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大日本印刷、オプテージ「ローカル5G」のオープンラボにバーチャル接客を提供

大日本印刷株式会社が運営するDNPクリエイター共創サービス「FUN'S PROJECT」は23日、株式会社オプテージ(大阪市中央区)の「ローカル5G」実験試験局でのオープンラボ『OPTAGE 5G LAB』に、「DNPバーチャル接客サービス」を提供したことを発表しました。

DNPバーチャル接客サービスとは

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「DNPバーチャル接客サービス」は、VR(仮想現実:Virtual Reality)技術でバーチャルキャラクターと、これを操作する人物の動きをシンクロ(同期)させ、オフィスや自宅などの遠隔地からキャラクターを操作し、ディスプレイに表示し、商品紹介などの接客やデモンストレーションを行う、というもの。

昨年のCEATECにて展示されていましたね! このサービス、現在バルスさんが行っている「バーチャルスナック」などにも応用されています。

人との距離を考えなくてはならない今の状況で、接客が出来るようになる! いつかはそうなると思っていはいても、いざその時がくるとなると、どんな操作感なのか遅延などは無いのかなど気になるところではないでしょうか。そちらの「DNPバーチャル接客サービス」を「ローカル5G」にてデモ体験が出来る施設が『OPTAGE 5G LAB』です。

OPTAGE 5G LAB』は、関西電力が100&出資している情報通信系企業。様々なインターネットサービスを提供しており、その一環として「ローカル5G(地域・産業のニーズに応じて地域の企業や自治体等が個別に利用できる5Gネットワーク)」のデモンストレーション施設として開設しているのが『OPTAGE 5G LAB』というわけ。さてさて、どのような施設になっているのか見ていきましょう!

『OPTAGE 5G LAB』

『OPTAGE 5G LAB』では、株式会社オプテージの本社オプテージビル3階および21階にて体験、見学ができるようになっています。

映像伝送・遠隔操作などのデモを通して「ローカル5G」環境を見学できるほか、実際に稼働している5G用の無線基地局や5G端末(モバイルルータ)などが展示され、これを使用した双方向コミュニケーションを体験できます。その体験コンテンツのひとつとして、「DNPバーチャル接客サービス」が設置され、ビル3階に設置されたディスプレイにキャラクターが映し出される、という塩梅。また「5Gリアルタイム4K映像伝送・遠隔操作」では、「ローカル5G」の特長である「高速・大容量」通信や「低遅延」を体験できる……という内容です。

21階では、実際に稼働している「ローカル5G」の周波数帯・28GHzおよび2.5GHzの無線基地局で構成した「ローカル5G」環境が構築されています。

併設のセミナールームは「ローカル5G」を実現したネットワーク構成の仕組みや電波特性・通信性能の測定など技術的な知見を深めることができるスペースとなっており、スムーズなキャラクターとのコミュニケーションを通して、5Gの「高速・大容量」「低遅延」と最新のVR技術を体験できるそうですよ。

5Gでのスムーズな動きと「低遅延」での差を比較できるのも解りやすくていいですよね。

今後の展開

大日本印刷さんとしては、今後新型コロナウイルスの影響により企業が営業活動のオンライン化を推進するなかで、「DNPバーチャル接客サービス」を通じ、感染リスク防止と業務効率化をサポートしていくそう。今回の『OPTAGE 5G LAB』での展開をきっかけにして、このシステムが普及していく足がかりになりそうですね!

是非、5Gの速さ、スムーズさを体験しに『OPTAGE 5G LAB』へ足を運んでみてはいかがでしょうかー?(AI)

記事元:「ローカル5G」のオープンラボにバーチャル接客を提供 -@Prass-

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