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Diver-X、寝ながらの使用に最適化したVRデバイス「HalfDive」を発表

Diver-X株式会社は13日、世界初(同社調べ)となる、寝ながらの使用に最適化したVRデバイス「HalfDive(ハーフダイブ)」を発表しました。2021年11月6日から「Kickstarter」でのクラウドファンディングを予定しています。

発想の転換! 寝ながら使用することを前提にしたVRHMDが爆誕

なんかすごいの来た!

今回VRデバイス「HalfDive(ハーフダイブ)」を発表したDiver-X株式会社さんは今年3月創業、代表を務める迫田大翔さんは慶應義塾大学在学中で、2019年未踏Jrスーパークリエータ、情報処理学会・中高生情報学研究コンテスト 情報処理委員長賞受賞、孫正義育英財団4期生、2021年度未踏IT人材発掘・育成事業に採択という、めっちゃくちゃ輝かしい経歴の持ち主であります。しかもめっちゃ若い……。

中学生の頃からRobocupへ参加している他、高校時は未踏ジュニアとして様々な研究を行うなど、八面六臂の活躍を続けているまさしくサラブレッド。そんな彼がここに爆誕させようとしているのが「HalfDive(ハーフダイブ)」です。

「HalfDive」は、従来のVRHMDの宿命であった「小型・軽量化に伴うハードウェア進歩の限定性」(半導体性能の向上に伴う解像度やトラッキング精度の向上など)を、寝ながらの使用に最適化し、完全据え置き型のデバイスとすることで重量・サイズと機能・快適性のトレードオフを克服、小型・軽量化の方向性では到達が難しい性能・機能と快適性を両立できることに着目しています。

この「寝る前提のデバイス」であるがゆえに実行できる大きな特徴として「圧倒的な視野角と映像美を実現する可変焦点機能にも対応した独自光学系」を上げています。

今のVRHMDは限られたスペースに工学系部品をしまう必要があるので、自ずとできることに限界があります。が! 「HalfDive」はそもそも据え置き型のデバイスが故にここの成約から開放されるとして、なんと合計10枚の非球面レンズを搭載。しみやフレア・映像の劣化といった既存のフレネルレンズを用いた光学系の問題を解消しつつ、最大約134度の超高視野角と鮮明な映像を両立できる光学系を実現しているそう。

また、スペースの制約が少ないことを生かし、可変焦点機能にも対応する予定です。なおこちらのIPD調整は上位機種で採用予定とのこと。

また、球体型のフォルムを存分に生かして頭全体を覆うことのできる合計4つのスピーカーを贅沢に採用し、没入感を追求しています。さらに、、、

据え置き型の筐体を生かし、以下のようなフィードバックを用意しているそう。ほおお、これは考えましたね!

【2基のファンによる風フィードバック】
頭部に搭載された2基のファンにより風フィードバックを行い、より没入感の高いVR体験を実現。静音モードも搭載することで着用者の快適性維持にも使えますよ。

【ワイヤーを用いた力覚フィードバック】
ワイヤーを用いた力覚フィードバックモジュールにより、VR空間内で物に触れる感覚や、剣で切った感覚、摩擦感などを表現。おおおお、なんかすごくIVRC的な発想の転換を感じます。

【エキサイターを用いた振動フィードバック】
エキサイターを用いた振動フィードバックもしっかりと搭載。振動へのアプローチは既存の商用HMD本体(コントローラーでは多くが実装しています)ではなかなかなので、ここも面白いですねー。

そして筆者が一番気になったのが「足コントローラー」です!

左右の足首の傾きによって、アバターの身体動作をエミュレーションし、寝ている状態であっても立っているのと同等以上の身体動作表現が出来る、としています。(足首の傾き具合に応じてしゃがむ、、など)
独自のドライバとエミュレーションにより、既存の全てのSteamVRコンテンツに対して互換性を保持しているとのことで、これは実際に体験してみたいですね。

なお、今回「ハンドコントローラー」については情報公開がされていませんが、、9月末に予定しているyoutube配信で情報公開を行うそうです。

筐体側面には拡張モジュールを接続する為のRJ45端子とねじ穴があり、力覚フィードバックモジュールや今後発売予定の感覚フィードバックモジュール・無線通信モジュールなど、拡張性も考慮されています。さらにモジュールの設計や通信プログラムはオープンソース化予定だそうです。

プレスリリースでは

布団に入ったまま学校に行きたい、仕事を終わらせたい。誰しも一度は考えた事があると思います。
HalfDiveは、人が寝ながらという基底状態にいながらにして最大限の生産・体験ができる未来を実現します。完全据え置き型という時代に逆行した、寝ながらに最適化しているからこその長所を最大限に生かし、これまで小型化軽量化のトレードオフの中で切り捨てられきた多くの機能やインターフェイスを実装し、新たな体験を生み出すことを目指します。

と宣言されており、これはマジでガチなチャレンジを仕掛けるみたいですね。

今回の発表ではシードラウンドでの資金獲得や、NPO法人バーチャルライツとの提携も発表されるなど、着実に階段を歩かれているご様子。さあ、まずはハンドコントローラーの発表と、クラウドファンディングの行方に注目していきたいところです、以下公開スペック!

スペック

自由度:4.5dof
光学系:超美麗映像を実現できる、合計10枚の非球面レンズを用いた独自の光学系(可変焦点機能に対応)
最大視野角:水平約134°
解像度:片目1600x1440px 両目3200x1440px
リフレッシュレート:90Hz以上
ダイアル式物理IPD調節:58-82mm
オーディオ:4つのスピーカーを用いた没入型サウンドシステム
マイク:単一指向性コンデンサマイク
コントローラ:両手・足コントローラ
トラッキング:LightHouse対応・足コントローラよるアバター動作エミュレーションシステム
カメラ:キーボードオーバーレイシステム
インターフェース:DisplayPort1.2・USB2.0/3.0・3.5mmオーディオジャック・12V電源・RJ45(I2C:モジュール接続)
プラットフォーム:SteamVR完全対応(OpenVR・XR)
SDK:Unity(VRchat専用機能あり)・UnrealEngine
KickStarterでの価格:ベーシックモデル(8万円程度)、フルセット(12万円程度)、可変焦点機能対応モデル(40万円程度)
*ベーシックモデル:力覚・風フィードバックモジュールなし、振動フィードバックモジュールあり、キーボード用カメラあり、手コントローラあり、足コントローラなし
*製品仕様・価格は予告なく変更される可能性があります。

この「4.5DoF」という自由度表現が新鮮! 想定価格もベーシックモデルで8万円程度となかなかお手頃感が出ています。果たしてどんな展開が待ち受けているのか、期待です!(K)

記事元:Diver-X、世界初!寝ながらの使用に最適化したVRデバイス「HalfDive」を発表 -ゲーム及び寝ながらの作業用途でコンシューマー展開を目指す- -PRTIMES-

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