ザッカーバーグさん、ガチのガチじゃないっすか……。
フェイスブックは16日(米国時間)、同社がオンラインで開催した「Facebook Connect」にてスタンドアローン型VRヘッドセット「Oculus Quest 2」を発表しました。
解像度3.6K、SnapDragon XR2搭載の衝撃的スペックを擁するQuest 2、なんと4万を切る!!
少し前にフェイスブックさんが自らお漏らしリークしておりました、噂のOculus Quest 2。いよいよそのベールを脱いだわけですが、そのスペックが斜め上すぎた!(YouTuber動画のタイトルみたい)
名称 | Oculus Quest 2 |
価格 | 64GB:33,800円(税抜) 256GB:44,800円(税抜) |
解像度 | 1832×1920✕2 |
ディスプレイパネル | LCD(ストライプ配列) |
リフレッシュレート | 72Hz(今後のアップデートで90Hzに対応) |
IPD調整 | あり。3段階(58mm、63mm、68mm) |
ストレージ容量 | 64GB / 256GB |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon XR2 |
メモリ | 6GB |
オーディオ | 内蔵スピーカー・内蔵マイク 3.5mmヘッドフォン端子 |
センシング等 | 6DoF、インサイドアウト形式ポジショントラッキング |
重量 | 約503g |
同梱品 | ・コントローラー2つ ・充電ケーブル ・ACアダプタ ・フェイシャルスペーサー ・コントローラー用単3電池2個 |
何このスペック! 「ほぼ4k」と噂されていた解像度は3.6K、ディスプレイも有機ELから液晶になりましたが、ペンタイル配列からストライプ配列になったことで、逆にスクリーンドア効果が劇的に改善している(らしい)とか! CPUもXR2を使ってきたことで「無印Questの2倍」早くなった、と目されています。
こんなにスペックが上がったのに! お値段37,100円(税込み・64GB)とか! マジっすか! 出血大サービス価格じゃないっすか!! すでに以下の価格でAmazonでも予約が始まっています。
コントローラーも改良されましたほか、新たなセンサーの搭載でハンドトラッキングも向上しているとか。
というかですね、今回何がすごいかって言いますとね、
Oculus日本公式チャンネル爆誕!
みなさん、こんにちは!今日からVRヘッドセット「Oculus」の日本公式Twitterアカウントがオープンしました。
本日発表となったOculus Quest 2の最新情報や、新たなゲームタイトルの紹介などを続々発信していきますので、よろしくお願いします!#Oculus #OculusPlay #VR— Oculus Japan (@Oculus_Japan) September 17, 2020
Oculus日本公式Twitterも爆誕!! と、フェイスブックさん、日本市場にかなり本気なのであります。大きなポイントの一つが販売チャネルでございまして、Amazon.co.jpのほか、ビックカメラやヤマダ電機、ヨドバシカメラ、GEOなどの店頭でも取り扱われますよ。
やばっ! ビックカメラで手にとって、つよつよなスタンドアローン型VRHMDを買える世界線がやってきたぞ!
日本向けローンチタイトルも数多く揃っておりますよ。とりあえず日本発のローンチタイトルをまとめますと、
- Kizuna AI – Touch the Beat!
- リトルウィッチアカデミアVR
- Rez Infinite
- スペースチャンネル5 VR
- ALTDEUS: Beyond Chronos
「Kizuna AI – Touch the Beat!」については別記事でまとめるとしまして、これ以外のQuest向けタイトルも続々対応しそうですね。気になる発売日は、といいますかすでに予約が各店舗で始まっております。正式な販売開始は10月13日です。
今回のQuest 2発表と同時に「Rift S」の発売が2021年で終了することが合わせて発表されていますので、フェイスブックさんとしてはスタンドアローン路線へ注力するみたい。一方でVR向けPCとQuestをUSB 3.0ケーブルで繋いでPCVRHMDとして使える「Oculus Link」がいよいよ正式リリース(これまではβ版だった)ということで、マジでQuest路線へ舵を切るみたいですね。
今はVALVE INDEXとかHP REVERBとかハイエンドで手頃なPCVRHMDも多く出回っていますので、ここで棲み分けをしていく展開になりそうです。それにしてもQuiest 2、日本でマジでバカ売れしそうですねえ……!!