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バンダイナムコエンターテインメント、XR技術などを完備した新拠点 「MIRAIKEN studio」(未来研スタジオ)をオープン

株式会社バンダイナムコエンターテインメントは26日、xR 技術、リアルタイムモーションキャプチャを完備、巨大 且つ 高画質な LED ディスプレイ4 面ステージを常設した、次世代のエンターテインメントを創造・発信する拠点「MIRAIKEN studio」をバンダイナムコ未来研究所(本社)に自社スタジオとしてオープンしました。

バンナムさんによる新たなアプローチ。様々な可能性を携えた「MIRAIKEN studio」がオープン

日本におけるモーションキャプチャー技術シーンにおいて大きな足跡を残してきたバンナムさん。BanaCastを始めとする展開はまさしく高品質な3Dモーキャプ技術を牽引している存在であるといます。そんなバンナムさんが新たに立ち上げたのが「MIRAIKEN studio」です。

公式サイト:https://miraikenstudio.bn-ent.net/

設立の背景として、コロナ禍におけるエンターテインメントの重要性や IP(知的財産)がきっかけとなり生まれるコミュニティの力を再確認したことで、オンラインエンターテインメントを強化していく必要性を感じた、とのことです。重みがあるなー。

実はバンダイナムコグループさん、今年4月に「IP を軸により一体となり、幅広い出口を相互活用した連携・拡大を図ること、顧客の新たな価値観に対応したエンターテインメントの創出やデジタル対応を強化していくこと」を目的に「トイホビーユニット」と「ネットワークエンターテインメントユニット」を統合しています。これで新たなるIPコンテンツ制作にはずみがついた格好。「MIRAIKEN studio」をグループ内の新しい技術・アイディアを掛け合わせ、次世代の感動体験を創り出していくバンダイナムコグループ共創の場としても捉えているそうです。

「MIRAIKEN studio」

「MIRAIKEN studio」は、xR 技術、リアルタイムモーションキャプチャを完備、巨大且つ 高画質 LED ディスプレイを使用した 4 面ステージを常設したスタジオです。

今流行りの高画質LED!は A studio、B studio の 2 つで構成されており、A studio は壁と床の4面全てが LED で囲まれ、壁面には 4K 対応の高精細 2.6mm ピッチ LED を使用することで、ゲーム動画などの映像資産を美麗に映し出すことが可能。また、同社が運営するさまざまなバーチャル空間やゲームやライブ素材等と合成・拡張するシステム「LEDxR」を掛け合わせることで、バーチャル空間内に現実世界の演者が入り込む新たな演出が可能となる、としています。

B studio はモーションキャプチャ撮影やスチール撮影、ラジオ収録などマルチな用途を想定。モーションキャプチャ撮影時に A studio と連動させることで、リアルタイムでアクターの動きを A studio のキャラクターに反映することができ、出演者とキャラクターとのコミュニケーション演出を実現します。至れり尽くせり!

さて、オープン初日の26日には「MIRAIKEN studio」オープンを記念した MIRAIKEN studio Opening Ceremonyが開催されました。上記がオフィシャルのダイジェストムービー。これは……、上野映像を見るだけでもくっそヤバいですね……!

ていうか! このセレモニーではあの天海春香さん(THE IDOLM@STER)がリアルタイム3Dで登場するという、バンナムさんじゃなければできない芸当を見せつけられてしまいました。さすがだ……。

今後もいろんな試みがこのスタジオから繰り広げられそう。今後に注目です!

記事提供:株式会社バンダイナムコエンターテインメント

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