株式会社アルファコードは28日、初期費用無料で、スマートフォンと市販の360°カメラがあればワンストップで簡単にVRコンテンツを製作・配信し、収益化できる空間プラットフォームSaaS「Blinky(ブリンキー)」を2019年6月に開始したことを発表しました。
ビジネスを前提としたVRプラットフォームが新たに登場!
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アルファコード、VR技術を用いて直感的な操作で立体音響が製作できるシステムを開発
株式会社アルファコードは14日、これまでに培ったVRの知見を活かし、VR技術を用いて直感的な操作で立体音響(※)を製作できるシステムを開発したことをを発表しました。 アルファコードがこれまで培ってきた ...
先月はVR技術を活用した立体音響システムについてご紹介させていただきましたが、ここでもワードとして登場していたのがVRプラットフォーム「Blinky」です。
只今こちらのシステムは、音楽座ミュージカルの「グッバイマイダーリン★」で導入されておりまして、物語の重要なシーンで活用されているそうです。今後はアルファコードさんのの空間プラットフォーム「Blinky」の機能として追加され、誰でも簡単に立体音響でコンテンツ製作ができるようになるそうですよ!
そう! この「Blinky」がいよいよサービスインした、というのが今回のご紹介であります。
アルファコードさんはこれまでにBtoB向けのVRコンテンツ製作を行っていましたが、Blinkyはそのノウハウを落とし込んだ発展形、とのこと。今回スタートした「Blinky」を利用することで、誰もが簡単にVRを作れ、その日からビジネスに使える、としています。
大きな特徴が、Blinky上で作成したVRコンテンツを「再販」できることにあります(要「Blinky Pro」への申し込み。初期費用無料、月額15,000円、現在初月月額無料キャンペーン中)。価格も自由に設定することができる他、サービス内に専用の編集ソフト「Blinky Editor」も完備されているので、動画やテロップの挿入、音やリンクなどを空間に配置することができるそうです。
対応するコンテンツ視聴方法も、VRHMD、スマートフォンやダブレット、PCと幅広くなっており、間口が広くなっているのも大きな特徴です。現在は
- スマートフォン(iOS / Android)
- PC
- Windows Mixed Reality
- Pico G2 4K
- Pico G2
- Pico G2 Pro
に対応。また今後は
- Microsoft HoloLens
- Oculus Go
- Mirage Solo
への対応も予定されています。
BlinkyのVR空間内を本格的に編集したい場合は「360度カメラ」「Windows Mixed Reality 対応PC」「Windows Mixed Reality 対応HMD」が必要ですが、これらを揃えればHMDを装着した状態で高度な編集ができるそうですよ!
今後は、コミュニケーション機能の追加や、匂いや触覚を検知できるデバイスと連動させ、現実の情報をVR空間内に持ち込んだリアリティのある体験を提供する……などを予定されているそう。
VRコンテンツの再生アプリ「Blinky Player」には、すでに各社のチャンネルが公開されておりまして、その一つ「blinkynewsジャパン」では、話題の現場や地域行事といった様々な現場を体験することができるそうです。詳しくは下記のQRコードからどうぞ!
現在様々なVRプラットフォームが稼働していますが、動画ベースのVRプラットフォーム、かつ様々な編集機能を備える、というのはなかなか特徴的です! 今後このサービスからどのようなコンテンツが生み出されていくのか、期待したいですね!
記事元:初期費用無料で、誰でも簡単にVRコンテンツを製作・配信・販売できる空間プラットフォームSaaS「Blinky」を開始 -PRTIMES-