019/12/15(日)
- 開場/開演:12:00/13:00(予定)
- 会場:渋谷ヒカリエ ヒカリエホール
- 観戦料金:無料
- ゲスト:森渉さん
- 実況:斎藤寿幸さん
- アリーナMC:仲田雄一さん
- 解説:REE選手(華より酒!)
▼無料観戦チケット受付はこちら!
https://hadoworldcup2019.peatix.com/
さらに、試合を間近で観られる前方エリアに入場できる「プレミアムエリアパス」もまだまだ販売中です。こちらのチケットは「プレミアムエリア」に入場できる以外にも特典がいっぱい!
■プレミアムエリアパス特典■
- 会場前方のプレミアムエリアでの観戦(エリア内自由席)
- 大会終了後のステージでの選手との撮影会参加権 ※すべての選手と撮影できるわけではありませんのでご了承ください
- 大会会場のHADOコンテンツ体験の優先権 ※会場では「HADO」と「HADO SHOOT!」がご体験頂けます
- WORLD CUP 2019 オリジナルマルシェバッグ付き ※プレミアムエリアパス購入者限定の非売品です
- WORLD CUP 2019 シリコンバンド付き ※シリコンバンドは会場で販売されるものと同じです
- ドリンクチケット2枚付き(アルコール可)
プレミアムエリアパスは5,000円にて販売中。Peatix、及びローチケにてぜひご購入を!
▼オンライン(Peatix)で購入(Peatix)
https://hadoworldcup2019-premium.peatix.com/
▼ローソンチケットで購入
https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=484689
今回のワールドカップ、もちろんVRonは取材でお邪魔させていただきます! 恒例となりました現地からのリアルタイム実況(試合動画投稿も辞さない構え)と、後日公開予定のレポートの2段構えでお届けしますよ。
まだ行くかどうか迷っているあなた! 無料ですし、会場内にはこれまで通りグッズショップや飲食ブース、HADO体験など様々なアメニティが用意されています。ぜひぜひ会場で一緒に観戦しませんか? 配信で見るよりも数倍興奮+楽しめること請け合いです。
では、日曜日に渋谷ヒカリエでお会いしましょうー!
取材協力:株式会社meleap